先日は9インチでちょうどいい大きさのWindowsタブレット「Diginnos DG-09iw」を紹介しました。
9インチは小さくもなく大きくもなく、ちょうどいい大きさでしたが、エクセルを開いたり複数人に画面を見せたいような場合「もう少しサイズがほしいな」と思うことはあります。
そんな「もう一回り大きなタブレット」もドスパラは用意しています。
今日はドスパラから販売されている10インチのWindowsタブレット「Diginnos DG-D10IW2」をレビューしてみます。
スペック
項目 | スペック |
---|---|
CPU | インテル Atom Z3735F プロセッサー(クアッドコア, 定格 1.33GHz, 最大 1.83GHz, キャッシュ2MB) |
メモリ | 2GB |
OS | Windows 8.1 with Bing |
グラフィック | インテル HDグラフィックス (CPU内蔵) |
ディスプレイ | 10.1インチ液晶 (1920×1200ドット表示/ 10点マルチタッチ対応) |
ストレージ | 32GB eMMC |
無線LAN | IEEE802.11 b/g/n |
Bluetooth | Bluetooth 4.0 + HS |
センサー | 加速度センサー、GPS |
USB 2.0 | 1 |
microUSB | 1 |
映像出力 | miniHDMI x1 |
サウンド | ヘッドフォン出力 x1 (ステレオミニプラグ), スピーカー内蔵, マイク内蔵 |
カードスロット | microSDカードスロット(SDXC) |
カメラ | 約200万画素 WEBカメラ フロント x1,約500万画素 WEBカメラ リア x1 |
サイズ | 約260(幅) x 168(奥行き) x 9.2(高さ)mm |
重量 | 本体 約560g |
バッテリー | リチウムイオンバッテリー (約8.8時間 JEITA2.0) |
10.1インチサイズということでUSBを始めとする拡張ポート、機能は非常に充実しています。
CPUは最近のタブレットではお馴染みのAtom Z3735F。省電力ですがクアッドコアで高い処理能力があります。
カメラも前後2台。無線類も充実しているので機能的に足りないと思うことはないでしょう。
大きな画面
まず気づくのは9インチより一回り大きな画面。
わずか1インチの違いなのですが、ブラウザの文字がより大きくはっきり見えます。
ドスパラは8インチ、9インチ、10インチと1インチきざみでタブレットを販売していますが、その理由がよくわかりました。
たかが1インチ、されど1インチという感覚です。
発色は良好
ディスプレイの発色は良好。かなりの急角度から見ても色が反転したり白っぽくなったりすることはありません。
サクサク感
Windowsの操作感は非常に軽く感じます。
DG-D10IW2に採用されているAtomというCPUは安い・省電力・(ただし)遅いというイメージがありますが、予想を超えて非常にサクサクと動きます。
もちろんMicrosoft Officeなどの重いアプリケーションでは起動にもたついたりしますが、いったん起動してしまえば気になりません。
ベンチマーク
ちょっとゲームベンチマークも取ってみました。テストはベンチマークの世界標準のひとつ3DMark(2013)。
結果は以下のようになりました。
テスト | スコア | グラフィックスコア |
---|---|---|
Fire Strike | 0 | 136 |
Sky Diver | 442 | 387 |
Cloud Gate | 1159 | 1190 |
Ice Storm | 14590 | 15146 |
Fire Strike、Sky Diverは非常に低いスコアですが、これらのテストはゲーミング専用マシンでもようやっと動くようなレベルですので、タブレットではこの数値で妥当。
注目するのは一番下のIce Stormです。
このテストは比較的軽量なゲームテストとなっていて、今回のようなタブレット向けのテストと位置づけられています。
スコアは14,590。
Windowsタブレットというと必ず引き合いに出される「艦隊これくしょん(通称 艦これ)」というゲームがありますが、スコア10,000を超えれば十分快適に遊べます。
もちろんWindowsストアに登録されている各種ゲームもほとんどが快適にプレイ可能でしょう。
WTS的まとめ
まずは気になるベンチマークを取ってみました。ディスプレイも十分にきれいで、ゲーム用途としても役立ってくれそうな機種。加えて10.1インチという大型画面、33,320円(キャンペーン価格!税別)という安さも見どころ!
次回は本体外観や重さや薄さなどをレビューしてみます。