毎年年賀状がギリギリになる太田アベル(@LandscapeSketch)です。こんにちは。
関係者の皆様、来年も遅いのですみません。(と先に謝ってみる)
毎年キタムラの写真年賀状を作っているのですが、今年はちょっと年賀状ソフトを試してみよう!と思い立ちました。
年賀状ソフト業界では「筆まめ」がトップのようですが、ソースネクストの 「筆王」のほうがちょっと安くて素材がたくさん付いている感じだったので、こちらに決定!
恐るべきカンタンさで年賀状が完成する、良ソフトだった!
しゃべる!ていねい!
まずは画面や使い方を見ていきますよ!
起動するとまずこの画面になります。
作成画面に行くボタン、初心者用の手順付き画面に行くボタンととてもわかりやすい。
作成画面です。
いきなり年賀状の字面が表示されて、すぐに取りかかれる感じがGOOD!
ちなみに筆王、画面のあらゆる場所でしゃべります。けっこうビックリする。
今はどういう画面なのか説明してくれるので、「あれ?これは何するところ?」と迷い込むことがありません。パソコン初心者にはかなりありがたい機能でしょう。もちろんOFFにもできます。
宛名画面
宛名を刷る場合、ここで住所を入れていきます。
初めて起動するときはざっとした図解、ついでに音声でも説明してくれるので、どこから始めればよいかすぐわかる。
項目もよく整頓されていて入力しやすい。郵便番号の入力支援も付いています。
しかも実際に印刷されるイメージなのでわかりやすい。
書体や字のバランス、飾り付けも可能。自分の住所を入れるか、消すかもモチロン選べる。
すごく便利だと思ったのはこの画面。宛名ごとに年賀状を出したか、暑中見舞いなどを出したかをチェックできるのです。喪中での失礼チェックもある!
これがあれば喪中の人に出してしまうこと、同じ人に2回出してしまうこと、受け取ったのに返信していないというミスが防げます。1年を通して使えそう。
本文画面
そして一番重要な本文です。
ハイクオリティな素材が多すぎて楽しい!そして迷う!
まずは基本デザインの恐るべき数に圧倒されます!ざっと数えてみたら670個ぐらい!
あまりの数に笑えてきます。
ポップなものから端正なもの、水彩画、マンガ調、切り絵超、文字だけのものから写真入りまで、いやまあすごい数!
眺めているだけで30分は過ぎ去ります。(汗)
気に入るものは1つや2つじゃないでしょう。どれもプロが作ったんだと思いますが、レイアウトもピシッとしていてクオリティ高すぎる。通常の年賀状ではどれか一つのデザインを決めて作りますが、筆王は入っているもの全部使い放題!あとからいくらでも変更できます。
さて、ここまではあくまで「基本レイアウト」。
山のような文字!イラスト!自作素材!
基本レイアウトを選んだら次はアレンジです!
基本のままでも十分満足できるデザインですが、日本のどこかで同じものを使っている人がいるはずですから、ちょっとは手を加えてオリジナリティを出したいですよね。
そこで出てくるのが追加素材!
これまた目がくらむような数ですよ。「2016」や「申」などの筆文字やポップな文字、サルのイラスト、花のイラスト、ハンコまで。付け足し放題!アレンジし放題!
さらに家族写真の埋め込みがすごい。
写真を選んでただ四角に入れるだけでは雰囲気ぶち壊しです。
(※ちなみに下記写真は素材集のものです。ぼくはこんなにかっこよくありません)
筆王>はかわいいフレームをつけたり(これまた数がすごい)、ナナメにしたり、一部をズームしたりなど自由に変形可能。
ワンタッチで追加!変更も可能。
色替えもカンタン!
なんと余分な物体をワンタッチで消してしまえる機能もあります。(複雑なものはちょっと変になりました。小さいものに限るかな?)
中でもぼくが一番おどろいたのはコラージュ機能。
何枚かの写真を組み合わせてオシャレなコラージュができてしまいます。
パパパっと写真を選んで・・・
組み合わせを選択。
ランダムや3分割、細かなハート型にできたりもする。
完了を押せばこの通り!スパっと完成!
3枚の写真からならわずか3分でここまでできます!すごい!
これ、画像作成ソフトで作るとメチャ大変ですよ。
それぞれの写真の位置や大きさも、全て微調整可能。
「おじいちゃんの顔ばかりがドアップ」みたいなことにはなりません。(笑)
プリントもカンタン
プリンターへの出力もカンタンです。
ちなみにぼくはブラザーのプリンターを使っていますが、筆王は勝手に読みとって、機能を一覧にしてくれました!わかりにくい両面印刷、フチなし印刷もワンタッチ。
なんだこの便利さ。
有料で本格印刷してくれる
印刷でもうひとつスゴイのは「筆王ネットプリント」。
なんと筆王で作ったデザインをインターネットで送ると、本格的な印刷所で刷って、自宅へ届けてくれるというサービス!
ついでに住所録を送ると宛名も刷り込んでくれるという、至れり尽くせりなサービス。自宅のプリンターで、インク切れと紙詰まりを心配しながらイライラして待つこともないんだ・・・
はがき代込みで1枚130円から(ハガキ代金込み)と、そんなに激安ではありませんが、時間の節約度はハンパないですね。さらに自分のデザインしたものですから、仕上がりは絶対に満足できますからね!
インクジェットプリンターのインクもかなり高いですから(特にキヤノン、エプソンの最近のモデルは高いし量が少ないと思う)、目に見えないコストはけっこうかかっていると思うんですよね。
- はがき代金
- インク代金
- プリンターの消耗
- はがきの失敗
- 待っている時間
こういった部分を足すと、むしろお手頃なのかもしれない。ぼくは使ってみようかなと考えています。
WTS的まとめ
いやまあ至れり尽くせりとはこういうソフトを言うんでしょうね~。迷うところもほとんどなく、やりたいことが、やりたいようにできる良いソフトだと思います。最初のデザイン完成までなら、10分もあればできますから。
時間がかかるのは「どれにしようかな~」とワクワクしながら選んでいる部分でしょう。あまりの数に迷いまくること必至。あとは手間がかかるのは宛名の入力でしょうか。
まとめると、筆王はとても楽しい年賀状ソフトです。最初から最後まで「楽しく作れる」という点は、年賀状作りには欠かせない要素かもしれませんね。