どうも太田アベル(@LandscapeSketch)です。
当サイトとしては初めてのNECパソコンのレビューです。最近NECは“新生”Lavieとしてブランドイメージを一新しました。
そのなかでスタンダードな位置をになうLaVie Direct NS(e)をレビュー!
スペック
まずはスペックを見てみましょう。
項目 | スペック |
---|---|
OS | Windows 8.1 64-bit |
CPU | Intel Celeron 3205U @ 1.50GHz (2コア / 2スレッド) |
メモリ | 4GB |
メモリスロット (空きスロット) | 2 (1) |
グラフィックス | Intel HD Graphics |
ストレージ | HDD 500GB |
光学ドライブ | DVD-RWドライブ |
ディスプレイ | 15インチ |
解像度 | 1366×768 |
ポート類 | USB、HDMI、LANポート |
Bluetooth | あり |
無線LAN(Wi-Fi) | IEEE802.11ac/a/b/g/n |
有線LAN | あり |
サイズ | 385.6(W)×258(D)×22.6(H)mm |
重量 | 約2.4kg |
しっかりと基本を押さえた構成です。CPUはCeleronという安価なタイプですが、そんなに遅さは感じません。
メモリは4GB、500GBのハードディスクで容量は十分。大量の写真や動画でも収めることができます。
だれでも過不足なく使えるスペックでしょう。
こんな作業ならOK!
スペックで言ってもなかなか想像はつきにくいですから、このパソコンでできる作業をまとめてみます。
- ◎・・・快適に作業可能
- ○・・・たまに重い場面がある
- △・・・かなり重さを感じる場面がある
作業 | 快適度 |
---|---|
インターネットブラウジング | ◎ |
メール | ◎ |
学校や塾の勉強 | ◎ |
ブラウザゲーム | ◎から○ |
YouTube | ◎ |
写真管理 | ◎ |
DVD映画鑑賞 | ◎ |
音楽鑑賞 | ◎ |
動画編集 | △ |
事務作業 エクセル、ワードなど | ◎ |
一般3Dゲーム | ○から△ |
写真編集 | ○ |
日本を感じさせる質感
筐体は全体プラスチックですが、塗装や質感がよく細部までしっかりと仕上げられ、さすが日本メーカー製だと感じさせます。白の天板と黒いベース部分の対比も、高級感をうまく演出していますね。
白色は陶器を思わせるやわらかな白です。
起動時の壁紙もお茶の野点(のだて)の場面を映しており、品の良さを感じさせます。
けっこうスリム
LaVie NS(e)はスリムにこだわっています。
最近の15インチノートパソコンはだいたい25~30mmの間になりますが、LaVie NS(e)は22.6mmとかなり薄くなっています。しかも光学ドライブを搭載していながらです。
手に持った感じもフル装備の15インチノートとしてはかなりフラットで薄く感じます。突起やカドも無いので、カバンにも収まりが良さそう。
とても静か
この機種はハードディスクを搭載しているタイプですが、音は非常に静か。
ディスクのカリカリという読み書き音も、かなり耳を近づけなければ聞こえないほどまで小さくなっています。
またファン音も非常に静か。
普段はほとんどファンが回ることはありませんが、回っても低音で耳ざわりな音ではありません。気をつかって仕上げてあるなと感じます。
ディスプレイ
ディスプレイは15インチ。IPSではありませんが左右の視野角は広く、コントラストもしっかりとしていて、引き締まった色合い。非常に見やすい画面です。
ただ上下の急角度から見ると白っぽく見えます。ただこんな角度で見ることはほぼ無いと思いますので、実用性は十分でしょう。
光沢タイプなので写真や動画がきれいに見えるのもポイント。反面、蛍光灯の真下や屋外では光の映り込みで見えにくく感じる場面もありました。
ポート類
ポートは必要十分な数が揃っています。USB、HDMI、有線LANポートが装備されています。
USBポートは合計3ポートあるのでカメラやスマホ、マウスなどを同時に使え便利です。
HDMIポートを使えばTVに接続して大画面で写すことも可能。たとえば家族写真、サークルの動画などをみんなで見たいときに活躍します。
光学ドライブ
薄いのに光学ドライブを装備。DVD(オプションでブルーレイ)ドライブが搭載されています。ビデオを観たり写真をDVDに焼いたりと多目的に使えます。
WTS的まとめ
全体的な仕上げが「日本メーカーだな」と感じさせるマシンです。パソコンはいまやインテリアの一部となっています。自分のスタイルと合わせるには色も重要。
今回のLaVie NS(e)ように真っ白に仕上げられているものは、海外メーカーではほとんどありません。まっ白いパソコンがほしい!という場合はLavie NS(e)が重要な選択肢になるでしょう。
カラーバリエーションは他にブラックとレッドもあり、どれも日本的な色。良い色のマシン欲しい場合はNECをチェックしてみてください。