深い色と緻密な4K映像、RTX 2070が最高の没入感を生む!G-Tune NEXTGEAR-NOTE i5751 体験レビュー

今日はG-Tuneから発売された、15インチの4K 有機LE液晶、その解像度を支えるGeForce RTX 2070を搭載したゲーミングノートパソコン「G-Tune NEXTGEAR-NOTE i5751」を入手しました!

ひと目見ただけで印象付けられる、まるでプリントされた写真のような深い色合いと、ピクセル感がまったくない4Kによる映像で、ゲームがまるで現実のよう!

さっそく詳細をレビューしていきます!

  • 4K/有機ELを搭載した、超緻密で深い色合い
  • リアルタイムレイトレーシングに対応した最新GeForce RTX 2070
  • 没入感を高める超狭額ベゼル

記事中の商品/サービス

デザイン

デザインを見ていきます。

まず驚くのはそのコンパクトさ!

従来の15.6インチというと、B4用紙を二回りほどはみだすけっこうな大きさになりますが、NEXTGEAR-NOTE i5751ほぼB4サイズに収まる大きさです。

従来の同社15.6インチ ゲーミングノートと比べ、幅はおよそ31mm、奥行きは13.7mmの大幅削減に成功しています。

ディスプレイ周辺のベゼル(額縁)部分が従来より非常にスリムになっているので、この大きさが実現したのですね。

筐体は金属質で、メタリックなブラック。左側に小さめにG-Tuneのロゴが入っているのみで、ゲーミングノートとしてはかなり”おとなしい”デザインです。

 

とはいえ、側面や背面には大きくエアダクトが開いており、ただごとではないPCという雰囲気は十分にただよっています。

まるで写真!驚異の有機ELディスプレイ

ディスプレイに映像が映し出されると、まるで写真をそのまま見ているかのような深く鮮やかな色合いに、気持ちが吸い込まれます。

現実の景色を見ているかのような色合いと奥行き感。

 

黒い部分はビシッと漆黒に締まり、明るい赤は輝くのよう赤く、いままでのディスプレイの色表現とはまったく次元の違う深い色合いを感じます。

さらに4K-UHDの解像度を備え、4Kの写真を映し出すとどんなに目を凝らしてもピクセルを見分けることはできません。

風景の写真を映し出すと「まるで現実の窓から外を見ている」ような錯覚を感じるほどです。ゲームや映画の風景の息遣いや空気感のようなものすら伝わってきます。

 

このディスプレイで最新のリアリスティックなゲームをプレイしたら、現実との境目があいまいになってしまいそうですね!

キーボード

キーボードは10キー(数字キー)も備えたフルサイズタイプ。オーソドックスな配列で変則的なキーはないので、誰でもすぐに使い慣れることができそうです。

 

キーの深さもちょうどよく、長い文章でもラクに打つことができました。

10キーにコマンドや装備切り替えのショートカットが割り当てられるゲームがあります。白熱した戦いでも、10キーがあればすばやく正確に装備を切り替えられるでしょう。

 

キーボードはバックライトも搭載し、少し暗い場所でもしっかりと視認でき、作業がスムーズです。

タッチパッド

タッチパッドは1プレート+2ボタンタイプ。サラッとしていて、指のすべりは上々。反応も問題ありません。

 

というかこのタッチパッド、他の機種に比べて異様に指がすべります!なんなんでしょうこれは。恐ろしくなめらかで、摩擦を感じないのです。ちょっとおどろき。

まるでスマホやタブレットの表面をなぜているような感触。

以前タッチパッドでRTS(リアルタイム・シミュレーションゲーム)をプレイするツワモノの友人がいましたが、指が擦れて指紋がなくなっているという、とんでもない状態でした。当マシンのこのすべりなら、うまくいけば指紋が無くならないかもしれません。(笑)

 

分離したボタンがあるので、1プレートタイプに比べ正確なクリックが可能です。

特にゲームプレイでは正確なクリックが要求されますので、あえて2つのボタンを分離させている点も注目。ゲーミングマシン専門ブランドG-Tuneは、ゲーマーの要望をわかっているな、と感じます。

ポート類

ノート型ながらも、ポート類はデスクトップマシン並に多数装備されています。

HDMI、ミニディスプレイポート x2で、本体と合わせ画面出力だけでもなんと3ポート。標準で3画面の同時出力に対応しています。

USBは最新のType-Cポートも合わせ4ポートを装備。

ゲーミングマウスやコントローラなど、多数の機器を接続することがあるゲーミングマシンでは、このポート数は心強いところ。

静粛性

この薄さに強力なGPUを搭載したということは、熱がこもってさぞかしファンの音もひどいだろうな・・・と先入観がありましたが、通常時はかなりの静かさ。

テストで高負荷をかけたときにはさすがにファンの風切り音が出てきますが、最高潮でもファンの音は低音で、耳障りな高音はほとんどありません。

それでもGeForce RTX 2070を搭載するハイパワーマシンなので、ノーマルなパソコンと比べればファンの音量は大きい。気になるときはヘッドホンなどを併用して、ゲームに集中していきたい。

次はゲーミング性能を測るベンチマークです。

ベンチマーク

ここからはNEXTGEAR-NOTE i5751の総合性能をテストしていきます。

Passmark

CPU の性能を調べました。

ベンチマーク スコア
PassMark Rating (総合スコア) 4875ポイント
CPU Mark 14873ポイント

CPUはデスクトップのハイエンドマシンに迫る高スコアをマークしています。
動画や高度な写真編集を含め、ほとんどのソフトを快適に使うことが可能です。

3DMark

ゲームベンチマークとして、ほぼ業界標準となっている3DMarkにてテストをしました。

ベンチマーク スコア
Night Raid 25107
Time Spy 7349
Time Spy Extreme 3400
Fire Strike 17226
Fire Strike Extreme 8966
Fire Strike Ultra 4647

今回は上位のテストのみを行いましたが、FireStrikeまではかなりなめらかに動いています。ゲーム性能としてはフルHDでグラフィック設定「高」でなめらかに遊べるレベルに達しています。

重いゲームでもわずかに画質を落とせば、十分に60FPSを実現できそうです。

ファイナル・ファンタジー XV (FF15)

ファイナル・ファンタジー15は最新技術を多数使っていて、重めのゲームです。最新技術のサポートがどのくらいあるのかを確かめることができます。

設定 スコア
フルHD、高品質 7813(快適)

フルHDの高品質設定で快適判定です。十分な性能です。

VR Mark

VRの表示性能を評価するテストです。

ベンチマーク スコア 判定
Orange Room 7070 Super

判定はSuperとなっており、たいていのVRゲームは余裕を持って動かすことができます。

ベンチマークテストまとめ

フルHDならたいていのゲームがなめらかに、高画質でプレイ可能です!

ノート型でこれだけの実力を備えているのは、驚異的だと言えるでしょう。

スペック

今回紹介しているモデル:G-Tune NextGear-Note

機能 詳細
CPU Intel Core i7-9750H
CPUコア/スレッド数 6コア / 12スレッド
メモリ 16 GB
メモリスロット (空きスロット) 2 / 0
グラフィックス NVIDIA GeForce RTX 2070 (8 GB)
ストレージ 1TB HDD
ストレージ2 256 GB SSD (NVMe)
OS Microsoft Windows 10 Home (x64)
光学ドライブ なし
ディスプレイ 15.6インチ
解像度 3840 x 2160ピクセル
ポート類 USB 3.0 (背面×1、左側面×1、右側面×1)、USB Type-C (背面×1、右側面×1)、HDMI/ 背面×1、Mini DisplayPort/ 背面×1
有線LAN あり
サイズ 359×258×29.9 (折り畳み時/ 突起部含まず)
重量 約 2.5kg

 

WTS的まとめ

ノート型ゲーミングパソコンとして非常に高い性能を備えています!

とにかく4K 有機ELのディスプレイは圧巻。まるで印画した写真を見ているかのようで、初めて見ると、「これは写真が貼り付いているのでは?」と、思わず指でさわってしまいます。(タッチパネルではないのであまりさわらないほうがいいです)

現在割引キャンペーンも行っているので、ワンランク上のゲーミングノートを考えているのなら、ぜひ検討に入れたいですね。

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