薄くて美麗な画面のゲーミングマシン Lenovo Y50を試す!体験レビュー

薄型ゲーミングマシンが増えてきてうれしい限りです。どうもゲーミングノート派の太田アベル(@LandscapeSketch)です。こんにちは。

レノボといえば有名なThinkPadを始め、ビジネスユースのマシンが多いイメージですが、最近はゲーミングマシンにも力を入れています

今日は厚さわずか2.3cmという最新の超薄型ゲーミングノート「Lenovo Y50」をお借りしましたので、さっそく体験レビューしてみますよ!

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スペック

ミドルアッパークラスという感じのスペック。Core i7、GeForce GTX 960M、8GBメモリを搭載しています。

項目スペック
OSWindows 8.1 64-bit
CPUIntel Core i7-4710HQ (4コア / 8スレッド)
メモリ8GB
メモリスロット (空きスロット)4 (3)
グラフィックスNVIDIA GeForce GTX 960M (4GB)
ストレージSATA SSHD 1TB
光学ドライブNo optical disk drives detected
ディスプレイLEDバックライト付 15.6型 Ultra HD IPS液晶
解像度3840×2160ピクセル
ポート類USB x3,HDMI x1,光デジタルポート, カードリーダー
Bluetoothあり
無線LAN(Wi-Fi)802.11 ac/a/b/g/n
有線LANあり
内蔵カメラHD 720p カメラ
サイズ387×263.4×23.9mm
重量約2.4kg

薄い!軽い!

箱から出してまず気づくのはその薄さ!
最も厚い部分でもたった23.9mmしかないという、高性能ゲーミングマシンの中ではトップクラスの薄さです。

Lenovo Y50 Review 007

エッジが立った鋭いデザイン。

Lenovo Y50 Review 001

天板は単なる黒に見えますが、よく見るとアルミのヘアラインのようなラインがナナメに交差しており、複雑な模様を浮かび上がらせます。

Lenovo Y50 Review 002

各部に凝ったデザイン

背面の通気口や、ヒンジ部など、細かなところまで造形が凝っています。ゲーミングマシンとしての満足感が高まりますね!

Lenovo Y50 Review 005

美麗な4Kディスプレイ

ディスプレイを開けてみると、鮮やかな色彩が目に飛び込んできます!
色味の深いIPS液晶の光沢画面、そしてなんと4K(3,840×2,160ピクセル)の高精細画面です!

Lenovo Y50 Review 010

画像はもちろん、文字も非常に精密で美しい。デスクトップのアイコンですら緻密できれいに見えます。

Lenovo Y50 Review 011

ただし、ゲームを4KでプレイするにはGTX 960Mでは力不足。動くには動きますが非常に重いです。ゲームの解像度はFULL HD (1920×1080)が精一杯です。

ですがそれでも十分キレイ。画素の密度がハンパないので、FULL HDにして引き伸ばしがかかっていても、言われなければわからないほど緻密です。心配はまったくありません。(4Kはノート最上位のGTX 980Mでもキビシイです。満足に動かせるのはデスクトップのGTX 980Ti以上でしょう)

ポート類

薄い本体ですが、ポート類は充実。USBは3ポートでマウス、キーボード、外付けHDDなど同時につなげます。HDMIもありますので画面の拡張や、大画面への接続も可能。

 

Lenovo Y50 Review 007

カードリーダーもありますから、別途持ち歩かずともデジカメからすぐに写真が取り込めます。

Lenovo Y50 Review 024

10キー搭載のフルキーボード

キーボードは真っ赤なバックライトを搭載したフルキーボード。
ThinkPadゆずりのキーはとても打ちやすく、ビジネスマシンとしても十分に使えます。

Lenovo Y50 Review 009

キーは反発力も適度で、最近のThinkPadに採用されている下に弧を描いたようなキー。指がかかりやすくとても打ちやすい。

Lenovo Y50 Review 022

バックライトは真っ赤!興奮度が違う。

Lenovo Y50 Review 040

10キーも装備しています。ただ、10キーとの境目がほとんどないの右シフトを押すつもりで「1」を打ってしまったりしました。もう2mmほど広げてくれるといいと思います。

タッチパッド

タッチパッドはボタンのない1プレートタイプ。大型で指の滑りもよく、操作性は問題あません。左右の端っこを押さえればクリックとなります。クリック感はちょっと硬め。

Lenovo Y50 Review 014

ベンチマーク

ゲーミングマシンというなら重要なのはベンチマークでしょう。
今回は時間の都合で3DMarkのみを先に掲載し、他のソフトは後日お伝えさせてもらいます。

Lenovo Y50 3DMark

3DMark

シーンスコアグラフィックスコア
Fire Strike38894283
Sky Diver1037113238
Cloud Gate948014707
Ice Storm2459825856

ごめんなさい、ちょっと計測方法が悪かったかもしれません。Cloud GateとSky Diverでスコアが逆転してしまっています。もしかしたら内蔵GPUが使われてしまったかもしれません。GPU固定設定がうまくできていなかったようです。

なので今回はあくまで参考程度に見てください。

Fire Strikeはミドルクラスでも良い性能の4000前後Sky Diverは10,000を超えていますので、ミドルクラスゲームまでは十分にプレイできます。またAAAクラスのゲームでも、多少画質を落として調節すれば60fpsを保つことができるでしょう。

モバイル・ゲーミングマシンとしては十分な性能でしょう。

かなりの低騒音

ベンチマーク中はもちろんファンが高回転となりますが、意外にもそんなにうるさくありません。ゲーミングマシンのなかではむしろ「静か」といえるレベルでしょう。

ThinkPadで培ってきた放熱技術が効いているのかもしれません。Core i7 / GTX 960Mを搭載したミドルクラスのノートとしては静かな部類です。

WTS的まとめ

鋭い外観と、赤と黒でまとめられたキーボードがカッコいいですね!電源をつけた時に真っ赤に光る演出も、高揚感があります。

値段もこちらのクーポンを使用すると12万円台から購入できるとあり、かなりのお手頃感
実際台数もかなり出ているようです。

機能はモチロン、形にもこだわりたい人にはぜひオススメしたい一台です。

■価格やスペックについて■

価格やスペック、オプション品、キャンペーン等は記事掲載時点(記事の掲載日付は最上部に掲載)での内容となります。構成内容は予告なく変更、終了する場合がございます。ご購入前には必ずスペックと価格を再度ご確認ください。

■掲載ベンチマーク結果についてのご注意■

ベンチマーク結果は選択したスペックによって大きく上下します。また機材の入手時点(記事の掲載日付は最上部に掲載)での結果となりますので、掲載から時間が経っている場合はマイナーチェンジ等により数値が変わることがあります。

上記は入手した機材において個人的に計測したもので、メーカー公式発表ではありません。目安としてお考えください。