どうも太田アベル(@LandscapeSketch)です。
今日はhpから発売されている、質感と高級感にこだわった2-in-1ノートパソコンhp Spectre x360」の冬期限定版、「HP Spectre x360 Special Edition」を入手しました!
おどろくほどの薄型軽量で、金属をふんだんに使った高級感あふれるボディ。サクサクと動く高速なシステムと、美麗なディスプレイを備え、単なる便利なパソコンではなく自分のスタイルを表現できる一台がほしい!という要望をかなえてくれます。
さらに今回は「Special Edition」ということで、淡くやさしいローズゴールドのカラーが目を惹きます。
この色、冬季限定だというから驚く。パソコンそのものが限定という、いままでにない高価な限定品です。春になったら消えてしまう、まるで雪のような存在感!?
さっそくレビューしていきます!
デザイン
まず箱からしてかなりのこだわりを感じます。淡いゴールドの内箱と、真っ白な外箱で美しいコントラストを作り上げています。
本体を取り出してみます。サラッとしていて手ざわりがよい天板です。そしてSpecial Editionのローズゴールドのカラー。
写真ではうまく伝わらないかもしれませんが、濃くもなく薄くもない、大人な雰囲気を醸し出すピンク色です。選び抜かれた絶妙な色合いと言えるでしょう。
たたんだ状態ではわずか13.6(最薄部)~ 15.5(最厚部)mmという薄さ。持ってみるとまるで1枚の金属の板のようで、「高品質なものを持ち歩いている」という、えも言われぬ満足感があります。
ディスプレイ
ディスプレイは13.3インチワイド・フルHDブライトビュー・IPSディスプレイ(1920×1080ピクセル)。IPS技術を使ったディスプレイは上下左右のどこから見ても色合いがほとんど変化せず、非常に見やすいですね。
色もしっかりと調整されており、濃淡の幅が広く、まるで印刷された写真を見ているようなメリハリのある映像が楽しめます。
ちなみにディスプレイはオプションで3840×2160ピクセルもの解像度を誇るUHD(4K)も選ぶことができます。もはや人間の目ではドットを認識できないほどで、文字も非常に美しく見えます。また4K動画を縮小せずそのまま表示できてしまいます!写真や動画をよく観るのならぜひ選びたいですね。
またSpectre x360は「360」の名前が示す通り、ディスプレイがぐるっと1回転し、タブレットのように使うことが可能です。
13.3インチのタブレットとなるとかなり大きく感じ、ブラウザの文字もとても読みやすく、映画はかなりの迫力を感じます。
折りたたみを途中で止めて、このようなテントのように立てかけたりも可能です。手ぶらで映像を楽しむならこのスタイルがラクですね。
キーボード
キーボードは本体と同系色に塗装され、一体感があります。
薄型ながらキーのタッチ感はしっかりと伝わり、打ちやすい。本体が金属なので強度がしっかりとしていて、たわみが少ないのも好印象です。
キーボードはバックライトも備えます。会議中や社内など、多少暗い場所でも文字がしっかりと見え、打ち間違いはかなり少なくなります。光り方もオシャレです。キーの文字や側面からぼんやりと間接光のように光が漏れ、高級住宅のライトのようです。
ただ、明るい場所でバックライトをONにすると、キーが白くて文字も白いので、逆に見づらくなりました。明るい場所ではOFFの方がいいでしょう。
タッチパッド
タッチパネルは1プレートタイプ。左下、右下を押し込むと、左/右クリックができます。2本指によるスクロール操作などにも対応しています。
細かな点ですが、フチ部分はダイヤモンドカットされキラキラと光を反射します。細部までこだわりを感じます。
ポート類
薄型ながらUSBによって拡張は保たれています。
USB3.1 Gen1 Type-Aが1ポート、最新のUSB Type-Cが2ポートの計3ポートを備えます。最近はマウスなども無線化されていることが多く、3ポートもあれば十分まかなえるはずです。
技術的な点では、Type-CポートはThunderbolt 3規格にも対応し、例えば40インチの大型ディスプレイへの出力や、高速ハードディスクへの接続にも余裕で対応可能です。
静粛性
動作音は非常に静か。ブラウジングや書類作成など軽い作業ではほとんどファンが回ることもなく、無音~ほぼ無音に近い状態です。
グラフィック処理など重い処理をかけても、ファンは控えめな音量で気になることはまったくありません。
放熱に優れる金属ボディの利点だといえます。
Windowsの動作
Windowsの動作は高速SSDと高速CPUのおかげですべてでサクサクと動き、気分良く仕事ができます。
CPUは最新の第8世代「Core i5-8250U」を搭載。4コアを搭載しそれぞれが2つの同時処理を実現することで、8つの処理を一気にこなしていきます。そのためたくさんのタブを開いたり、ワード、エクセル、パワーポイントを開いて仕事をしてもガクガクと重くなることはほとんどありません。
インターネットブラウザやエクセルなどの事務処理ソフトも1秒~5秒ほどで使える状態になります。
起動は電源OFFの状態からわずか10秒。再起動が必要な場面でもストレスはほとんど感じません。
スペック
今回の試験機のスペックを書いておきます。
項目 | スペック |
---|---|
OS | Windows 10 Home 64-bit |
CPU | Intel Core i5-8250U CPU |
CPUコア/スレッド数 | 4コア / 8スレッド |
メモリ | 8 GB |
メモリスロット (空きスロット) | – (-) |
グラフィックス | Intel UHD Graphics 620 |
ストレージ | 250GB SSD |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | 13.3インチ フルHDブライトビュー・IPSタッチ対応 |
解像度 | 1,920 × 1,080 |
ポート類 | USB3.1×1 / USB Type-C™ 3.1×2 (Thunderbolt™ 3) / microSDカード |
Bluetooth | あり |
無線LAN(Wi-Fi) | 802.11 a/b/g/n/ac |
有線LAN | なし |
サイズ | 約 307mm × 218mm × 13.6mm |
重量 | 約 1.29kg |
おすすめモデルは?
Spectre x360は「ベーシック」「スタンダード」「プロフェッショナル」「パフォーマンス」の4グレードが用意されています。
ベーシックでも十分な性能はありますので、ほとんどの人はベーシックで問題ないと思います。
スタンダード、プロフェッショナルはCPUがCore i7-8550Uとなり、1ランク上の高速処理が得られます。また特に大きいのがストレージが512GB / 1TBとなる点で、写真や書類を大量に持ち運ぶつもりならスタンダード以上を選ぶべきです。(ベーシックは256GB)
さらにパフォーマンスモデルになるとディスプレイがUHD(4K)になります。4K映像を持ち運ぶための超高性能モデルです。NetFlixなどで4K映像を楽しみたいならこのモデルを選ぶべき。映像の美しさと満足感がまったく違います。
WTS的まとめ
WTS的まとめ
とにかくオシャレ!持っているだけで満足感を得られるクオリティは、さすがhpです。
薄型軽量で、毎日の持ち運びにも優れています。
見た目だけではなく機能もしっかりと揃っていて、まさにスタンダードノートといえる一台でしょう。