こんにちは太田アベル(@LandscapeSketch)です。
先日からレビューしているHP(ヒューレット・パッカード)から発売されているゲーミングマシン、OMEN 15-5000。レビュー第2回です。
前回は本体デザインにチラッと触れ、ベンチマーク結果をお伝えしました。
今回はさらにデザインの細部をチェックし、キーボードなどの入力部分を特集していこうと思います。
天板
まずは一番に目につく天板。
革製品のようなさらっとした手触りの表面加工に、細かな三角形の模様があしらわれています。
静かに光るHEWLETT-PACKARDのロゴがおしゃれ!
薄く、軽い
i7とGeForce GTX 860Mを搭載するゲーミングマシンとは思えないほどの薄さ15.5mm(最薄部)。
エッジ部は更に薄く3mm程しかない部分も。
重さもたったの2.15kgしかありません。
チタンマフラーのような色合い
ヒンジ部分も単なる機能部品にとどまりません。
まるでスポーツ・カーのチタンマフラーが焼けたような塗装をされています。非常に暑苦しい演出。(笑)
ポート類はほとんど背面に
本体は鋭い逆台形をしていて、サイドにUSBポートがあったとしても挿しにくいでしょう。
ということでOMEN 15-5000はUSB端子、ディスプレイ端子などはすべて背面に集まっています。
ゆいいつSDカードスロットのみがサイドにあります。
大きなタッチパッド
タッチパッドは画面のサイズ比率に合わせてあるのでしょうか。非常に横長で大きいです。
小さなタッチパッドでは画面の端から端までカーソルを動かす場合、何度も指を滑らせる必要がありますが、この大きさなら一気にひっぱれます。
しばらく使ってみるとかなり便利。
キーボード
キーボードのタイピング感覚は非常にGOOD!
バックパネルにしっかりと強度があり押し下げ力、反発力がちょうどいい。ランクAです。
さらにすべてのキーにLEDが仕込まれており、HPオリジナルソフトで自由自在に変更可能。エリアごとに好きな色を設定できるのが楽しい。パームレスト左右のLEDにも割り当て可能。
左側にはP1〜P5のプログラマブルキー(マクロキー)が装備されており、ショートカットや操作を記憶させることができます。
ただしこのボタンがあることでキーボード全体が少し右寄りになってしまっています。慣れるまで打ちミスがけっこう起こりました。
できればプログラマブルキーはキーボードの枠外に出したりするなどして、メイン部分は中央にそろえてほしいと感じました。
イルミネーション
LEDイルミネーションはキーボードだけではありません。
パームレスト左右、背面の排気口も光りまくりです!黒一色でおとなしいデザインかと思いきやとんでもない!かなりの目立ちたがり屋です。
裏面も凝ってる!
裏面だって手を抜きません。
繋ぎ目の分からないような不思議なデザイン。模様は半分に分かれており、手前は細かなピラミッド状の突起で覆われ、後ろ側は細かな三角の模様です。
実は後ろ側は三角部分がすべて通気穴になっており、強度を保ちつつ大量の空気を吸い込めるように工夫されています。
高温になるi7とGTX 860Mでも余裕で冷却可能。
WTS的まとめ
いかがだったでしょうか。ここまで凝りに凝ったデザインのパソコンはかなり珍しいです。
実力重視のゲーミングマシンではたいていがゴツく大きくなるのが必定。派手さを隠しながら薄く、軽く、上品な処理で仕上げた、HPの本気度が伝わってくるマシンです。
OMENブランド立ち上げにふさわしい一台と言えるでしょう。