先日新しいミニPC「LIVA Z」を購入しました。(レビューはこちら)
LIVA Zは標準でeMMCのストレージを備えていますが、SSDに比べイマイチ速度が出ず不満。
ということで、M.2形式のSSD「TS120GMTS420」を購入してきましたので、LIVA Zに搭載しベンチマークレビューをしたいと思います!
M.2 2242型の小さなタイプですが、公式スペックはシーケンシャルリード最大560MB/s、シーケンシャルライトは500MB/sという高いアクセス速度を誇ります。
さて実際の速度はどうだったのか?さっそく試していきましょう!
形状点検
TS120GMTS420はM.2 2242(幅22.0mm、長さ42.0mm)となる小型のM.2 SSDです。
ハイスペックなM.2 SSDはだいたい80mmの2280型となります。2242は極小PCや11インチ以下の小型ノートPCで採用されることが多いです。
接続インターフェイスはSATA 6Gb/s。素子はTLCです。
取り付け
先日購入したLIVA Zに取り付けてみましょう。
裏ブタを開けるとM.2端子があります。端子部分の切り欠きを合わせて挿し、押さえて水平にしたらネジ止めします。これで完了!非常にカンタン。
ベンチマーク
さっそくベンチマークを取ってみましょう。
ちなみに今回のベンチマークマシンはLIVA Zで、CPUがPentium N4200と少々非力なものを使います。もしかしたらCPUがボトルネックとなってSSDの性能を引き出せていないかもしれませんので、その点はご了承を。(可能性は低いですが)
で、こちらが結果。
CPUがボトルネックになっているのか、少々公称値より下回ってしまっていますが、メインパソコンとしても十分な速さを達成しています!
標準のeMMCからはほとんどの数値が2倍以上の伸びを示しています。シーケンシャル、ランダムアクセスともに大きくパワーアップです。
Windowsの動きもさらにサクサクになりました!標準のeMMCではテンポが悪かった重いアプリケーションの起動も、だいぶ早くなりました。
Officeもダブルクリックしてすぐにタイトル画面が現れるようになりました!
機会があったら高速なメインマシンに積み込んで、公称値に近づくかどうかも検証したいと思います。
これが全開でなはい可能性があることだけご承知おきのほどを。
WTS的まとめ
LIVA Zは標準でもサクサク動きましたが、MTS420のお陰でさらにワンランク速くなりました。
スタートメニューのポップアップ、Officeの立ち上がりが非常に反応良くなっています!LIVA Zを常用する、メインマシンとして使いたいという人は、このM.2への載せ替えを考えてみてもいいですね。