先日は主に外観と仕様を確認したマウスコンピュータのm-book W(MB-W800S-SH)。
今回はキーボードやタッチパネルなどの入力装置をより細かく見ていきたいと思います。
キーボード
前回の繰り返しになりますが、キーの配列は非常にオーソドックス。変則的な部分がほとんどなく、キーピッチも広々です。
17インチの面積を生かしている配列と言えるでしょう。
キータッチは軽めです。とはいってもペシャペシャとした安っぽい軽さではなく、押し込み感もあり、反発力も適度にありますので打ちやすいと感じます。指にやさしい軽さです。
バックパネルもしっかりしていて、強く打ち込んでみてもキーボードがたわむことはありません。
キーストロークも2mm近くあり、適度な深さです。
ただ、17インチで空洞が多いためでしょうか、強く打つとキーを打つ音が中で響き「カタカタカタッ」という音が響きます。全体的には大きな音ではありませんがEnterなど大型キーを力を入れて打つと「パンっ!」と鳴りますので気を付けたいところです。
タッチパッド
タッチパッドもオーソドックスなタッチパッドとクリックボタンが分かれたタイプ。
最近はパッド自体にボタンが仕組まれている、ボタンのないタイプも多くなってきていますが、反応が悪かったりパッドのクリックがしづらかったりとあまり「使いやすい」と言えるものはありません。
m-Book Wはプロの使用も考えられていますから、奇をてらわず、一番慣れている人が多い形にしたのでしょう。これは正解です。
拡張ポートも十分
ポート類もしっかり充実しています。
ポート | 個数 |
---|---|
USB2.0 | 1 |
USB3.0 | 3 |
有線LAN | 1 (1000BASE-T) |
eSATA | 1 (USB3.0と共用) |
S/PDIF | 1 |
サウンド | ヘッドフォン出力(ミニジャック メス/左側面×1)、マイク入力(ミニジャック メス/ 左側面×1) |
USBに関しては合計4ポートとなり必要十分といえます。
17インチはとにかく広い!
m-Book Wのウリでもある17.3インチの大型ディスプレイ。ノートとしては最大級の大きさで、さらに1920×1080のFULL HD解像度。
解像度が高くても画面面積自体が大きいので、文字が小さすぎたり、読みにくかったりすることは全くありません。
広さも十分。ブラウザを2枚開いても余裕が感じられるほどです。
Webデザイナーなどはコーディング画面と完成画面を並べてみることも多いと思います。15インチ以下のノートなら画面を切り替えまくる必要がありますが、m-Book Wなら常に両方を表示して作業できます。作業効率がだいぶ上がりそうですね!
大きさの効能
この文章ももちろんm-Book Wで書いています。
キーボードは打ちやすく画面も大きいので、右に資料を見ながら左で文章を打つというスタイルをとっています。これがまた使いやすい!
僕のメインマシンはMacBook Pro Retina 13インチですが、使い慣れたMacから比べてもm-Book Wの大画面による作業効率アップはかなりものです。
画面の大きさは予想以上に使い勝手に関わってきます。マウスコンピュータのページでもm-Book Wを購入したクリエイターのインタビューが掲載されていますが、たくさんのウィンドウを使う人ほど大きな効果が出ると感じます。
「なんだかウィンドウ切り替えをしている回数が多いな~」と感じたら17インチモデルを考えに含めるべきでしょう。
重さ
画面が大きくなればどうしてもパソコン自体が大型化し、重量もあがります。とはいえ持ち上げられないほど重いわけではありません。(仕様では3.2kgとなっています)
デスクトップをまるまる持ち歩けて3.2kgと考えれば、まあまあ納得できる範囲でしょう。車で移動するならまったく問題ありませんね。
WTS的まとめ
すべてがオーソドックスにまとめられているm-Book W。
オーソドックスだからこそ、誰にでもすぐ使えまた永く使っていける機種になっています。
画面の大きさは予想以上の変化があります。
17インチの広さは使えば使うほど手放しがたいものになってきます。たくさんのウィンドウを切り替えたり、小さなウィンドウを必死でスクロールしているのは確実に時間の無駄です。
メインとなる作業にすべての力を注げるよう、パソコンの形にはこだわりたいものです。
マウスコンピュータ m-Book W 公式ページ(キャンペーン情報)