薄く、軽い!持ち運びに適したビジネスノート エプソンダイレクト Endeavor NA512E

どうも太田アベル(@LandscapeSketch)です。

本日のレビューはエプソンダイレクトより販売されている軽量ビジネスノート「Endeavor(エンデバー) NA512E」。

質実剛健という言葉がピッタリの、丈夫で軽く、ビジネス用途を考えぬかれたノートだった!

記事中の商品/サービス

スペック

スペックを見てみましょう。今回はオプションでCore i7、SSDを選択している上位のクラスです。快適な動作が期待できそうです。

NA512Eで注意したいのは無線LAN。最近のノートではほとんどの機種が搭載している無線LANがオプションになっています。企業ではセキュリティ上、無線LANを無効化する場合も多いのでそのためでしょう。

項目 スペック
OS Windows 10 Home 64-bit
CPU Intel Core i7-6500U (2コア / 4スレッド)
メモリ 8GB
メモリスロット (空きスロット) – (-)
グラフィックス Intel HD Graphics 520 (MSI)
ストレージ SSD 500GB
光学ドライブ なし
ディスプレイ 13.3インチ
解像度 1366×768
ポート類 USB 2.0×1(左側面)、3.0×2(右側面)、HDMI、VGA、カードリーダー
Bluetooth あり
無線LAN(Wi-Fi) なし(オプションでIEEE802.11 ac/a/b/g/nを搭載可能)
有線LAN あり
サイズ 319×226×21mm
重量 約1.2kg

ボディデザイン

外観を見ていきます。

EPSONのロゴだけが小さく付いている、シンプルであえて飾りを抑えた天板です。装飾が嫌いな人にはうれしいでしょう。

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表面はザラッとした感触の黒塗装で、指紋や汚れが目立たないのも特長。多少の傷ならむしろ武勲だ、とでも言いたそうな筋肉質の見た目です。

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表面がツルツルのノートは、最初こそ見た目が良く感じられますが、使っていくうちに傷や指紋が気になり、ビジネスでハードに使うには気後れします。そういった点でNA512E余計な気を遣わせないデザインと言えるでしょう。

ディスプレイ

ディスプレイは13.3インチ。光沢のないアンチグレアタイプ。解像度は1366×768ピクセルとなっています。エクセルやワードを使っても、狭さは感じません。

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コントラストも高めで、輝度を落としても文字が読みやすいと感じます。アンチグレアタイプなので背景からの光の反射も少なく、ビジネスでは必ず発生する長時間作業でも、目が疲れにくいでしょう。

画面はタッチ操作には対応していません。

キーボード

キーボードもまさにオーソドックス。キーピッチも広く、配列も自然で、誰でも迷わず使うことができそうです。

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ただ、キーボード全体の剛性感は少し足りなく感じます。中央をぐっと押すとたわむ感触があり、サイドも所によってはたわむ部分があります。ビジネス用途なので、これからの機種はバックプレートの強化を期待したいところ。

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右側のキーの一部に、標準よりも少し長いものがあったり、Shiftの位置がカーソルキーの右側にずれたりしています。多用するキーではありませんが少し気になりました。

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パームレストも天板と同じ塗装。ツルツルの塗装より、手の脂がつきにくいので汚れが気になりにくいでしょう。

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タッチパッド

タッチパッドは2つの物理ボタンを備える従来のタイプ。プレートそのものを押し込む1プレートタイプでは、カーソルがずれやすく、ビジネス用途では嫌う人も少なくありません。ボタンが分かれていることでより操作が正確になります。

デザインよりも使いやすさを選択しているのがここでもわかりますね。

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軽い!

重量はわずか1.2kg(M.2 SSDの選択で1.15kgまで軽量化可能)。13インチを備える機種としてはかなり軽い部類です。

軽いですが、ボディにはマグネシウム合金が多用され、非常に丈夫。公式サイトによれば最大200kgfまで耐えられ、満員電車でギュウギュウ押されても壊れません。

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小さめの本体とあいまって、持ち運びは非常にラク。バインダーよりも薄いぐらいですので、カバンへの収納もしやすいですね。最も厚い部分でも男性の親指第一関節ぐらいです。

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ポート類

13インチの小ささですが、ポート類は普段使いには十分な数が備わっています。

最もよく使うUSBポートは左右合わせ3つ。複数のマウスや外付けHDDもUSBハブ無しで使用可能です。

ディスプレイ出力にはHDMIはもちろん、プロジェクターや大型スクリーンでまだよく使われているVGA(D-SUB 15)端子もしっかり備えています。

出先でのプレゼンで「あっ!VGA変換端子を忘れた!」「しかたない、皆さん集まってこの画面で見てください・・・」という経験がある人もいると思います。標準でVGA端子が付いていれば忘れる心配はまずありません。(パソコンそのものを忘れる場合を除いて)

またディスプレイ端子は背面に取り付けられています。横から接続するとケーブルが手に当たりじゃまになりますが、背面ならすっきりです。

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操作感

操作感はとても快適です。Core i7 / SSDの組み合わせなので、Windowsの起動やアプリケーションの起動もかなり速いです。全体的にキビキビした動きで、ビジネスで一番困る「なかなかソフトが立ち上がらない」という現象がありません。

下位のグレードではHDDが標準装備となりますが、予算が許せばぜひオプションのSSDにしたいところ。

WTS的まとめ

よくまとまっている機種です。ビジネスでつハードに使うということをメインに考えられていて、しっかりとコンセプトを守っている仕上がりだと思います。

常に持ち運び、仕事に打ち込むために買う、そんな一台だと思いました。

Endeavor NA512E