パソコンを傷つけたくない!ネジを無くしたくない!大型シリコンマットが使いやすすぎた件

5.0
★ 当レビューの商品は筆者が自己購入したものです。

年間10台以上のパソコンを分解修理している太田アベルです。こんにちは。

パソコンの修理時に気になるのは以下のような問題。

  • 修理中のキズ
  • ドライバーなどの道具が転がっていく
  • 細かなネジを落とす

マグネット付きの皿などでネジの問題は対処しているものの、ドライバーが転がっていく問題には対処できません。

また修理中のキズも、下にプチプチを敷いて対処はしていますが、チカチカして見づらいですし、ガサガサと動くのでジャマになります。

そこで!

全体がシリコンでできた、大判の電子工作マット「TE-618 特厚作業マット 460mm x 310mm x 5mm 特大特厚」を買ってみました!

14インチクラスのノートPCを乗せても余裕がある幅46cmの大判。マグネットのネジ受け、同じくマグネット付きのツール置きまで装備。さらには、ハンダごてにも耐える耐熱500℃!

それでいてわずか1,800円の価格がうれしい!(Amazon。筆者購入時)

さっそくレビュー!

外観

一般的な電子工作マットは横幅30cmほどのものが多いですが、ノートPCを乗せるとギリギリです。15インチノートでは確実にはみ出します。

TE-618 特厚作業マットは幅46cm、高さ31cmの大きさがあり、A3用紙を2枚つなげたほどの広さ。

上部には多機能な区切りがたくさん付いています。機能については後述。

これだけの大きさでも非常に柔軟。丸められるほどやわらかいです。

 

14インチクラスのノートPCがラクに入る。写真はLenovo Chromebook Flex 550i。310 x 212 mm。

MacBookなど、天板がきれいなノートはキズも気になります。マットの表面はさらっとしていてやわらかいので、机からのキズを気にせず扱えます。

 

厚さは5mm。

フチはテーパー(ナナメ加工)が当てられ、カドになっていないので作業しやすい。

ご覧のように内側部分も1mmほど段差が付けられ、盤面にネジを置いてもバラバラと落ちることはありませんでした。

カッターでも容易には貫けないしっかりとした厚さです。もちろんハンダごての熱もすぐに下に伝わらず、安全度は高い。

機能

機能をチェックしていきましょう!

まずは上部のいくつかの区画から。

 

一番左はドライバー置き。ドライバーが置きやすい溝が切ってあります。

 

弱いマグネットが仕込まれており、実際に置いてみると軽くくっつきます。弱いので持ち上げるときに吸いついてくることはありません。机が揺れてもゴロゴロしないので、目障り度が激減!

なかなか絶妙な磁力。

 

ドライバー置きの上には小さな穴が多数空いています。これは精密ドライバーやピンバイスを差し込めます。

精密ドライバーは細くて、置くと持ち上げにくいうえに、見失いやすいですよね!立ててあれば確実に持ち上げられますし、太さもわかりやすい。穴の大きさもいろいろあります。

 

右側にはパーツ置きとネジ置き。

パーツ置きは3区画あり、種類ごとに放り込めます。

深さは4mmほどあり、小さなネジもしっかり保持できます。

 

右側にはマグネット式のネジ置き。

中央には強力な磁石が入っていて、ネジをしっかり捉えます。手を離すとパチッとくっつくほど強力。

 

マグネットがジャマになるときはカンタンに外せます。

 

一番手前には目盛りも入っていて、急に何かを測りたいときに便利。モノサシを出してくる手間が省けます。

 

フル装備状態にするとこんな感じ。

いままで転がってったパーツや精密ドライバーが、全部てもとに収まっていて、作業効率大幅アップ!

本当によく考えられています。

ネジをよく落とす人に本気でオススメ!

このマットを使ってみたら分かりましたが、いままでネジを落として探したり、ドライバーが落ちてイライラしたりとか、細かなムダ時間がすごく多かった!

ヘタすれば作業時間の1/3は、ネジを探したり、置き場所を探したりしていた感じします。

僕が度を超えた不器用だという点にも問題はありますが、こんなマット1枚で全部解決するとは思ってもいませんでした。

WTS的まとめ

やたらと道具を落とす人(自分)に、かなり有効です!

パソコンや電子工作だけではなく、プラモデルや木彫なんかにもいいかもしれませんね!

 

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