薄くてカッコいいゲーミングノートがやってきましたよ!どうも太田アベル(@LandscapeSketch)です。
HP(ヒューレット・パッカード)が送り出す最高峰のゲーミングパソコン、OMEN(オーメン)シリーズ。その最新型となるOMEN 15-5100を入手しました!
最新世代のnVidia 900シリーズを搭載しながらも、本体の薄さはそのまま。性能も所有欲も満足できる一台。
HP OMENとは
まずはブランドについて触れておきましょう。
いままでもHPは「ENVY(エンヴィ)シリーズ」で、ハードなゲームプレイに適したマシンを販売してきました。
しかしENVYはあくまで通常製品のハイパワー版という位置づけであり、ゲーム「も」可能なマシン、というウリ文句にとどまっていました。これではゲーマーには響きが弱いと言えるでしょう。
そこで新たに立ち上げられたゲーム専門ブランドが「OMEN(オーメン)」なのです。
omenは「前兆」や「兆し」といった、何かを予兆させるような意味合いです。単なるパソコンではなく、これから始まる激しい異世界を感じさせるマシン、という感じでしょうか。
すべてがゲームをプレイするためにデザインされ、高速・ハイパワーを約束するブランドなのです。
スペック
スペックを見ていきましょう。前代から大きく変わるのはGPU。5000はGTX 860Mを搭載していましたが、5100はGTX 960Mにバージョンアップ。4GBもの大容量メモリもポイント。
本体は最薄部15.5mmとまったく厚さを増さず、鋭さを保ったままです。
項目 | スペック |
---|---|
OS | Windows 8.1 64-bit |
CPU | Intel Core i7-4720HQ (4コア / 8スレッド) |
メモリ | 16GB |
メモリスロット (空きスロット) | – (-) |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 960M (4GB) |
ストレージ | SSD 512GB (PCI Express, M.2接続) |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | 15.6インチ IPS タッチパネル |
解像度 | 1920×1080 |
ポート類 | HDMI 出力端子※11×1、USB3.0×4 (電源オフUSBチャージ機能対応) 、Mini DisplayPort×1、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1 |
Bluetooth | あり |
無線LAN(Wi-Fi) | 802.11 a/b/g/n/ac |
有線LAN | なし |
サイズ | 383×251×15.5-19.9mm |
重量 | 2.15kg |
鋭すぎるボディ
ボディは前作15-5000からキープコンセプト。わずか15.5mmの異様なまでの鋭さ。
エッジは外に向かってひたすら薄くなり、先端部はわずか1mmほどしかありません。手が切れそうです。(切れません)
重量も2.15kgと気軽に持っていける重さ。
冷却
「こんなに薄いと、もしかしたら全然冷却ができなくて熱暴走もありえるのでは?」と考えてしましますが、そこは業界トップクラスのメーカーHP。しっかりと設計しています。
底面の半分から後ろは細かなトライアングル模様で、よく見るとすべてが通気口となっています。つまり底面の半分はすべてから吸気可能なのです。
気合が入る多数の演出
OMENは単なる薄型マシンにとどまりません。
エッジが効いた落ち着いたデザインにまとめられている感じがありますが、いざ電源を入れると、パームレスト左右、そして背面排気口がまるでジェットエンジンを点火したかのように赤々と光り、気分を燃え上がらせます!
キーボードにもフルカラーLEDが仕込まれており、コクピットに入ったような気分に。もちろん多少薄暗い場所でもキーをしっかりと打つことができるという、実用性もあります。
美しいディスプレイ
今回特に驚いたのはディスプレイ。
すごく明るいのに深い色合い!初めて見るとはっとするほどあざやかに見えるはず。タッチパネルにも対応する光沢液晶で、とても見やすく、デザイン作業にも威力を発揮しそうです。
ベンチマーク
さてではベンチマークへ行ってみましょう。
まずは3DMark。
テスト | スコア | グラフィックスコア |
---|---|---|
Fire Strike | 3977 | 4234 |
Sky Diver | 12773 | 13916 |
Cloud Gate | 16948 | 30389 |
Ice Storm | 85350 | 121905 |
Fire Stormは4000間近まで迫っており、グラフィックスコアは4200と超えています。十分なゲーム性能だと言えるでしょう。
他のテストについては全てなめらかで全く問題なしです。
FF14 エオルゼア
フルHD(1920×1080)+最高画質で6438の「快適」。
処理能力はデスクトップパソコン並みです。もちろんもう少し解像度を下げれば「すごく快適」になりますが、このままプレイしても問題ないなめらかさです。
ドラゴンクエストX
軽量なドラゴンクエストXは、フルHD(1920×1080)+最高画質でも当たり前のごとく12329の「すごく快適」
いっさい乱れのないなめらかさでした。
WTS的まとめ
ゲーミングマシンとして十分な性能を発揮しています。それにも増して極薄のボディ、とてもあざやかなディスプレイ、興奮を誘うLEDなど、性能以外でも所有欲が非常に満たされる一台に仕上がっています。
見た目にもこだわる人にHP OMENはかなり価値の高い選択肢になるはずです。
■価格やスペックについて■
価格やスペック、オプション品、キャンペーン等は記事掲載時点(記事の掲載日付は最上部に掲載)での内容となります。構成内容は予告なく変更、終了する場合がございます。ご購入前には必ずスペックと価格を再度ご確認ください。
■掲載ベンチマーク結果についてのご注意■
ベンチマーク結果は選択したスペックによって大きく上下します。また機材の入手時点(記事の掲載日付は最上部に掲載)での結果となりますので、掲載から時間が経っている場合はマイナーチェンジ等により数値が変わることがあります。
上記は入手した機材において個人的に計測したもので、メーカー公式発表ではありません。目安としてお考えください。