太田アベル(@LandscapeSketch)です。
今日はHPから発売されている、天板カラーにシックでおしゃれな「ロイヤルブルー」を採用したノートパソコン「HP Pavilion (15-cc100)」を入手いたしました!
ただデザインにこだわるだけではなく、家庭でも仕事でも十分に使える機能を搭載。さらに手ごろなお値段も見どころです。
さっそく実機をレビューしていきましょう!
デザイン
まずはブルーが目を惹くデザインを見ていきます。
ベース部分のカラーは明るいシルバーで、すっきりした色合い。そして天板はロイヤルブルー。名前の通り、高級感のある青色です。
紺(こん)と言うほど濃くもなく、青と言うほど薄くもない、高級な宝飾品を思わせる絶妙な青色。光に当てるとすこし紫がかって見え、複雑で深みがあります。表面はツルツルではなく、サラッと感じさせるマットな塗装。光の反射も柔らかく、高級感を損ないません。
本体は比較的薄型で、持ちやすい。マットな塗装は汚れや指紋も付きにくいので、毎日持ち歩きたい人も安心。
カラーはロイヤルブルー以外にもモダンゴールドが用意されています。こちらは優しい金色。ちょっとゴージャスな感じです。
ディスプレイ
ディスプレイは15.6インチ。フルHD (1920×1080)の解像度で、非常に密度の高い映像です。文字もなめらかで読みやすい。
液晶は上下左右の急な角度から見ると色が白っぽくなったり、明るい部分の色合いが見えなくなったりしますが、ノートパソコンは通常正面から見て使うものなので、実用上の問題はほとんどないでしょう。
グラフィック表示にはIntel 第8世代モバイルCPUに搭載される「Intel UHD Graphics 620」を使用します。Intel HDシリーズよりもかなり強化されたグラフィック処理で、フルHDの高精細な画面でもスムーズな表示です。(末尾で実際の能力を確認するベンチマークテストを行っています)
ちなみにディスプレイの後端は、開けると本体の下に回り込むように入り、キーボードを少し持ち上げる「リフトアップ・ヒンジ」を採用。
キーボードに角度がつき、平面状態よりも格段に非常に打ちやすくなります。うまい設計です。
キーボード
キーボードは本体色と同じシルバーで統一され、スッキリした見た目です。パームレスト部分は金属パネルで、ひんやり、サラッとした手触り。
10キーも備えるフルサイズキーボード。エクセルなどで数値入力を多く使う人には非常に便利でしょう。
キーは軽めですがしっかりとした押下感があり、打ちやすい。
バックライトも備えていて、多少暗いところでも快適に使うことができます。
タッチパッド
タッチパッドは1プレートタイプ。
右下 / 左下を押し込むことで右 / 左クリックが可能です。トンっと軽く叩くようなタップ操作でもクリック可能です。面積も広く、操作しやすいと感じました。
また、パネルのエッジ部分はアルミパネルをナナメにカットする「ダイヤモンド・カット加工」がされており、光が当たるとキラキラと光って見えます。こんな部分にも所有の満足を高めるこだわりが感じられます。
音へもこだわりが
キーボードの後ろ側はスピーカーとなっています。
スピーカーの調整には世界的な音響メーカーBang and lufsen(バング・アンド・オルフセン)の技術が投入され、ノートパソコンのスピーカーとは思えないほど、鮮明な音が出てきます。
スピーカー自体が小さいので重低音はさすがに限界がありますが、ちょっとした動画や映画なら十分期待以上の音で楽しめるでしょう。
ポート類
ポート類は豊富に揃っています。
USBポートは最新のType-Cも1ポートあり、合計3ポート。
ディスプレイ出力としてはHDMI、USB Type-Cから変換することでmini Display Portなどへの出力も可能です。
大型ディスプレイなどにつなげば、デスクトップマシンのように使うこともできます。
静粛性
軽い作業で中はゆっくりファンが回っていて、ごく小さな音しか聞こえません。注意して聞かないとほとんど気づかないほど静かです。むしろハードディスクの回転音のほうが聞こえてきます。
ベンチマークやデザインソフトなど重い処理をかけ続けるとファンの回転数は一気に上がりますが、低音で耳ざわりではない音にうまく調節されています。
古いノートで騒音に悩まされているなら、驚くほど静かに感じるはず。
DVDスーパードライブも搭載
DVDスーパードライブも搭載しています。DVD、CDの読み / 書きに対応しています。
家族の動画をDVDにしたり、写真をまとめてCDして渡したり、多目的に使えます。
ACアダプタ
ACアダプタは小さめで、手のひらに収まってしまうほど。重さも軽く、カバンに入れてもかさばらないでしょう。
スペック
Pavilion 15はここまでの装備が揃っていて、公式サイトのキャンペーン価格なら76,980円(税抜)からという、非常に手を出しやすい価格。
今回のモデルは、ストレージに「高速SSD」と「大容量HDD」の二つのドライブを採用したハイブリッド構成です。かなり贅沢な装備ではありますが、79,980円(税抜)からという価格で、ベーシックと3,000円しか変わりません。
ハイブリッド構成は段違いに快適なので、この金額差ならハイブリッドモデルを強くおすすめします。
項目 | スペック |
---|---|
OS | Windows 10 Home 64-bit |
CPU | Intel Core i5-8250U CPU |
CPUコア/スレッド数 | 4コア / 8スレッド |
メモリ | 8GB |
メモリスロット (空きスロット) | 2 (1) |
グラフィックス | Intel UHD Graphics 620 |
ストレージ | 128GB SSD |
ストレージ | 1TB HDD |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
ディスプレイ | 15.6インチ |
解像度 | フルHD (1920×1080) |
ポート類 | HDMI 出力端子 ×1、USB3.1 Gen1 ×2 、USB Type-C™ 3.1 Gen1 ×1 、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート ×1 |
Bluetooth | あり |
無線LAN(Wi-Fi) | 802.11 a/b/g/n/ac |
有線LAN | あり |
サイズ | 379 × 252 × 22.5(最薄部)-25.0(最厚部) mm |
重量 | 約2.17 kg |
ベンチマーク
3DMark
ゲームベンチマークとして、ほぼ業界標準となっている3DMarkです。
軽量テストは必要十分なスコアで、十分に遊べます。Direct X 10、12世代のゲームはかなり苦戦しながらも完走しました。CPU内蔵グラフィックスでこのレベルなら、十分でしょう。
さらに美麗なゲームをプレイしたい!という希望があれば、同じHPの「OMEN」シリーズを検討すべきでしょう。
ベンチマーク | スコア |
---|---|
Ice Storm | 58861 |
Ice Storm Extreme | 40831 |
Cloud Gate | 7396 |
Sky Diver | 4111 |
Fire Strike | 887 |
ドラゴンクエストX
オンラインゲームのドラゴンクエスト Xのベンチマーク。軽めのソフトのジャンルとなります。
標準品質ならFULL HD (1920×1080)でも遊べる速度で動きます。少し解像度を落とせば、全面的になめらかに動きました。
標準品質、1280×720、フルスクリーン | 11133 すごく快適 |
標準品質、1920×1080、フルスクリーン | 4227 普通 |
WTS的まとめ
第8世代CPUとデュアルストレージで、非常に快適です!OSはサクサク動き、データとして使える容量も1TB(1000GB)もあり、長く使っていきたいと考えるならかなり良い選択肢になるはずです。
もちろん、このロイヤルブルーやモダンゴールドというカラーもGOOD!色が気に入って「見た目買い」しても、後悔のない機種だといえます。
■価格やスペックについて■
価格やスペック、オプション品、キャンペーン等は記事掲載時点(記事の掲載日付は最上部に掲載)での内容となります。構成内容は予告なく変更、終了する場合がございます。ご購入前には必ずスペックと価格を再度ご確認ください。