先日購入したLenovo YOGA BOOK。購入後一週間ほどのレビューになります。どうも太田アベル(@LandscapeSketch)です。
YOGA BOOKはAndroid+LTEバージョンを選択し、いつでもどこでもすぐにメモやブログが書ける!ということを重視しました。かなりイイカンジで性能を発揮!
とにかく軽い690g
ノート型なのに、持ち運びがまったく苦にならない690g。ペットボトルよりちょっと重いぐらいですから、持っていくときにも気合いは必要ありません。
普通のモバイルノートパソコンですと1.5kg前後ですから、およそ半分以下の重さ。しかも折りたたんでも9.6mmと激薄なので、カバンのちょっとしたにスキマ収まってしまいます。
小さなフットプリント
大きさも手ごろです。およそB5サイズ。
カフェのテーブルでも新幹線のテーブルでもひざの上でも、ちょっとした空間ですぐに開くことができます。
もちろんキーボードをぐるっと裏返せば完全なタブレットになるので、持ったままでも十分に操作可能。タブレットしては大型で重めですが、抱えて持つスタイルならずっと持っていられます。ノートパソコンよりは自由度が高い。
開いたらすぐ使えるAndroid
YOGA BOOKのOSは、WindowsとAndroidの大きく2種類がありますが、今回はAndroidを選択。
Androidはスマホ同等のレスポンスで、とにかく起動が速い!フタを開けるとすぐにログイン画面が表示されます。あとはPINなりパターンなりですぐにログインでき、もたつきはありません。(指紋認証があればもっと良かった!)
Windowsだとログイン画面が出るまで2~3秒ぐらいかかることも多く、ログイン後も読み込みに時間がかかったりします。
細かく閉じたり開いたりする使い方にはAndroidの方が良い、というのが僕の持論。
手書きも自在!
YOGA BOOKはキーボード部分をまるまる高精度デジタイザー(ペンタブレット)として使えます。右上ペンマークを長押ししてデジタイザモードにすると、付属のペンでスラスラ描けます。
精度も高く、筆圧にも対応!メモからちょっとしたイラストまで、十分に描けます。ちなみにタブレットの老舗(しにせ) Wacomとの共同開発品です。イラストレーターも納得の高性能。
YOGA BOOKのペンのレビューに詳しく書きましたが、追従はほんの少し(体感0.3秒ぐらい)遅れます。が、慣れれば気にならない程度。会議のメモに使用してみましたが、話しながらでもしっかり描けるほど反応がよく、弱い力や文字の「ハネ」もしっかり再現してくれます。
キーボードはついていますが、物理ボタンのないタイプ(後述)なのでまだまだ慣れなくてミスが多い。会議のメモなんかは手書きの方が速いです。文字も図も問わず書けますしね。
まあまあ使えるハロキーボード
光で浮かび上がる新技術の「ハロキーボード」も搭載。
慣れなければならない点がいくつかありますが、ブログのメモ程度なら十分打てます。(ハロキーボードの細かな感想についてはこちらの記事へ)
たくさんの文字を打つときはやはりキーボード。スクリーンキーボードよりは10倍速い!
写真整理が便利に!
写真はGoogle PhotoとAdobe Lightroom for Andoridを使用してます。Atom x5-Z8550で速度は十分!
さらに画面がきれいなので、写真のセレクトやちょっとした色修正ならYOGA BOOKだけで完了できます。
カメラはSonyのWX350とNEX-5Tを使っています。このカメラたちはWi-Fiに対応していますから、出先でも無線ですぐ読み込めます。(PlayMemoriesというソニーの無料ソフトが必要)
撮影 → 無線取り込み → 電車内でLightroomで採用、不採用だけ決める
というように、仕事の前処理にもイイ感じ。
LTEは安定
Windows系タブレットではたびたび話題になるLTEがつながらない、途切れる、つながるが通信しない問題。(Microsoft純正のSurfaceですら話題多し)
OSの問題なのかハードの相性なのかはわかりませんが、今回のAndroid+LTEでは非常に安定しています。いつ開いてもすぐに電波をつかんでくれます。使っているSIMはIIJmio。
WTS的まとめ
パッと取り出して、ちょっと使って、またしまう、というような使い方に非常にマッチしています!スキマ時間にブログを書くようなスタイルにかなりハマると思います。”何かを作れる”タブレットに仕上がっていると感じます。