どうも太田アベル(@LandscapeSketch)です。
ついに発売日を迎えました!われらがVRゴーグル「Oculus Rift」の改良版、「Oculus Rift S」!
予約開始と同時にすぐに注文を入れ、発売日となる本日2019年5月22日に入手いたしました!時間がないので手短にファーストインプレッションをお届けします!
とにかくシンプルになった!
まずは何といっても構成が非常にシンプルに。本体とタッチコントローラ2個だけ!
前バージョンのCV1は、遊ぶとなるとまずOculus Rift本体のHDMIとUSBケーブル、センサーバー2本のUSBケーブル 2本の合計4本をつながなければならない。
さらにセンサーバーは1m以上の間隔をもって、なるべく平行に設置しなければならないと、日本の狭い住宅環境からするとかなり苦労する設計でした。
しかしOculus Rift Sは、本体に5か所ある外部カメラから部屋を読み取り、単体で空間を把握するのだ!つまりセンサーバー不要!とんでもなくカンタンになった。
頭へのフィット感もグンとアップ
CV1では頭上のベルト、左右のベルトを締め付けていく仕様で、これがなかなかコツが要りました。さらに開口部も狭く、幅広のメガネでは入らない場合も。
Oculus Rift Sはすべてが改善。まずメガネでもすんなり入ります。そして、オデコ部分と頭後ろについているクッション付きの固定具がイイ!
かぶって頭の後ろ側のダイヤルを回せば、ギュッとしまってしっかりフィット。とてもやりやすくなりました。
実は今回、製造をLenovoがやっているのですが、LenovoはMirageというシリーズでこのロック機構を採用してきました。僕は当初からこのカンタンさに感動し、Oculusもこうなったらな~と思っていました。本当になるとは思いませんでした。
性能も向上!グリッド感はほぼない!
さてでは大急ぎでゲームをプレイ。
Oculus Rift CV1をプレイしていた環境なら、ドライバのアップデートをするだけですぐに使えるようになります。ほぼ自動、すんなりで気持ちいい。
プレイしてまず大きく感じたのはグリッド感の消滅。
CV1ではプレイ中は気にならないものの、集中して目を凝らす場面では、画面全体を覆う網戸のようなグリッドに気づきます。このおかげで、なんとなくVR空間と現実の距離感を感じてしまったのも事実。
Oculus Rift Sはグリッド感はほぼ感じません。
画面全体がクリアで、すっきりしました。没入感がさらに上がりました。
また解像度も少し上がったのか、密度感が上がった感じもします。ここらは気のせいかもしれないので、後日検証します。
それに加え、頭の動きへの追従性も上がった感じです。
センサーバーがなくて大丈夫か?と心配はありましたが、むしろこの外部カメラ方式のほうが追従性がなめらかな感じもします。
その上センサーバーの「認識範囲」という限界がないので、単体でルームスケールにさえ対応してしまうというとんでもない進化!
いやいやいや、すばらしいです。
ゲームは過去のものが問題なくプレイできました。まだ2,3本しか試していませんが、すんなりとプレイできています。画面の異常など破綻はありません。
それよりも、センサーバーの範囲を外れて操作不能になるということがないので、快適すぎる!
WTS的まとめ
Oculus Rift S、素晴らしいです!DK2やらCV1を持っていた古くからのOculusファンにこそ、買ってほしい。
センサーバーの設置がないんですよ!?それでルームスケールですよ!?
もう感動しかないです。
Oculusを試す「関門」となっていた各種装置の設定が、一気に少なくなったので、いよいよ初めての人にもおススメできる良マシンとなりました!
さあ、買いましょう!(とは言ってもアマゾンは品切れ中。転売屋が高く売っているのでガマンして次回入荷を待ちましょう)
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