手軽なFAX機を探していた太田アベル(@LandscapeSketch)ですこんにちは。
インターネット通信全盛の時代ですが、業者間ではまだまだFAXが現役。
「事務所に置くFAX複合機」というと、たいてい高速コピー機能がついたでっかい100万円以上する大型複合機になってしまいます。もちろん大型複合機もさまざまな利点はありますが、最近、安価なFAX付きインクジェット複合機が、安くて使いやすく進化しているのです。
今日は実売18,000円前後という価格でハードな業務用途にも使える、インクジェット複合機「ブラザーMFC-J870N」をレビューします。
プリント・FAX・スキャン・コピーなど多彩な機能
ブラザー MFC-J870は業務用途を前提として考えられたコンパクト・多機能なインクジェット複合機。実質18,000円前後と業務用途としてはとても安い価格です。
しかし機能は非常に充実。
- プリント
- FAX
- スキャン(連続フィードスキャン可能)
- コピー
- メモリカードからの写真プリント
などなど。事務処理として必要なプリント、FAX、コピーなどはすべてこれ1台で間に合ってしまうほどの充実度です。
無線LANを標準搭載している
無線LANを標準搭載してるので、事務所に無線LANアクセスポイントが設置してあればすぐに接続できます。
先ほど紹介したプリント、スキャン、FAXなどの機能はすべて無線LAN経由で使用できてしまいます。
設置場所も自由になりますし、配線も少なくできますのでうれしいですね。
プリンタの設定はパソコンからカンタンに
MFC-J870Nの設定もパソコンから操作できます。
とてもわかり易いメニューで、こういう設定に慣れていない方にも操作可能でしょう。
黒いボディで主張しないデザイン
本体は黒。テカテカしたピアノブラックではなく、さらっとした表面処理のプラスチック。
テカテカのボディは傷や指紋が気になってしまいますが、この機種では大丈夫。業務用途ですから指紋など細かいことは気にしたくないですよね。
インク
インクジェット機種では非常に気になるインク切れ。レーザープリンターよりは印刷可能枚数が少ないので急に無くなってしまうこともあります。
MFC-J870Nはカラーインクが切れた場合はブラックインクのみで印刷できますので、「インクが届くまでまったく印刷できない!」という状態は避けられます。
もちろんこの場合はモノクロ印刷のみとなります。FAXなら通常はモノクロになりますから、急なインク切れでもなんとかしのげるでしょう。
ちなみに対応インクはブラザーのLC111シリーズになります。
WTS的まとめ
以上、MFC-J870Nのおおまかな機能と外観をレビューしました。
次回はFAX機能を調査してみたいと思います。