先日購入した新しいNAS「QNAP TS-451+」のレビューです。
どうも太田アベル(@LandscapeSketch)です。先日購入した、新しいQNAPのNAS TS-451+についての継続レビューです。
NASは常時動かしておくものですから、一番怖いのは停電。
特に冬は暖房を多く使いますので、ブレーカーも落ちやすくなります。複数ディスクで安全性を高めているNASといえど、いきなりの電源切断は非常に危険!ディスクが一度に複数台壊れたら、データはそうそう復活はできません。
ということで、今日はUPS(無停電電源装置)をとりつけ、ブレーカー落ちや自然災害での停電にも備えていこうと思います。
お安く確実なUPS
UPSは比較的大容量でお手頃価格なCyberPower CP550。蓄電容量は550VA。最大330Wを出力することができます。
このくらいの容量ですと他メーカーでは12,000円前後になるのですが、CP550はAmazonで7,200円ぐらいと比較的お安いのもいい。
大きさは厚さ10cm、幅20cm、奥行き30cmほどです。スリムな棚にもなんとか収まる。中には大きな電池が入っているので、ずっしりと重い。でも男性なら片手でも持ち上げられるほどです。
USB連携
この機種でうれしいのは、低価格機種なのにUSB連携機能も付いていること。
ただし、保証されているのはWindows接続のみで、NAS用のソフトはありません。TS-451+で使えるのか、ちょっと心配でしたが・・・
接続してみたら見事、反応してくれました!
バッテリ100%の状態で、推定45分50秒稼働することができるようです。もちろん他の機器をつないでいれば、これより早く終了します。
停電時の挙動も設定できます。
指定時間(標準)5分停電が続いたら自動的にシャットダウンするモードと、auto-protection(自動保護)モードに移行するモードの2つがあります。
ちょっとモードが分かりにくいので調べてみました。
QNAP NASのUPSモード
まず指定時間(標準)5分停電が続いたら自動的にシャットダウンするモードは、指定時間を過ぎたらすぐに完全にシャットダウン(電源OFF)になり、そのあとは電源スイッチを押さない限り復帰しません。
つまり一度電源が落ちたら、人間が操作しなけれなならないわけですね。
次にauto-protection(自動保護)モードは、指定時間後にディスクなどを停止しいつでも電源が切れてもよい状態で待機します。そのあと電源が復帰すれば、自動で起動するモードです。
僕はauto-protectionモードにしました。僕の留守中にブレーカーが落ちても、家族の誰かが電源を復帰させれば、NASも復活してくれます。
WTS的まとめ
いくらRAIDを組んだNASといえど、停電による電気的ショックには無防備です。もちろんキャッシュメモリに乗っていてディスクに書き込まれていないデータは破損してしまいます。仕事用のNASなら、最低限UPSは付けておきたいですね。