マウスコンピュータと言えばゲーミングパソコン!・・・と、当サイトによって刷り込まれてしまっている方も多いかもしれませんが、実は(?)ごく普通のパソコンも売っています。
今日は軽量、フルHD液晶、Core i5を搭載という高スペックの装備ながら、74,800円(税別)という低価格を実現したノートパソコン「LuvBook JF(モデル:LB-J520X2-SSD5)」をレビュー!
スペック
今回はストレージに大容量SSDを搭載した、高速ハイスペックモデル。非常に快適な動作です。
項目 | スペック |
---|---|
OS | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | インテル® Core™ i5-5200U プロセッサー(2コア/2.20GHz/TB時最大2.70GHz/3MB スマートキャッシュ/HT対応) |
グラフィックス | インテル® HD グラフィックス 5500 |
メモリ | 8GB PC3-12800 (8GB×1) |
SSD | 480GB Serial ATAIII |
液晶パネル | 13.3型 フルHD ノングレア (1,920×1,080/ LEDバックライト) |
無線 | IEEE 802.11ac/a/b/g/n ・ Bluetooth® V4.2 + LE 準拠モジュール |
バッテリー | 駆動時間 約5.6時間 |
重量 | 約1.4kg |
シンプルな外観
外観はまさにシンプル。オーソドックスなクラムシェル型という、いわゆるノートパソコンの形です。
筐体全体にヘアライン処理されたアルミパネルが採用され、天板や内側はシックな光沢感があります。全体的に黒でまとめられています。
薄型の本体
かなり薄い本体。折りたたみ時は23.6mmで、持ち運びもしやすい。
サイズは326mm x 231mmとなっていて、A4用紙を少し大きくした程度。重さも1.4kgに収まっていますので、持ち運びもラクラク!
高解像度で発色の良いディスプレイ
ディスプレイにはフルHD (1920×1080)対応の高解像度パネルを採用。この価格帯ではたいていがフルHD以下となりますので、ディスプレイだけ見てもアドバンテージがあります。
発色は良く、どの角度から見えてもほとんど色変化は見られません。メーカーサイトでは明確な記述はありませんが、僕の経験上IPS液晶ではないかと思われます。
色が反転しやすい上からの急角度で見ても、ほぼ変化はしていない。
フルHDなので、外付けのブルーレイドライブなどを用意すれば、美しいフルHD映像を楽しむことができます!もちろんYouTubeやオンライン映像サイトでも、フルHD映像で楽しむことができます。パーソナル映画館ですね。
打ちやすいキーボード
13インチの小さな筐体ですが、キーは十分な大きさを確保しています。
キーの表面はザラッとした加工がされており、指を軽い力ですべらせるように入力でき快適です。
右側のエンターキー回りなどで、少し長くなっているキーがありますが、打ち間違えるほどではありません。
グッと中央を押さえると少したわむ感じがあり、バックパネルの強度はもう少し頑張ってほしいところ。ただ、キーストロークは1mm以上あり、反発力も適度で、キータッチは打ちやすい部類です。
豊富なポート類
この大きさにもかかわらず、拡張ポートは豊富。
USBは3.0、2.0合わせて3ポート。有線LAN 1ポート、ディスプレイはD-SUBとHDMIをそれぞれ1ポート備えます。
特にビジネスの現場では、プロジェクターなどがいまだにD-SUBポートを使っているものも多く、このポートがあるだけで安心感が違うでしょう。
USBは3ポートあるので、マウス、スマホ、カメラなどを一気につなぐことができます。
さらにカードリーダーも装備。SDカードで渡された写真などを、そのまま本体だけで読み込み可能。カードリーダーはたまにしか使いませんが、機材がないと読み込めないもの。出先でカメラの写真を読み込むときなどに威力を発揮します。
バッテリーはもう少しスタミナがほしいか?
バッテリーは公称5.6時間の駆動。これは最近のノートとしては少し短めです。昼間をまるまる持ち運ぶと考えると、できれば7時間はほしかったところ。
ですが、この機種はバッテリー交換が可能。予備でもう一本購入しておけば、丸1日を十分にカバーできるはずです。
買うならSSDモデルがオススメ
LuvBook J シリーズの下のグレードはストレージが500GB ハードディスクとなります。安価で大容量なのが良いところですが、スピードや耐衝撃に対しては、最新のSSD(エスエスディー)の方が優れています。
特に体感速度はHDDとSSDでは大きく開きがあり、SSDの快適さになれてしまうと、HDDには絶対に戻りたくない!というほどの速さです。長く使えば使うほどこの差は大きくなります。
今回のレビューモデルはもちろんSSD装備。Windowsの起動、アプリの起動はすべてサクサク!クリックしたらすぐに立ち上がるレスポンスの良さが快適です。
ソフト起動後も、写真のスクロールが快適になったり、ウェブのもたつきがほとんどなかったりと、随所で速さが楽しめます。
ストレージは、購入後の交換はかなりむずかしいため、購入をお考えでしたらできれば上位のSSDモデルを検討したいところです。
SSDモデルは、240GBならわずか3000円アップの77,800円から。大容量の写真や動画を持ち運ばないのなら、こちらでも十分です。もし写真が多ければさらに上位の480GBモデルにするべきでしょう。
ずっと快適に使い続けるためにSSDは非常にオススメなオプションです。
WTS的まとめ
かなりバランスの良いマシンです。これだけの装備を揃えながら74,800円からという価格はやはりすごい!仕事も家庭使用でも十分に使える一台です。