カラーレーザープリンターを活用しているオフィスは多いと思いますが、コストすごくないですか?
プリンター本体の価格に加え、
- トナー(カラーなら4本)
- 感光ドラム(カラーなら4本)
- 転写ベルト
- ヒーター
消耗品だけでもこれぐらいあり、さらに印刷時は1000W級の電力をガンガン消費します。トナーは7000枚で2万円ぐらいかかり、1年か半年ごとに感光ドラムやらベルトを交換・・・
なんだかんだで、消耗品だけで年間30万円以上かかっているのもザラではないでしょうか。本体も高額なのでリースをしている場合も多いと思いますが、その場合はさらに加算されます。
そこで!
2年ほど前から会社に入れた、HPの超高速インクジェットプリンターをおすすめしたい!
現行のモデルはHP PageWide Pro 552dwという機種です。
これが速くて安い!吉野家みたいなプリンターなんです!
大型レーザー2台を廃止し、552dwを4台入れました。(笑)
インクジェット式なのでレーザープリンターよりは画質が劣りますが、画質以外は全部レーザーを上回ります。メリットを書いてみますと、
- ヒートアップがいらないので最初の1枚がすぐ出る(データを送って数秒)
- 1分間に70枚近く印刷する超高速
- 大容量インクは25,000円ほどで、黒は17,000枚、カラーは13,000枚も刷れる
- ドラム、ベルト、ヒーターなし
- インク交換時にトナーのようにボロボロ落ちないので、手が汚れない
- 熱を加えないので熱に弱いコート紙などにも刷れる(※ただしインクが乗らない場合もある)
- 電力が少ない(レーザー15アンペア / 552dw 2アンペア 7分の1!!)
- 無線LAN、有線LAN対応
- 標準で両面印刷ユニットがついている
かなり使えます。
コストが5分の1になった
2年間毎日のように印刷し、インクを変えたのはたったの2回です。
大容量を4本 x2 なので約200,000円です。つまり1年10万円ほどの維持費です。
レーザー複合機は使わない機能満載で、月のリースが3万円、消耗品で20万円以上、合計で60万円を超えていましたから、劇的にコストダウンできました。僕の給料は変わらないので社長はホクホクです。(苦笑)
PageWide Pro 552dw本体は75,000円ほどなので、余裕で一括で払えます。(2019/3/15現在 なんと公式サイトのキャンペーンで37,500(税抜)!! 原価いくらだよ!!)
ただし、不要なインクを吸い取る部分と両面印刷ユニットが一体化していまして、インクがいっぱいとなり、2年間で1回交換となりました。7,500円ほどでした。
また、インクジェットの弱点として長期間使用しないと目詰まりすることがあります。
1台あまり使っていなかったものが目詰まりし、細かな線が入るようになってしまいました。なんと修理は13万円もする(新品より高いじゃないか)ということで、さっさと新品を買いました。(笑)
WTS的まとめ
PageWide Pro 552dwはかなりおすすめできます。
ただ、デザイン会社など印刷品質にこだわる場所では使えません。印刷物は粒状感もあり、色合いも浅いです。あくまでオフィス文書用のプリンターです。
宛名印刷やエクセル出力など、場所を考えて使えばコストはほんとに安くなります。しかもすがすがしいほど速いです。
プリンターコストに悩んでいたら検討してみてはいかがでしょう。
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