Parallels8から9でグラフィック性能は上がるのか?
Parallelsはグラフィック性能重視の仮想ソフトとして知られています。当サイトの検証記事でも、グラフィックは毎回Parallelsがトップの性能をたたき出しています。
今回は8から9へのバージョンアップ。7から8へはかなりの処理速度向上を果たしましたが、僕的には「Parallels8で限界ではないのかな?」と感じています。
Windowsを直に動かすBootCampと比較して80%近くの実行効率を実現するParallels。今回のParallels9の新機能にはもちろん「グラフィック性能向上」が含まれています。果たしてParallels8を上回ることはできるのでしょうか?
スペック
前回、前々回ではiMac(Early2008)を使ってきましたが、今回からはMacBook Air(Early 2012 CTO)を使用します。
MacBook Air(Early 2012)
| 項目 | スペック |
|---|---|
| CPU | Core-i7 2GHz (2コア 4スレッド) |
| メモリ | 8GB |
| グラフィック | Intel HD Graphics 4000 512MB |
| ディスプレイ | 1440 x 900 |
| OS | OS X 10.8.4 |
仮想PCのスペック
| 項目 | 割り当てスペック |
|---|---|
| CPU | 2コア |
| メモリ | 3GB |
| OS | Windows7 64bit |
| グラフィックメモリ | 1GB |
| 解像度 | 1024 x 768 |

ベンチマークソフト
3DMark 06(DirectX 9)
ParallelsはDirectX10にも対応していますが、MacBook Airの処理速度がほとんど追い付かず数値がまともに出ないため、3DMark 06を使用致します。
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