どうも太田アベル(@LandscapeSketch)です。
激安のWindowsタブレットといえば、ドスパラのDiginnosタブレット。今日はその中でも最大サイズの10.1インチディスプレイを搭載する「Diginnos DG-D10IW3SL」を借りてまいりました!
前モデルでは32GBとちょっと心もとなかったストレージ容量が、一気に64GBへと倍増。しかもお値段据え置きの、わずか29,800円(税別)!
10.1インチ 1920×1200ピクセルの高解像度を誇るディスプレイ、フル機能のWindows 10、そして64GBのストレージを搭載してこの値段ですよ。あいかわらずがんばりすぎです。もちろん新品です。
さっそく使ってみましょう!
外観
白い清潔感のあるシンプルな梱包。
外観はブラックで角張っていて、ちょっと無骨な感じ。コストダウンのためかボディーカラーは黒に限定されますが、ここは仕方のないところ。それよりもこの驚異的な低価格のほうが重要でしょう。
厚さは9.6mmと最近のタブレットとしては厚めですが、実際に手に持ってみるとそんなに厚くは感じません。画面サイズが大きいので相対的に薄く感じるのでしょうか。
大きさは約260(幅) x 168(奥行き) mmで、A4用紙を一回り小さくした感じ。
重量は590g。片手で持つとしっかり重みを感じます。長時間片手で支えて使うのはキビしいかも。
このクラスの大型タブレットは、片手で持って使うというよりは、机に置くか両手に持って使うものだと思います。ノートパソコンよりはだいぶ軽いので、カバンに入れて持ち運びなら苦にはなりません。
黒くて見づらいですが、電源と音量ボタン。
下側には拡張端子もありますね。今回はモノがないので試せませんが、キーボード付きカバーなどで使用する端子でしょう。
大きく高精細なディスプレイ
10.1インチ、1920×1200ピクセルの高解像度を備えるディスプレイです。密度は224ppiとかなり高い部類。文字はとてもなめらかに見え、画像や映像は細かな部分までくっきりとしています。
近くで見るととても大きく、迫力があり、またとても文字が読みやすい。画面が広いので一気に情報を把握することができます。調べ物やマップはスマホよりはるかに効率的です
。
色合いを見てみますと、写真を映してiPadなどと比べると、全体的にコントラストが弱め(色が浅い)かな~と思います。
とはいえ DG-D10IW3SL 単体で使っていれば気になるほどではありませんし、初めて使う人はまずわからない点です。色合いはコストがかかる部分ですから、十分値段以上だと感じます。
Windowsの画面は、どこも違和感はありません。
ポート類
タブレットなのでポートは制限されますが、それでもUSB 3.0 Type-A、miniHDMI、microSDカードスロットなどを装備。
USBで機能的な拡張、mini HDMIで大きなディスプレイへの出力、microSDによる容量アップなどができます。
ベンチマーク
軽く2本のゲームをベンチマークテストしてみました。
ドラゴンクエストX
ドラゴンクエスト Xでは画質は標準、解像度1280×800でテストしています。キャラが多数登場する場面ではかなり処理落ちは見られるものの、なんとか遊べるほどのフレームレートは確保されています。
プレイする際は画質は「低」にした方が快適ではあります。
3DMark
最も軽いIce Stormのみをテストしました。スコアは17827で、30fps以下にフレームレートが下がる場面が何度かありました。こちらも動きとしてはギリギリな感じを受けます。
軽い3Dゲームは解像度を下げたり、エフェクトを抑えたりすればなんとかゲームプレイは可能そうです。艦これのような2Dゲームなら快適に遊べます。
またベンチマーク中に気づいたことですが、USB給電しながら高負荷の操作を続けると、右背面がかなり熱くなってきます。これは動画再生など重い処理でも同様ですので、膝の上にのせる場合は低温やけどに注意したいですね。
もちろん普段使いではそんな高温になることはありません。ウェブブラウジングや事務処理を行う程度なら、全体的にほんのり暖かい程度です。
空き容量は?
冒頭にも書いた通り、前モデルでは32GBだったストレージ容量が64GBへと倍増しています。32GBではOfficeなどをインストールするとすぐにギリギリの容量となってしまいましたが、今回から余裕が出そうです。
スペック
今回テストしたモデルのスペックです。
項目 | スペック |
---|---|
CPU | インテル Atom Z3735F プロセッサー(クアッドコア, 定格 1.33GHz, 最大 1.83GHz, キャッシュ2MB) |
メモリ | 2GB |
OS | Windows 8.1 with Bing |
グラフィック | インテル HDグラフィックス (CPU内蔵) |
ディスプレイ | 10.1インチ液晶 (1920×1200ドット表示/ 10点マルチタッチ対応) |
ストレージ | 64GB eMMC(パワーアップ) |
無線LAN | IEEE802.11 b/g/n |
Bluetooth | Bluetooth 4.0 + HS |
センサー | 加速度センサー、GPS |
USB 2.0 | 1 |
microUSB | 1 |
映像出力 | miniHDMI x1 |
サウンド | ヘッドフォン出力 x1 (ステレオミニプラグ), スピーカー内蔵, マイク内蔵 |
カードスロット | microSDカードスロット(SDXC) |
カメラ | 約200万画素 WEBカメラ フロント x1,約500万画素 WEBカメラ リア x1 |
サイズ | 約260(幅) x 168(奥行き) x 9.2(高さ)mm |
重量 | 本体 約560g |
バッテリー | リチウムイオンバッテリー (約8.8時間 JEITA2.0) |
■価格やスペックについて■
価格やスペック、オプション品、キャンペーン等は記事掲載時点(記事の掲載日付は最上部に掲載)での内容となります。構成内容は予告なく変更、終了する場合がございます。ご購入前には必ずスペックと価格を再度ご確認ください。
WTS的まとめ
こんな安い機種に多くは望んではいけない・・・と頭ではわかっているのですが、基本的なデキがいいのでついつい上位機種と比べてしまいます。フル機能のWindowsを搭載していますので、Windowsでできることはすべてできます。速度的にもまともに使うことができますので、緊急用やサブとしてのWindowsマシンとして、持っていてもいいかもしれませんね。
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