軽いパソコンが増えてきています。
ひと昔前は3kgを切るのが「軽量」とか言われていたんですが、今は1kgの勝負ですね。
どうもパソコン歴だけはやたら長い太田アベル(@LandscapeSketch)です。こんにちは。
軽量パソコンの中でも、ひときわ目を引くNECの超軽量ノート、LaVie Direct HZを入手しましたのでレビュー!
2タイプあります
LaVie Direct HZは大きく2種類が販売されていまして、タッチパネルあり、なしで分かれています。どんな違いがあるのか、今日は2タイプを一気に比較してみます。
驚異的な軽さ
箱から出してみると、そのスペックを知っていてもおどろく、薄さと軽さ!
わずか16.9mmと親指よりも薄い筐体、779g(タッチパネルなし)、926g(タッチパネルあり)という驚異的な軽さ!13インチなので、ある程度の重さを想像するのですが、スッと持ち上がります。
軽いわこれは。
まるでタブレットを持った時のような感覚。これでノートパソコンなんですから、すごいとしか。
厚さはディスプレイを閉じた状態でも、親指の幅ぐらいしかありません。
ディスプレイ
ディスプレイは2つのタイプで大きく分かれます。タッチパネルなしは非光沢、タッチパネルありは光沢画面となります。
今回はどちらも上位グレードの2560×1440ピクセルのWQHDディスプレイ。IGZOを採用し、非常にきめ細かな画面です。(下位グレードにはFULL HD 1920×1080ピクセルもあります)
タッチパネルなしは非光沢液晶。
あまり光も写り込まず、長時間見ていても目が疲れにくいです。
対してタッチパネルありは光沢液晶。
こちらの方が色がクッキリと出ますね。ただ背景の電気など映り込みは多くなります。
タッチパネルモデルは180度画面を回転させることもでき、タブレットのように使うことも可能です。画面だけでパパっと操作することができるのもいいですね。
充実のポート類
薄型ノートパソコンで心配になるのはポート類です。USBが一つだけだったり、外部ディスプレイ出力が無かったりすると、仕事では使いにくくなります。
その点も心配無用。この薄さに限界までポートを設けています。
USB3.0が2ポート、HDMI端子が1つ、ヘッドホン・マイク兼用端子、SDメモリカードスロットまであります。よくもここまで付けたもんだなと感心。
USBマウスとスマートフォンをUSBでつなぎながら、HDMIでプロジェクターに出力なんていう使い方も、追加装備なしで行えます。出先でのプレゼンも安心ですね。
しっかりしたキーボード
キーボードはキーの大きさも程よく、タッチ感も良いです。ただ最近のパソコンとしては、少しキーが重めかな?とは感じました。もう少し軽快に打てる軽さでもいいかも。(使っていて気になるほどの重さではありません)
キーとキーが離れたアイソレーションタイプなので打ちミスは少ないですね。
タッチパッド
タッチパッドはボタンがない1プレートタイプ。左下、右下を押すとクリックができます。
ちなみにタッチパネルありのLaVie HZにはここに線が入っています。タッチパネルなしの方には線がありません。なんの分かれ目なんでしょうね。この線でLavie Zのタイプを見極めることもできます。(見極められたからといって利点はあまりないですが)
軽さは正義
2日ほど持ち歩いてみましたが、この軽さはやっぱりすごい!鞄の中に入れても「あれ?入れたっけ」と不安になるほどの軽さ。
忘れ物の多い人は特に気をつけなければならないでしょう。
この軽さで、フルスペックのWindowsがスイスイと動くので、持ち歩き用のノートパソコンとしては最強クラスだと思います。持っていくのに気合がいらないので、常に持ち歩こうという気分になります。
仕事などでノートパソコンを持ち歩かなければならない女性にも、うれしい一台ではないでしょうか。
WTS的まとめ
軽い!とにかく軽い。軽い上に13インチの大きさ、公開像のディスプレイ、フルスペックのWindows。毎日持ち歩きたいけどタブレットでは文字が打ちにくい、ノートパソコンでは重い・・・なんか中間はないのか!?と考えていた人に最適です。
800gを切る13インチノートは現状Lavie HZしかありません。貴重な一台です。