今日はhpから発売されている、質感と高級感にこだわった15.4インチの大画面2-in-1ノートパソコン「hp Spectre 15 x360」を入手しました!
ノートパソコンからぐるりとディスプレイを裏返すと、スムーズに大画面タブレットへと変形する2-in-1タイプです。
さらに、4K映像をスムーズに表示できる新時代プロセッサ「Core i7 with Radeon VEGA M」を搭載。ライトクラス〜ミドルクラスゲームや動画編集ソフトまでサポートできる、強力なグラフィックスを実現しているのも注目です。
- おどろくほどの薄型軽量で金属をふんだんに使った高級感あふれるボディ
- 薄型軽量なのに超高機能を備えたフルスペックマシン
- サクサクと高速な動作
- 美麗なディスプレイ
- 4K解像度
- 強力なグラフィックス Radeon VEGA M
持っていてうれしくなるノートパソコンを探しているなら、これ!
デザイン
サラッとした手ざわりの良い加工がされた天板。濃い茶色とグレーの中間のような、品のよい落ち着いた色合い。
hpのロゴが静かに光り、余分な装飾はありません。
本体サイドの切り落とし部分は銅色になっているというこだわり。銅の板を切断したような演出です。色のコントラストが美しい。
たたんだ状態ではわずか 19(最薄部) ~ 21(最厚部)mmという薄さ。持ってみるとまるで1枚の金属の板のようで、「高品質なものを持ち歩いている」という、えも言われぬ満足感があります。
ディスプレイ
ディスプレイは15.4インチワイド UHD(4K)ブライトビュー IPSタッチディスプレイ。IPS技術を使ったディスプレイは上下左右のどこから見ても色合いがほとんど変化せず、非常に見やすいですね。
色もしっかりと調整されており、濃淡の幅が広く、しかもツルツルの画面なのでまるで印刷された写真を見ているようなメリハリのある映像が楽しめます。
解像度は3840×2160ピクセル。もはや人間の目ではドットを認識できないほど精細で、文字も非常に美しく読めます。また4K動画を縮小せずそのまま表示できます。最近だんだんと増えてきたAmazon VideoやNetflixの4K作品を、超絶美しい映像で楽しむことができます。
タッチにも対応。
Spectre x360は「360」の名前が示す通り、ディスプレイがぐるっと1回転し、タブレットのように使うことが可能です。
15.4インチのタブレットとして使うと、かなり大きく感じます。
ブラウザの文字もとても読みやすく、映画はかなりの迫力を感じます。ただ、2.13kgの重さをずっと持っているのはきびしいですね。
折りたたみを途中で止めてテントのように立てかけたり、逆に折り返して立てることも可能です。手ぶらで映像を楽しむならこのスタイルがラクです。
複数人で画面を見るときは、180度開きペタっと寝かせることもできます。
Radeon RX Vega Mによる強力なグラフィックス
4Kディスプレイをなめらかに動かすのは、CPUに内蔵された強力なグラフィックスチップ「Radeon RX Vega M」。
いままでCPU内蔵グラフィックというと「オマケ」以上のレベルではなく、とりあえず映像を映せればOKというものでした。4K映像を楽しむ、3Dゲームを楽しむとなると、明らかに力不足でした。
今回のRadeon RX Vega Mは内蔵型でありながら、いままでとは一線を画した強力なグラフィックスを実現します。
下記の表を見ていただくと、ライトゲームレベルとなるIce Stormが65539ポイント、ミドルクラスゲームレベルとなるSky Diverが17920ポイントです。
さらに、いままでは別途グラフィックボードを搭載しなければまず動かなかった「Fire Strike」が、なんと6235ポイント!かなりコマ送り状態ですが、まさかこの超薄型タブレットで動くとは信じられません。
ベンチマーク | スコア |
---|---|
Ice Storm | 65539 |
Ice Storm Extreme | 45167 |
Cloud Gate | 20181 |
Sky Diver | 17920 |
Fire Strike | 6235 |
Time Spy | 970 |
過去の内蔵型グラフィックスCPUでは、Ice Stormが30000前後、Sky Diverが7000前後となるのが通例でした。Radeon RX Vega Mがいかに高性能なのか、よくわかります。
Adobe PhotoshopやPremiereなどの写真や動画編集も、GPU支援機能を使い高速化させることができます。プロデザイナーのモバイルマシンとして使える能力を秘めています。
キーボード
キーボードは本体と同系色に塗装され、一体感があります。
薄型ながらキーのタッチ感はしっかりと伝わり、打ちやすい。本体が金属なので強度がしっかりとしていて、たわみが少ないのも好印象です。
キーボードはバックライトも備えます。会議中や社内など、多少暗い場所でも文字がしっかりと見え、打ち間違いはかなり少なくなります。光は白っぽいような少し黄色のような、温かみのある色。高級住宅の照明のようです。
タッチパッド
タッチパネルは1プレートタイプ。左下、右下を押し込むと、左/右クリックができます。2本指によるスクロール操作などにも対応しています。
細かな点ですが、フチ部分はダイヤモンドカットされキラキラと光を反射します。細部までこだわりを感じます。
ポート類
薄型ながらUSBによって拡張は保たれています。
USB3.1 Gen1 Type-Aが1ポート、最新のUSB Type-Cが2ポートの計3ポートを備えます。最近はマウスなども無線化されていることが多く、3ポートもあれば十分まかなえるはずです。
技術的な点では、Type-CポートはThunderbolt 3規格にも対応し、例えば40インチの大型ディスプレイへの出力や、高速ハードディスクへの接続にも余裕で対応可能です。
本体の充電もType-Cポート経由になります。
また映像用にHDMIポート(2.0に対応)も備えます。本体と外部ディスプレイの2画面同時出力も可能。
指紋認証はサイド部分に。登録すれば触れるだけでWindowsにログオンできます。Windows Helloにも対応。
静粛性
動作音は非常に静か。
ブラウジングや書類作成など軽い作業ではほとんどファンが回ることもなく、無音~ほぼ無音に近い状態です。
グラフィック処理など重い処理をかけても、ファンは控えめな音量で気になることはまったくありませんでした。放熱に優れる金属ボディの利点だといえます。
ベンチマークなど高負荷な状態が続くとキーボード面が温かくなり、「シュー」というようなファンの音が聴こえてきます。低音なのでそんなに耳障りではありません。
底面や本体ヒンジのあたりはかなりの熱を帯びています。高負荷な作業は膝の上ではやらないほうがよさそうですね。
Windowsの動作
Windowsの動作は高速SSDと高速CPUのおかげであらゆる部分がサクサクと動き、気分良く仕事ができます。
CPUは最新の第8世代「Core i7-8705G」。インターネットブラウザやエクセルなどの事務処理ソフトも1秒~5秒ほどで使える状態になります。
起動は電源OFFの状態からわずか10秒。再起動が必要な場面でもストレスはほとんど感じません。
スペック
今回の体験機のスペックを書いておきます。スタンダードモデルとなります。
項目 | スペック |
---|---|
OS | Microsoft Windows 10 Professional (x64) |
CPU | Intel Core i7-8705G |
CPUコア/スレッド数 | 4コア / 8スレッド |
メモリ | 16 GB |
メモリスロット (空きスロット) | 2 (0) |
グラフィックス | AMD Radeon RX Vega M GL 4GB |
ストレージ | 512GB NVMe SSD |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | 15.6インチワイド・UHD(4K)ブライトビュー・IPSタッチディスプレイ |
解像度 | 3840 x 2160ピクセル |
ポート類 | HDMI 2.0 出力端子 × 1、USB3.1 Gen1 ×1 (電源オフUSBチャージ機能対応)、USB Type-C™ 3.1 Gen2 ×2 (Thunderbolt™ 3 対応、電源オフUSBチャージ機能対応 )、 ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1 |
Bluetooth | あり |
無線LAN(Wi-Fi) | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
有線LAN | なし |
サイズ | 約 359 × 249 × 19(最薄部) – 21(最厚部)mm |
重量 | 約 2.13 kg |
Windows Hello | 顔認証センサー、指紋認証センサー付き |
WTS的まとめ
とにかくオシャレ!持っているだけで満足感を得られるクオリティは、さすがhpです。大画面ながら薄型で持ち運びにも優れるのがいいですね。
見た目だけではなく、4Kや高速CPUなどの機能もしっかりと揃っていて、名実ともにプレミアムノートといえる一台でしょう。
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