グッと高まった質感、フルアルミの薄くなったボディ　HPの新ノートは所有の満足を与えてくれる！ENVY 15-as000レビュー

十分な質感と、薄く、フルメタルユニボディの筐体が高い満足感を与えてくれます！

どうも太田アベル(@LandscapeSketch)です。

今日はHPから新発売となった15.6インチ　ノートパソコン「ENVY 15-as100」をお借りしてきました！
ENVY(エンヴィ)はHPのミドルハイクラスを担うシリーズです。快適な速度はもちろん、質感にもこだわった筐体が魅力。

スペック

項目	スペック
OS	Windows 10 Home 64-bit
CPU	Intel Core i5-7200U (2コア / 4スレッド)
メモリ	8GB
メモリスロット (空きスロット)	– (-)
グラフィックス	Intel HD Graphics 620 (HP)
ストレージ	M.2 SSD NVMe 256GB
ストレージ	SATA 1TB
光学ドライブ	なし
ディスプレイ	15.6インチ
解像度	FULL HD (1920×1080)
ポート類	HDMI出力端子×1※10、USB3.0×2、USB2.0×1、ネットワークポート（RJ45）×1、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1
Bluetooth	あり
無線LAN(Wi-Fi)	802.11 1b/g/n
有線LAN	あり
サイズ	386×259×21mm
重量	約2.1kg

高級感ある天板

デザインを見ていきます。

本体はアルミニウムを精密に加工した、継ぎ目のほとんどないユニボディ筐体。表面はサラッとした加工がされており、金属の冷たさはありますが、やさしい手触りです。端の方を持ってもゆがみはまったく感じられず、強度の高さを実感できます。

 

天板はHPのメッキ加工されたロゴがはめ込まれ、静かに光ります。高級感を感じます。

 

ボディの一番奥側（ディスプレイ下）には、いままでにないメッキパーツがはめ込まれています。左側にうっすらとENVYの文字が。キラキラと光を反射し、意外に目立つアクセントになっています。

こんな位置だと、ディスプレイを開け閉めするたびにすり傷がつくのでは？と心配になりますが、問題ありません。左右に補足樹脂パーツがはめ込まれており、机と接触するのはこの部分になります。

 

この部分は高さも少し付けられているので、ディスプレイを開けると後部が少し持ち上がり、キーボードに傾斜がついて打ちやすくなります。ただのアクセントにとどまりません。

薄くなったボディ

前シリーズと比べるとグッと薄くなったボディ。新しい加工方法でのアルミユニボディのおかげでしょう。
閉じた場合、最厚部でもわずか19.5mmとなっています。スマートだな！と一目でわかります。

 

平均的に薄い。

美しいディスプレイ

ディスプレイは15.6インチのフルHDブライトビューIPSディスプレイ を採用。フルHD (1920×1080)の高い解像度で、画面は非常に緻密。IPSディスプレイを採用しているので、上下左右の急な角度からのぞいても、ほとんど色が変わりません。

写真や映像は非常に色鮮やかに見えます。コントラストも十分で色合いも深みがあり、十分な画質。ただ、光沢画面なので屋外や蛍光灯の下では映り込みは多めです。

キーボード

本体と統一感のあるシルバーに塗装されたキーボード。本体のアルミの質感にうまく溶け込んでいます。キーの配列はオーソドックスで、誰でもすぐに使い出せます。また、10キーも搭載しているので、エクセル入力など事務作業にも便利。

 

打ち心地は軽めではあるものの、しっかりとスイッチ感があります。バックプレートもしっかりと補強されており、中央をグイッと押してもまったくたわみません。ノート用キーボードとしては非常に良い使い心地です。

 

キーボードはバックライトも搭載しており、多少暗いところでも正確に打つことが可能。

タッチパッド

タッチパッドは1プレートタイプ。右下/左下を押し込むと左右クリックが可能です。指をトンッと軽く叩くタップ操作も可能。複数指によるスクロールなどにも対応しています。
右下/左下の押し込みは適度なかたさで使いやすい。

 

よく見るとフチがダイヤモンドカットされており、少しきらきらと光ります。この微妙なこだわりも高級感をアップさせています。

ノートとは思えない音質

見逃せないのはスピーカー。BANG & OLUFSENというデンマークの高級オーディオメーカーと共同開発した、プレミアムなスピーカーを搭載。音量を最大にすると驚くほどの大音量になるほど、出力は高いです。

音質もノートパソコンのスピーカーとは思えないクリアさ。重低音もかなり響き、映画を見たりすると迫力十分です。

パソコンとしての能力も高い

質感や使い勝手ばかりを見てきましたが、パソコンとしての能力も十分。

ベースモデルでも、CPUにインテル Core i5-7200U、8GBメモリ、ストレージに256GB SSD （PCIe NVMe M.2接続）＋ 1TB ハードドライブ という、すべて最新規格の高速パーツを使っています。家庭用としては十分すぎる速さ、容量を感じるでしょう。

この質感と装備で99,800円(税別)（2016/10/15現在）という価格は、安すぎると感じさせるほどです。