どうも太田アベル(@LandscapeSketch)です。今日は久しぶりに音響ネタです。
スウェーデン生まれのおしゃれなイヤフォンメーカー「Sudio」から、体験品をお送りいただきましたのでレビューしてみますよ!(当サイト限定クーポンあり!)
めずらしいフラットタイプのケーブルがからみにくく、こだわりのディテールが美しい。高音質ヘッドホン「VASA(ヴァーサ)」です。
箱からしてオシャレ
さて国外から発送されたにも関わらず、1週間ほどで手もとに到着。イヤフォン本体が大きく印刷された、高級感のある箱ですね。カラーはブラック&ローズゴールドです。
イヤフォン本体、専用の本皮ケース、イヤーキャップの取り換え品が入っています。
イヤーキャップは4種類の大きさがあり、耳の大きさに合わせてカンタンに取り替え可能です。僕は下から2番めのものが合いました。
耳によくフィットして抜け落ちにくいです。
フラットタイプのケーブル
イヤフォン本体はめずらしいフラットタイプのケーブル。
細いケーブルだとすぐにグルグルにからまってしまいますが、フラットタイプは平たく弾力もあるのでからまりにくいのもGood!さらに丈夫さもあります。
メタル部分はローズゴールドで、もちろん金属製。ポリッシュで磨かれてキラキラと光り、かなり高級感があります。黒との対比が美しい。
ちなみにVASAシリーズは4色展開。
- ブラック&ローズゴールド (今回のレビュー品)
- ホワイト&ローズゴールド
- ブルー&ゴールド
- ピンク&ゴールド
ブルーやピンクも主張し過ぎない良い色ですね。スーツから普段着まで合わせられそう。
音もいいぞ!
重要なのは音ですね!さっそく聴いてみました。
聴いたのは以下の曲。
- クラシック(Dvorak – 交響曲第9番 新世界より)
- ジャズ(Woman The Best Jazz Vovals)
- ロック(Red Hot Chili Peppers – By the Way)
- アコースティック・ギター(Rodrigo y Gabriela – 9 Dead Alive)
- ポップ (Katy Perry – Teenage Dream)
全体的に中音~低音が特徴的に出てきます。とはいえバイオリンなどの高音楽器パートでもよく追従してきて、高級機なりのサポートレンジの広さを感じます。
総合的な音としては(ぼくの耳の感じなのでうまく伝わらないかもしれませんが)、やさしい音にまとめられています。
モニター系ヘッドホンのような一音一音を完璧にバラしてくるような音ではなく、全部の音をふわっとまとめた、ふくらみのある音質。単純にぼかしてあるわけではなく、楽器も聞き分けられるよく調節されたまとまりのある音です。
高音パート、低音パートが激しく入れ替わるジャズやクラシックでも歯切れよく、破綻しません。
また、Rodrigo y Gabrielaのアルバムは、デュオの中間で録音されたような曲となっていますが、実際の二人の位置関係がよく聴き取れます。とてもリアル感あり。
ただ、再生機側でバスブーストなど低音を強調するモードになっていると、かなり低音が強く出てきてしまい、高音域がほとんどツブレてしまう印象です。イコライザーは低音をほどほどにして、高音をやや強めに出すと透明感が出てきていいなと感じました。
ケースはちょっと小さいかな
本革で高級感のあるケースが付属します。厚みがあり、しっかりしています。ステッチは白で落ち着いています。
ただ、ちょっと小さい感じです。ケーブルをていねいに小さく丸めないと入りません。フラットケーブルで弾力があるので、なかなかうまく丸められないのもストレス。
新品の時には下のようにきっちりまとまっていますが、自分で丸めるとなると・・・かなりむずかしい。
けっきょくある程度丸めて入れて、はみ出した分はグイグイ押しこむというチカラワザになってしまいます。ごめんなさい不器用で。
せっかくの純正ケースなので、サッと丸めてポンとしまえるように、もう1~2cmほど余裕があればいいなと思います。
WTS的まとめ
総じて質感の高い、いい感じのイヤフォンです。明瞭でやわらかな音が仕事の疲れを癒やしたい時によく合う!ケースに入れればポケットにもスッと入りますから、持ち運びもベンリ。ただ革はすべるので落とさないように注意!と自分に言い聞かせてみる。