どうも太田アベル(@LandscapeSketch)です。
去年買ったフィリップスのディスプレイ(レビュー)があるんですが、ディスプレイの品質や色合いはいいのに足が超貧弱なんです!
かなり細くて、ちょっとした振動でもフラフラと揺れる、下部の電源スイッチを押すとおもいっきり斜めになる、どんなに調整しても完全に水平にならない(微妙に1~2度ぐらいナナメっている)という、なんとも頼りない足なんです。もはや設計ミスレベル。
あまりに使いにくいのでディスプレイアームに取りつけていましたが、アームでは机に固定されて移動できません。けっこう不便です。
そこで!VESA規格に対応した汎用のディスプレイスタンド「エルゴトロン Neo-Flex モニタースタンド 33-310-060」を買ってみました!
ガッシリとした作りに、回転も、上下移動(高さ調節)も可能になる、非常に使えるスタンドだった!
エルゴトロン Neo-Flex モニタースタンド
届きました!長さ50cmぐらいのダンボール。
そんなに重くはありません。
硬質プラスチックや鉄のフレームを組み合わせた造り。固くて丈夫です。
フィリップスの標準の足と比べ、512倍ほど強度がありそうです。
足の部分は丸いデザインで、ちょっとおしゃれ。見た目だけではなく、実は底面が270度回転できるようになっていて、実用的な意味もあります。
取り付け部分はVESAの100mm。大抵のディスプレイなら対応しているはず。
組み付け!
さっそく組み付けてみます。
組み立てはかなりカンタン。
足の部分とスタンド部分を結合してネジ止め。VESA部分にディスプレイを付けネジ止め。これだけ。
組み立てには長めのプラスドライバー(No.2)が必要です。
あとは調整です。
角度の調整はネジを少しゆるめて、ちょうどいいところで固定。
困ったのが高さ調節。
バネがものすごい強力で、初期状態では手でグイグイ押さないと下がりもしません。
今回のような5kg程度のディスプレイなら、下げても「バイーン!ガツンッ(上端にぶつかった音)!」と激しく戻ってくるぐらい強力!
説明書が英語なのでわかりづらかったのですが、このバネを調節するには底面のネジを回さなければなりません。
ちょっとずつネジを回して何度もトライしましたが、10回程度したぐらいではぜんぜん変化なし。
倒してネジの調節→立てる→押し下げてみる→倒してネジの調節・・・の繰り返し。この時点で汗が出てきました。(笑)
ゆるめすぎて壊れてもいやだな~、と思いつつ、でも下がらなければ使えないので、かなりの回数を回してみました。かなりです。50回転ぐらいは回したと思います。
そうしたらじょじょに反発が弱くなり、なんとか中間でも止まるぐらいになりました。ふ~
重いディスプレイも想定して、このバネの力になったのだとはと思いますが、もう少しカンタンに調節できるといいなと思います。
調節ネジも「たくさん回してください」みたいな表記がほしいところ。
机ぎりぎりまで下がる!
ここまでくればあとは快適!
21インチのディスプレイなら、机ギリギリまで下げることができます。視線が下がり、とても見やすい!+疲れにくい!
回転もとてもスムーズ。片手でスイっと回ります。いい!
回転はスムーズなのに、足がグラグラしたり、フラフラすることはまったくありません。ガッシリと安定しています。
縦画面もできる!
縦位置を最上部にして、ディスプレイをぐるっと回せば、このように縦画面も可能。縦シューもフル画面でプレイ可能!
24インチぐらいまでなら縦画面にできるかな?21インチでの下部の余裕はこんな状態です。
WTS的まとめ
安いディスプレイはこういったスタンドなどでコストを削っています。回らなかったり、高さ調節できなかったりするのが一般的。エルゴトロン モニタースタンドを使えば、ディスプレイを買い換えずとも使いやすくできます!VESAなので、ずっと使い回しできるのもポイントですね!