どうもゲーミングパソコンが大好きな太田アベル(@LandscapeSketch)です。こんにちは。
コストパフォーマンスが高いG-Tuneのゲーミングマシンの中でも、一番手軽で購入しやすいNEXTGEAR-NOTE i5310。
ゲーミングノートは10万円を超えるものが普通ですが、i5310は89,800円(税別)からという非常に安価な設定が人気を集めています。
今日はNEXTGEAR-NOTE i5310の使い勝手をレビューします!
スペック
今回はCPUにCore i7-6700HQ、GeForce GTX 950M、SSDとHDDのツインドライブを搭載するゴールドモデル。
項目 | スペック |
---|---|
OS | Windows 10 Home 64-bit |
CPU | Intel Core i7-6700HQ (4コア / 8スレッド) |
メモリ | 16GB |
メモリスロット (空きスロット) | 2 (0) |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 950M (2GB) |
ストレージ | SATA 1TB |
ストレージ | SSD 250GB |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
ディスプレイ | 15.6インチ |
解像度 | FULL HD (1920×1080) |
ポート類 | USB3.0 x3、USB2.0 x1、HDMI x1、VGA x1 |
Bluetooth | あり |
無線LAN(Wi-Fi) | 802.11 b/g/n |
有線LAN | あり |
サイズ | 374×249.5×32.8 mm |
重量 | 2.5kg |
ちなみに最廉価となる89,800円の機種はCore i3-6100Hとなっていました。これでもミドルクラスのゲームなら十分対応できるでしょう。
硬質でしっかりしたボディ
直線的なデザインで硬質な感じを受けるボディ。
濃いめのグレーで塗装され、戦闘機のような雰囲気があります。
ディスプレイ
ディスプレイは15.6インチ。
IPSではないと思われますが(メーカー発表なし)、ディスプレイの色合いも濃く、見やすい。左右からみても色の反転や白っぽくなる現象はかなり少なく、なかなかよい液晶だと言えるでしょう。
キーボード
キーボードはフルサイズ。キーピッチも広く打ちやすいレイアウトです。10キーも備えています。事務処理はもちろん、ゲームのショートカットとして活用できそうです。
ただ文字キーボード右端と10キーとの間が分かれておらず、右シフトを押そうとして数字キーを打ってしまうことも数回ありました。もう数ミリ離してほしいところ。
キータッチは比較的軽めですが、しっかりクリック感があります。ちょっとプチプチした感触。
タッチパッド
タッチパッドは2つの物理ボタンを備えるタイプ。ゲームのような1クリックが大切なソフトでは、やはり物理ボタンのほうが使いやすいでしょう。ここはG-Tuneもさすがによくわかっている、と言えます。
ちょっと気になったのはタッチパッドのボタンが、周りのフチに比べて少し低い点。フチに指があたってしまい、ちょっと押し込みにくいと感じました。
ファンの音
ファンの音はゲーミングパソコンとしては普通です。静かでもなく、かと言って極端にうるさくもなくという感じです。
高回転になると「ザーッ」というような、アナログテレビの砂嵐(最近の人は知らないかも!?)のような音がします。個体差もあるでしょうが気になるときはヘッドホンなどを活用するのがベター。
豊富なポート
左右側面にたくさんのポート類を備えています。USBは4ポートもあり、ゲーミングマウス、ゲーミングキーボード、ハンドルコントローラーなどを同時につなげます。
もちろん画像出力もHDMI、VGAを備えていますので、その気になれば3画面出力も可能。
DVDドライブも搭載
DVDスーパーマルチドライブも搭載。DVDで提供されるゲームもまだまだあり、付いていると何かと便利です。写真や動画の焼き込み、バックアップにも活用できます。
ベンチマーク
今回は時間の都合で3DMarkのみ先にベンチマークを掲載します。
GTX 950MはミドルクラスのGPUとなりますが、全テストでしっかりとスコアが出たのが好印象。
シーン | スコア | グラフィックスコア |
---|---|---|
Fire Strike | 2800 | 3125 |
Sky Diver | 10540 | 10771 |
Cloud Gate | 14538 | 21128 |
Ice Storm | 74839 | 102217 |
ライトゲームテストとなるIce Stormでは処理落ちもまったくなく、十分になめらか。
2段目のCloud Gateでも大型のオブジェクトが横切る場面でたまに60fpsを切る程度で、なめらかです。
Sky Diverでは細かなパーティクルが舞い散る場面や、多数のオブジェクトが崩れる場面などでカクつきが見られました。最大重量テストのFire Strikeは全体的にガクガクしています。さすがに荷が重い印象。
WTS的まとめ
ライト~ミドルクラスのゲームを思う存分楽しめる、良いパッケージです。ブロンズグレードのCore i3ではもう少しベンチマークスコアは下がると思いますが、GPUは同じくGTX 950Mなのでグラフィック品質はそんなに落とさなくて良いでしょう。
最新の高グラフィックゲームはプレイしない、ライトゲームやブラウザゲームがメインという人であれば、十分すぎるポテンシャルがあります。
10万円を楽に切る買いやすい価格も見どころ。ぜひチェックしてみてください!