HPから極薄のパソコンが発売されました!今月はモバイルノートに凝っている太田アベル(@LandscapeSketch)です。こんにちは。
HP EliteBook Folio 1020 G1は高い性能を秘めながら、わずか1.5cmという薄さにまとめられ、さらに米軍準拠の頑丈さまで備えている、最新モバイルノートです。
さっそくレビュー!
スペック
スペックを見てみましょう。
CPUに消費電力が非常に少ないIntel Core Mを搭載。バッテリー駆動時間を伸ばしながら高い処理性能を発揮します。
メモリも8GBと大容量で快適です。
項目 | スペック |
---|---|
OS | Windows 7 Professional 64-bit SP1 |
CPU | Intel Core M-5Y51 (2コア / 4スレッド) |
メモリ | 8GB |
メモリスロット (空きスロット) | – (-) |
グラフィックス | Intel HD Graphics 5300 (CPU内蔵) |
ストレージ | SSD 250GB |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | 12.5インチ |
解像度 | 2560×1440 |
ポート類 | USB x2、HDMI、MicroSDスロット |
Bluetooth | あり |
無線LAN(Wi-Fi) | 802.11 b/g/n/ac |
有線LAN | なし |
サイズ | 310×210×15.7(最薄部) |
重量 | 約1.2kg |
シンプルなボディ
ボディデザインはシンプルそのもの。パネルは銀色のアルミ、底面はさらっとしたプラスチックになっています。
そして非常に薄い!わずか1.5cm。カバンに入れるのもラクラクです。
ですが、なんと米軍準拠レベルの頑丈さを持つ、非常にタフなノート。この薄さではにわかには信じがたいところですが、実際に防じん、衝撃、高温テストなど過酷なテストにパスしているようです。
キーボード
キーボードはごく普通の配列。それぞれのキーが離れているアイソレーションタイプで、打ちミスが軽減されます。バックライトも付いているので多少暗いところでも十分作業可能。
反発や押し下げ感などの打鍵感も適度で、打ちやすいです。
クリック音がスピーカーから!?
タッチパッドはボタンのない1プレートタイプ。変わっているのは圧力感知をするという部分。パネルがまったく沈み込まず、グッと押すとクリックとなります。
さらに変わっているのがクリック音がスピーカーから聞こえるということ。
いままでのタッチパッドでは、押し下げると「カチッ」というスイッチ音がパッド自体から聞こえます。Folio 1020ではこの音がスピーカーから音として再生されているのですね。
いままでこんな方式見たことがないのと、パッドから離れたところから聞こえるので、ちょっと違和感は感じます。
タッチパッド自体はすべりもよく、クリックも反応は良いので、機能的な問題はありません。
ディスプレイはきれい
ディスプレイは12.5インチながらFULL HD (1920×1080)、もしくはさらに高解像度のQHD(2560 x 1440)を選ぶことができます。
今回のモデルはQHD。非常にきめ細かで美しい表示。
非常に色合いも濃く、どこからも見やすいディスプレイです。事務処理はもとよりデザイン作業にも十分応えてくれそうです。
豊富なコネクタ
薄型ですがコネクタも豊富。USB、HDMI、MicroSDスロットを搭載。
オプション用の拡張ポートもあり、VGA出力などをすることもできます。
使用感
Microsoft Officeなどをインストールし操作してみましたが、SSDと大容量メモリのおかげで非常にスムーズ。ひっかかりはほとんど感じません。
ブラウザのタブを10個以上開いたりすると、多少表示に時間がかかることはありますが、気にならないほどです。
全体的にキビキビ動作し、非常に快適です。
PCMark8のWorkスコアも3000を超えており、仕事用としては十分な処理速度があるとわかります。
WTS的まとめ
非常に軽くて持ち運びに適した機種です。しかも頑丈だというのも安心ですね。コネクタ類もひと通り揃っているのもありがたい。薄型ながら妥協の少ない一台です。