こんにちはWindowsマシンならThinkPad押しの太田アベル(@LandscapeSketch)です。こんにちは。
今日は軽くて薄くて強くてさらに速いと評判のLenovo ThinkPad X1 Carbonをレビューしますよ!
14インチのモニタを備え、薄さ1.8cm、軽さ1.36kg。
カバンに気軽にいれて持ち運べる本格ビジネス用ウルトラブック。
MacBook Airとほぼ変わらぬ薄さ
まずは外観。
いつもどおり、センスの良いつや消しの落ち着いたブラック。
この大きさと形で、どうしても比べたくなってしまうのがMacBook Air。X1 Carbonは形も大きさもよく似ています。
大きさも
薄さも
横からの薄さも似ていますね。
実際の大きさは331(幅) × 226(奥行き) × 8(先端)~18.8(後端)(厚さ)ミリとなっています。
ただ、ほとんど同じ大きさでありながら、X1 Carbonは14インチのモニタを搭載。Air 13インチよりわずかに大きなモニタです。
ThinkPad X1 Carbonの質感
ThinkPad X1 Carbonには全体的にしっとりさらっとした表面加工がされています。
この加工がX1 Carbonのキャラクターをたたせ、Airよりもシックで静かな雰囲気を醸し出しています。非常にうまい演出かなと感じます。
見た目より軽く感じる1.36kg
持った感じは「軽い!」
黒くて普通の14インチのサイズノートなので、見た目は重そうな感じですがスッと持ち上がる軽さ。実質1.36kgと雑誌2冊分ほどの重さですから、カバンに入れてもまったく苦になりません。
女性でも片手で支えられる軽さです。
起動が速い!
使い勝手に行ってみましょう。
まず気づくのは起動の速さ!高速SSD搭載で起動が速いです。
Windows8との組み合わせでスリープ状態からの復帰はわずか数秒。ディスプレイを開けたと同時にログイン画面が出ています。
すばやく表示したい外回りのビジネスではとても大切な条件です。
通常の起動もかなり速い
Windows8で高速起動の条件となるUEFIを搭載していますので、電源を入れてから画面が出る時間も短いのです。
電源ボタンを押してからデスクトップ画面が表示されるまでをストップウォッチで測ってみたところ、9秒~12秒ほどでした。バッテリを持たせるために電源を完全に落としていても、作業にすぐ取りかかれます。
ありえないほどの強度を持つカーボンボディ
ハードで乱暴でぶつけまくり落としまくり投げまくりな使用環境を想定しているThinkPadシリーズ。(投げはしないか)
X1 Carbonは「この薄さで耐えられるのか?」と気になります。
そう、この薄さでも十分な強度を得るために「カーボン」が使われているのです。
カーボン素材といえば布のように薄く軽く、しかし鉄より丈夫なのが特徴。大型航空機やF1マシンで使われていることで有名です。
そんなカーボンですが実はグレードがあるのです。
X1 Carbonが採用しているのはF1マシンさえも上回る最高級クラスのカーボン素材。炭素繊維強度プラスチック(CFRP:Carbon Fiber Reinforced Prastic)を天板に採用しています。
アルミの板がへこむほどの鉄球をぶつけても、X1 Carbonなら大丈夫!(公式ブログより)
さらに本体内部にはがっしりとして、しかも軽いマグネシウム合金の骨格が入っています。ここもまた丈夫さと軽さの両立に役立っています。
X1 Carbonのモニタ
ThinkPad X1 Carbonは、14型ワイドの液晶ディスプレイを搭載し、解像度は1600×900。
この大きさでありながら十分な作業空間を提供してくれます。