どうも、太田アベル(@LandscapeSketch)です。
パワーポイントのプレゼンテーションで悩むのが「スライド送り」。
とくに身振り手振りを交えてのプレゼンテーションを行うとなると、手持ちのコントローラーはなかなか使いづらいものです。片手が開けなくなりますし、私事ですが、クライマックスでぽろっと落としてシラけさせたこともあります。(苦笑)
で、最近思わぬ形のコントローラーに出会いました。なんと指輪型!
もう見たとたん「これだ!」と思いましたよ。これなら「持つ」必要はありません!速攻買ってみたらめちゃくちゃ使いやすい!しかもほぼ手ぶら感覚!
かっこよくプレゼンしたい人にぜひおすすめしたい「コクヨの黒曜石」(ダジャレなのか!?)をレビュー!
まったく新しい形
過去のプレゼンテーションコントローラーは棒状のスティック型、TVリモコンっぽいコントローラー型など、どれも「にぎって持つ」ことを前提としていました。
ですがプレゼン中に手で握り続けるのはなかなか不便。特にマイクを使うときは両手ともふさがってしまい、指でさすことすらできません。
また、コントローラーによってはボタンを見ないと操作できないものがあり、慣れないとちょいちょいコントローラーに視線を移すので、相手の表情に集中できません。もちろん相手からもぎこちなくみえるはずです。
黒曜石はそんな従来の形を覆す、まったく新しい「指輪型」なのです。
なんだか子供のおもちゃのようなパッケージで到着。
「黒曜石」のムダに暑苦しいロゴが、なんだか「ヒーロー変身リング」のような雰囲気。(笑)
- コントローラー部分
- 指に付ける台座部分が2つ(1つは予備)
- RFレシーバー(無線受信ドングル)
- 持ち運びポーチ
がセットになります。
電池(LR43)を入れ台座を合体させるとこんな形に。昔、子供用の飴でこんなのありましたよね。(ジュエルリングでしたっけ?まだあるのかな)
なくしそうな RFレシーバーは、指輪部分の穴に差し込むことができ、これでほぼ落ちません。よく考えてある。
ちなみに持ち運びポーチなんているのか?と最初は思いましたが、例えばノートPCといっしょに入れると、結構カクカクした形なのでPCをキズつける可能性があるんですね。ポーチはキズから保護してくれるのです。
もちろんRFレシーバが行方不明になったり、黒曜石が傷ついたりすることも防げます。けっこう重要でした。
装着してみる
人差し指に内向きに装着する感じになります。
指輪部分は硬めのシリコンっぽい素材。弾力があります。
僕は標準的な手の大きさで、指は男性としては細めでしょうか。人差し指の中間部分でちょうどよく止まります。指が太い人でも使えそう。逆に指がかなり細い方は、人差し指ではゆるいかもしれません。
手を開いても落ちることがありません。身振り手振りを交えて説明ができます。
全てのボタンにラクに届きます。
側面にはON/OFFスイッチもあり、無駄な電力を消費しません。
素晴らしい操作感
RFレシーバーをUSBに挿せば、ドライバも要求されず、数秒で操作可能になりました。OSはWindows 10です。
ボタンの押し心地は軽く、カチッと手応えがあります。クリック音はほぼ聞こえないレベルです。プレゼンの反応は全く問題なし。パワーポイントのスライドが、遅延なく送れました。
ボタン配置もよく練り込まれています。
中央には最もよく使う「次へ(NEXT)」、右側に「戻る(BACK)」があります。上にはバッテリー状態を示すLED。ONにすると数秒間光り、すぐ消灯します。プレゼン中に光ってジャマすることはありません。
電池が切れかかっていると点滅などで知らせます。
通常はこれで十分ですが、黒曜石が”よくわかっている”のは、左の「ブラックアウト(BLACK OUT)」ボタンがあること。これは画面を暗転させる機能です。
実はこれ、僕はけっこう使ったりします。
たとえばプログラムのセミナーでは、ところどころでユーザー自身の作業が入ります。そのときに画面を暗転させておくと、より作業に集中できるのです。真っ暗なのでスクリーンが気にならなくなるわけです。
この機能はあまり搭載しているものを見たことがありません。たいていは「ここで作業します」なんて書かれたスライドを入れておきますが、ブラックアウトがあると準備せずとも良く、カンタンです。
指先だけで全てが行えるので、本当に使いやすい!
黒曜石を付けたままキーボードを打つことすら可能です。
WTS的まとめ
すごく便利!小さいし、そのまま両手を使えるし、しかもほとんど指を動かさずにマジックのようにスライドを送れるので、けっこうカッコよく見えます。(笑)
プレゼンテーションを多く行う人は、ぜひ使ってみてください!
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