どうも太田アベル(@LandscapeSketch)です。
Windowsの操作方法を教えることや、画面の説明をするというのは非常にむずかしいものです。
例えば「右上のバツボタンで閉じる」という、使い慣れている人には常識的な操作でも、パソコン初心者にはわからないものなのです。
わかりやすくするためには画面の図を入れるのがベストなのですが、Print Screenとペイントアプリでは非常に手間がかかりますし、キレイにできません。
そこで!今日はSOURCENEXTから発売されている、高機能キャプチャソフト「スグレモ 撮画ツール」を使い、画面の撮影(キャプチャ)がどれほど楽になるのかをレビューしていこうと思います!
新発売のスグレモ撮画ツール 5
スグレモ 撮画ツールは、最近メジャーアップデートされバージョン5となりました。編集機能や撮影機能が大幅にパワーアップしています。
ソースネクスト内でもかなりの人気商品のようです。
まずはウィンドウの撮影
何はともあれ、まずはウィンドウの撮影してみます。
撮影の開始は、メインウィンドウの上部にある「カメラボタン」から行えます。標準では「画面全体を撮影」となっていまして、見えている画面まるごとが撮影されます。
もちろん全画面だけではありません。
現在アクティブなウィンドウだけを撮影する「アクティブウィンドウを保存」、指定したウィンドウや、ダイアログボックスのみを撮影する「ウィンドウ選択」など、7つのモードがあります。
- 画面全体
- デスクトップ全体
- アクティブウィンドウ
- ウィンドウ選択
- 矩形領域
- 楕円領域
- フリーハンド
モードはカメラ横のリストからすぐに変えられます。
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それぞれの撮影方法の違いを動画で撮ってみました。
時間を遅らせるタイマー撮影
時間を遅らせて取る「タイマー撮影」も可能です。
これが活用できるのは、例えば右クリックメニュー。右クリックしつつ撮影ボタンを左クリックなんて、アクロバティックな操作はできませんから、このタイマー撮影が役立ちます。
撮影ボタンを押したあと、タイマーが始まるので、ゆっくり操作して待っていればOK。メニュー等もしっかり撮影できます。
カンタンな編集も可能
カンタンな操作で文字を入れたり、矢印や手書きを入れることができます。単純な画像を、よりわかりやすく加工できます。
ただ、それぞれの編集は1回カーソルを離すと固定されてしまい、手軽な再移動ができせん。やり直しのみが可能です。(やり直しはかなりの回数可能です。ただし保存したあとはやり直しできなくなりました)
矢印を描いたあと「あとから移動したいな」と思っても、消すこともできません。「やり直し」でさかのぼるしかないようです。次のバージョンでは再移動も簡単になるといいな、と感じました。
とはいえ手軽に文字や印が書き込めるのは非常に役立ちます。
印刷や撮影がむずかしいホームページもカンタンに!
ホームページ(ウェブサイト)は、印刷すると大きくズレてしまったりします。また、一部分をワードやエクセルにはろうと思っても、うまく撮影する方法はありません。
そこでスグレモ 撮画ツール。
必要な部分だけを素早く撮影し、すぐにワードやエクセルに貼り付けられます。また画像なので印刷すれば見たまんま印刷できます。資料やマニュアル作りに役立ちますね!
きめ細かな設定
操作はかなりカンタンで、マニュアルと熟読せずとも、誰でもすぐに使えるほどです。
さらにスグレモ 撮画ツールは設定項目も非常に充実しています。
ファイル名や画像を出力する場所、「カシャッ」というシャッター音を出したり、マウスポインター(マウスカーソル)をキャプチャすることも可能。
ファイル名は単純な連番だけではなく、自分独自の文字を入れたり、撮影日時を入れたりなどあとから使いやすい文字に設定できます。
ショートカットも充実
いちいちマウスをスグレモ撮画ツールのアイコンに持って行き、撮影ボタンを押すのはめんどうです。何十回も撮影するならショートカットを活用しましょう!
標準ではアクティブウィンドウの撮影は Crtl + F8 に設定されています。Ctrl(コントロールキー)を押しながら、F8ボタンを押せば、すぐにアクティブなウィンドウが撮影できます。
これで大量のキャプチャでも素早く、最小限の労力で撮影できます。
WTS的まとめ
ウィンドウキャプチャソフトはフリーソフトでも多く出ていますが、どれも操作にヒトクセあるものばかりで、なかなか使いやすいものに出会えません。スグレモ 撮画ツールはさすがに有料なだけあって、見たまますぐに使い出せる設計です。
使いやすいキャプチャソフトを探していたら、試してみてください。