こんにちは、太田アベル(@LandscapeSketch)です。
イヤホン、マウス、キーボードなどなど、さまざまな機器を無線でつなぐことができるBluetooth(ブルートゥース)規格。
その最新バージョンである「5.0」に対応した極小のUSBアダプタがTP-Link「UB500」です。
執筆時点(2021/11月)ではBluetooth 5.0対応の機種はまだまだ少なく、保証があるのかどうかもわからないマイナーメーカーのものしか見つかりません。
その点、Wi-FiやBluetoothで非常に実績のあるTP-Link製という点も安心できます。なんと保証は3年も付いています!
さっそく使ってみましょう!
2022/4/14追記
UB500は全ての製品が同じMACアドレス(ネットワーク上で個体を識別する番号)が使われていることが確認されています。またメーカーからもその事実が発表されています。そのため、2台以上を近くで使うと、混線や使用不能に陥る可能性があります。ご注意ください。(100%全ての製品が同じなのか、同じロットの製品が同じなのかまでは、当サイトでは追跡できておりません)
TP-Link Bluetooth機器に関するよくある質問(文中ではUB400となっていますが、MacアドレスについてはUB500にも共通します)
- 親指の先ほどしかな極小サイズ
- 最新規格Bluetooth 5.0対応
- 高速で安定した通信
大きさ
大きさは14.8 × 6.8 × 18.9 mmという極小サイズ。
メーカーロゴが付いたシンプルな形です。
激安メーカーの製品はプラスチック部分がガタガタしていたり、すぐに割れたりするのですが、UB500はしっかりした固さ。何度も抜き差ししても、ガタつきはまったく感じません。
手のひらと比べるとこれほどの小ささ!抜いたときは無くさないように気をつけたい。
Windows 10 / 11でもすんなり認識
Windows 10を搭載したマシンに取り付けてみます。
差し込むと頭の部分が5mmほどしか出っぱりません。
取り付けたままカバンに入れられそうです。(※強く押されたり、引っかかったりすると故障する可能性があります。長く移動するときは抜いておいた方が安全です)
認識はすんなりで、特にドライバのインストールは求められませんでした。(Windows 10 / 11ともに)
そのままWindowsのBluetooth設定画面から、ヘッドホンと接続(ペアリング)ができました。
離れても切れにくい
Bluetooth 5.0にも対応したヘッドホン「Bose Noise Cancelling Headphones 700」と接続してみます。
いままではPC内蔵のBluetooth 4.0で接続していました。部屋の中にPCを設置し距離を取っていくと、家の玄関を出たあたりで途切れ始めました。(直線約7~8mほど)
次に、UB500に接続し直し、距離を取ってみます。
今度は玄関を少し出て(3~4m)もまだ通信は安定しています。そのまま30歩ほど歩いてみたあたりで途切れ始めました。直線で15m以上はなれています。
体感では、倍ぐらいの距離で安定した通信ができています!
Bluetooth 5.0は通信速度の高速化はもちろん、接続範囲の強化もされています。規格の理論値では、見通し400mまでつながるとされています。
Bluetooth 5.0対応機器を揃えれば、ノートPCからかなり離れても、途切れずに音楽が楽しめそうです。
WTS的まとめ
極小サイズで最新のBluetooth 5.0を導入することができました。Windowsならむずかしいドライバインストールも必要なく、すぐに最新技術の恩恵を受けることができます。
価格も1,500円前後と非常にお手ごろ。
Bluetooth 5.0対応機器を購入する際は、ぜひレシーバーをUB500にし、快適な無線環境を作りたいですね!
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