驚くべき低価格で手に入れられるノートパソコン 格安なのはおすすめですが・・・HP 15-db0000 (E2-9000e) レビュー

どうも太田アベル(@LandscapeSketch)です。

今日はキャンペーン時44,800円という、ヘタすればスマホよりも安いノートパソコンHP 15-db0000(AMD E2-9000e搭載モデル) をレビューしていきます!

とんでもない安さなのに最新のWindowsがしっかり動いてしまいます。さらにボディはきれいなホワイト。布のような表情ある模様が入れられていて、安っぽくはありません。

メリット・デメリットをレビューしていきましょう。

  • わずか2万円から購入できる驚愕の低価格
  • 最新AMD A2-9000eを搭載
  • まっしろできれいなホワイトボディ

デザイン

明るめの白で包まれたボディです。全体がプラスチックではありますが、布のような模様を与えられていて、表情があります。手触りもやわらか。すべり止めの効果もありそうです。

 

角は丸められていて、やさしい印象。強く主張してくる部分はまったくなく、中央で静かに光るHPのロゴがワインポイント。

ディスプレイ

ディスプレイは15.6インチ、フルHD (1920×1080)で高精細です。

 

ディスプレイは非光沢タイプ。周りの光が映り込みにくく、細かな描画もしっかりと見えます。また光沢タイプよりも目が疲れにくいとされていて、長時間の使用でも集中力が続きそうです。

IPS液晶ではありませんので、上下左右の急角度からのぞくと白っぽくなったり色が薄くなったりする現象があります。とはいえ、ノートパソコンは通常正面から見るものなので、大きな問題はないでしょう。

キーボード

キーボードは10キー(数字キー)も備えたフルサイズタイプ。オーソドックスな配列で変則的なキーはないので、誰でもすぐに使い慣れることができそうです。

10キーはエクセルや家計簿など、数字を多く入力する場面で非常に便利です。

 

手との大きさ比較です。

 

タイピング時の反発力も適度。たくさんの文字を打つ作業でもなんなくこなせそうです。

タッチパッド

タッチパッドは1プレート+2ボタンタイプ。同系色にまとめられていて、一体感があります。表面はサラッとしていて、指のすべりは上々。反応も問題ありません。

 

分離したボタンがあるので、1プレートタイプに比べ正確なクリックが可能です。2本指のスクロールにも対応しています。

全体的な動きは遅い

さて基本性のや操作感としては全体的に悪くないのですが、AMD E2-9000eを搭載したモデルは全体的にかなり遅め

Windowsの起動からちょっとしたファイル操作まで、何をするにも待たされることが多くあります。サッと作業を終わらせることができないので、時間の余裕を見ながら操作しないといけません。

時間の余裕がある学生などにはおすすめできますが、仕事用として考えいる方には上位グレードをおすすめします。

AMD Ryzen 3 and Ryzen 3 mobile

上位グレードの「Ryzen」を搭載したグレードは快適ですので、予算が許すなら上位グレードを強くおすすめしたいところです。もちろん価格はそれなりに上がってしまうので、バランスは悩みどころ。

Ryzenモデルはグラフィックスも新世代の「VEGAエンジン」になるため、少しスペックアップします。このあたりも選ぶポイントになってくるでしょう。

ポート類

ポート類は豊富です。HDMI 出力端子×1、USB3.1 Gen1 ×2、USB2.0 ×1、ネットワークポート(RJ45)×1、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1となっています。

平均的な作業では、ポート数が足りなくなることはまずないでしょう。HDMIもあるので、大画面にもすぐに出力できます。

静粛性

ファンは付いていますが、普段はかなり低回転で回っていて、耳ざわりになることはないでしょう。

テストで高負荷をかけたときにファンの風切り音が出てきますが、最高潮でもファンの音は低音で、イヤな甲高い音はありません。

スペック

今回はAMD E2-9000eを搭載した最廉価モデルです。

Windowsの動作はかなり遅めなので、できれば上位グレードのRyzenモデルを選びたいところ。

項目 スペック
OS Microsoft Windows 10 Home (x64)
CPU AMD E2-9000e
CPUコア/スレッド数 2コア / 2スレッド
メモリ 4 GB
メモリスロット (空きスロット) 2 (1)
グラフィックス 1 AMD Radeon R2 (CPU内蔵)
ストレージ 1 1TB HDD
光学ドライブ DVD+R DL
ディスプレイ 15.6インチ
解像度 1920 x 1080ピクセル
ポート類 HDMI 出力端子×1、USB3.1 Gen1 ×2、USB2.0 ×1、ネットワークポート(RJ45)×1、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1
Bluetooth あり
無線LAN(Wi-Fi) 802.11 a/b/g/n/ac
有線LAN あり
サイズ 377 × 247 × 23(最薄部)- 26(最厚部)mm
重量 約 2.0kg

WTS的まとめ

本体の質感、使いやすさはいいのですが、やはり全体的な遅さはどうしても気になってしまいますね。

文中でも書きましたが、できましたら上位グレードのRyzenモデルを優先して考えていただきたいところです。

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