軽く薄く強い!ハードに持ち運ぶならこのノート ThinkPad X1 Carbon (2015)レビュー

どうも太田アベル(@LandscapeSketch)です。

今日はレノボから販売中の薄型軽量ノート、Thinkpad X1 Carbonがお借りできましたので、レビューしますよ!ちなみにX1 Carbonのレビューは2回目になります。(以前の機種のレビューはこちら)

とはいえ、ThinkPad X1 Carbonという名前は同じですが、今回のモデルはBroadwell世代のCore i7を搭載。前世代よりグラフィック能力などが格段に上がっています。

14インチのモニタを備え、わずか1.3kg。ザクっとカバンに入れ、ハードに使用できるグッドバランスな一台!

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スペック

今回のレビュー機のスペックです。カスタム設定となるCore i7-5600Uを搭載した最上級グレードとなります。

項目 スペック
OS Windows 8.1 64-bit
CPU Intel Core i7-5600U (2コア / 4スレッド)
メモリ 8GB
メモリスロット (空きスロット) 0 (0)
グラフィックス Wide viewing angle & High density FlexView Display 2560×1440 (2560×1440@60Hz)
グラフィックス Intel HD Graphics 5500 (Lenovo)
ストレージ SSD 512GB
光学ドライブ なし
ディスプレイ 14インチ
解像度 2560×1440
ポート類 Lenovo OneLink x 1、miniDisplayPort x1、HDMI x1、イーサネット拡張コネクター、マイクロフォン・ヘッドフォンコンボジャック
Bluetooth あり
無線LAN(Wi-Fi) 802.11
有線LAN なし
サイズ 約331.0 x 226.5 x 13.5-17.72mm
重量 約1.31kg

変わらぬ薄さと軽さ

まずは外観。いつもどおり、センスの良いつや消しの落ち着いたブラック。サラッとした手触りです。この質感が好きでThinkPadを選ぶ人も多いでしょう。

ThinkPad X1 Carbon 2015 Review 001

そして約1.3kgの軽さ。片手ですっと持ち上げられ、気軽に持ち運ぼうという気にさせます。

ありえないほどの強度を持つカーボンボディ

パソコンだろうがなんだろうが乱暴に使う人、いますよね。ThinkPadはそんな武闘派なビジネスマンが使っても平気な耐久力が自慢。

X1 Carbonはこの薄さで大丈夫なのか?と気になりますが、丈夫さは厚いThinkPadに引けを取りません。

ThinkPad X1 Carbon 2015 Review 021

その名の通り、この薄さでも十分な強度を得るために「カーボン」が使われているのです。

カーボン素材といえば布のように薄く軽く、しかし鉄より丈夫というのがウリ。大型航空機やF1マシンで使われていることで有名です。

そんなカーボンですが実はグレードがあるのです。
X1 Carbonが採用しているのはF1マシンさえもを上回る最高級クラスのカーボン素材。炭素繊維強度プラスチック(CFRP:Carbon Fiber Reinforced Prastic)を天板に採用しています。

アルミの板がへこむほどの鉄球をぶつけても、X1 Carbonなら大丈夫!(公式ブログより

さらに本体内部にはこれまた強靭で軽いマグネシウム合金の骨格が入っています。外側、内側両方で強度を生み出しています。

起動が速い!

使い勝手に行ってみましょう。

まず気づくのは起動の速さ!高速SSD搭載でとにかく起動が速いです。電源が完全に切れた状態からでも20秒足らずで操作可能に。

ThinkPad X1 Carbon 2015 Review 016

Windows8との組み合わせでスリープ状態からの復帰はわずか数秒。瞬発力は外回りのビジネスではとても大切な条件です。

文字がくっきりと見える2560×1440のモニタ

今回のモデルは最上級ということで、2560×1440ピクセルもの解像度を誇るWQHD IPS液晶を搭載。この大きさでありながら十分な作業空間を提供してくれます。

ドットは画面に目を近づけてなんとか見えるほどの小ささです。文字もなめらかでとても読みやすい。

ThinkPad X1 Carbon 2015 Review 015

IPS液晶は深い色合いで 、きつい角度から見ても色バケせず使いやすいですね。写真やデザイン作業でも十分に応えてくれるでしょう。

増設、バッテリー交換はできない

裏面はフラットになっていて、手軽に開けられるフタはありません。メモリ交換も不可能ですので、大容量メモリが欲しい場合は注文時に機種を選ぶ必要があります。最大は8GBですね。

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バッテリー交換もできません。長時間外で使用する際はアダプタを持っていく必要があります。アダプタは小型なのでカバンのスキマにはいります。

WTS的まとめ

ということでまずは外観、性能面の使い勝手を見てみました。

この薄さなのに持った感じは非常にガッシリとしていて、「硬い」とすら感じます。

機能は余分なものがなく、足りない部分もありません。贅肉のない引き締まったからだと言えるでしょうか。

次回はThinkPadのもう一つのこだわりである入力装置(キーボードとタッチパッド、トラックポイント)について詳しくレビューしていきます。