手ごろな価格で手に入るフルスペックなゲーミングチェアをレビュー!ベストバリュースタイル

こんにちは、太田アベル(@LandscapeSketch)です。

コロナによる在宅ワークや、家ごもりゲーミングでにわかに注目を浴びているゲーミングチェア。肘掛け、ランバーサポート、リクライニングを装備し、長時間でもラクに座れると人気です。

今回ベストバリュースタイルよりフルスペック ゲーミングチェアの体験品をいただいたので、細かくレビューしていきたいと思います!

記事中の商品/サービス

お手ごろ価格でハイバック、リクライニング、フットレストまで付いたフルスペックチェアです!

まずは完成品の体験

ベストバリュースタイル ゲーミングチェアは組み立て式ですが、組み立ての様子は後述します。

まずは気になる実際に座った感触をレビューしていきます。

 

今回はホワイトを選択。明るく清潔感のあるホワイトで、レザー調に仕上げられたやわらかな表皮。手触りはしっとりとしていて、高級感があります。

 

素材はPVC(ポリ塩化ビニル)で、汚れに強く、多少の汚れは拭けばとれるという扱いやすい素材です。本革のように、手入れに気を使う必要はありません。

 

ほかにはブラック、ブラウンもあります。

説明画像

公式サイトより

 

背中部分はおよそ52cmのハイバック。177cmの僕が座ると、頭の中ほどがイスの上ふちに当たる感じになります。背もたれ全体が3cmほど上下に移動でき、頭に位置に合わせることが可能。

 

 

背もたれの左右のフチは盛り上がっていて、包み込まれるような感覚があり、姿勢が崩れていくのを支えてくれます。スポーツカーの「バケットシート」のような感じです。

 

座面の座る部分のみは、横幅40cm、奥行き52cmで比較的広め。たたくと「バフッ」というハリのある音がして、クッションもしっかり入っていることが確認できます。

また背もたれ部分同様、左右にサポート部分が盛り上がっていまして、こちらも足の部分を包まれるような感覚があります。盛り上がり部分まで合わせると、横幅はおよそ52cmです。

 

肘掛けはちょうどよい位置。クッションがしっかりしていて、体重をかけても痛くありません。

 

座面の高さはおよそ10cm調整でき、身長に合わせたちょうど良い位置が見つかると思います。ガススプリング式で、上げるときにも力はいりません。

 

もう一つのレバーは背中のリクライニング。これがなかなかいい!

  • 直立
  • 少し倒して画面を見る角度
  • 最大に倒すと天井が見えるぐらいの深い角度

という調節が可能です。

また、中間の微妙な位置で止めることもできます。ゲームに疲れて昼寝 仕事の合間にちょっと目をつぶる時間に、非常にリラックスできます。さらに後述のフットレストを使えばこのとおり!ほぼ簡易ベッド

フットレスト(足置き)付き!

上の写真でも紹介しましたが、もう一つの大きなポイントはフットレストが付いていること!

 

フットレストは折りたたんで普段はイスの下面にくっついた状態になります。手で引き出してクッションを持ち上げると、足置きになります。これが付いているイスはあまり見たことがありません。

 

177cm 65kgの僕が足を乗せても、ぐらつきもなく、安定した座り心地でした。足を伸ばして座るというのは新しい感覚です。ラクすぎて立ち上がりたくなくなります。(笑)

ただ、少し引き出すのが重いです。イスの座面を押さえながら、もう片方の手でグイッと引っぱり出す感じです。組み立ての精度によるかもしれませんが、もう少しなめらかさがほしい。

組み立てはむずかしくないが部品は多い

話は前後しますが組み立ての様子です。

けっこう大きな箱に全てバラバラの状態で入っています。六角レンチとプラスドライバー(添付)で組み立てていきます。

一人でも組み立てられましたが、座面や背もたれ部分は大きいので、二人いたほうがより安全だと思われます。

 

まず脚部の組み立て。中央の星形の部品に、5本の足とキャスターを組み付けます。

 

脚部分はきれいにメッキ加工され、傷つかないように紙で1本ずつ梱包されています。

構造は簡単ですがネジがけっこう固く、20分ぐらいを要しました。

 

座面の組み立て。
座面裏に2つの大きなパーツを付けネジ留め。またフットレストのフレームが通るパーツを組み付けます。ここは10分程度です。

 

フットレストの組み立て。
フレームにクッションを組み付け、椅子の下側に取り付けます。

 

ただ、フレームが通る部分のパーツが、左右平行にまっすぐついていないとすんなり入らず、一回外して調整が必要になりました。ここは10分程度。

 

背もたれ部分にT型のパーツを組み付け。
組み付けて座面部分に挿します。ここは5分ほど。重さもあり差し口が小さいので、二人で作業した方が安全性が高まります。

 

最期に肘掛け。
角度を合わせてネジを2カ所ずつ留めていきます。2本で5分ほど。

 

合計で1時間ほどで組み立てられました。それぞれの時間はネジの確認や、説明書の手順を確認しながらの時間です。こういった作業に慣れている人は、もっと短い時間でも完成できると思います。

説明書は丁寧で、詰まるところはありませんでしたが、唯一悩んだのはフットレストのフレームの裏/表。ネジ穴が向いている方をどちらにすればいいのか、分かりづらいと感じました。

部品点数は多いものの、総合的には簡単なほうだと思います。

1時間使用してみた

1時間ほど仕事やゲームで座ってみましたが、背中がとてもラクですね!

座面が広くて太ももがしっかり支えられるので、常にリラックスした姿勢で画面に向かうことができます。腰の位置のランバーサポートもちょうど良く、腰が奥に入りすぎないのがGOOD。

これだけ揃って実売12,000円前後という、かなりお手軽な価格もポイントです。総じてお値段以上の質感だと感じました。

初めて多機能チェアを買おうと思っているのなら、検討に入れておきたい機種です。

WTS的まとめ

2万円、3万円という高価格チェアが多いジャンルで、12,000円という価格はかなり目立ちます。

最初は「安くて多機能」という部分にちょっと疑いを持っていたものの(笑)、フレームはしっかりしているし、座面は広いし、実際に使ってみるとよくできています。

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