最近筋力が落ちていて重いノートを持ち運ぶのに苦労してます。どうも太田アベル(@LandscapeSketch)です。
じゃあ小さくて軽いノートを、と思って11インチの軽いノートにしてみると、ディスプレイが狭すぎる!
本体の大きさに比例してディスプレイが小さくなるのはどうしようもないところですが、11インチだとブラウジングもエクセルもスクロールばかりで、全然頭に入ってこないんですよね。
今日はそんな常識をひっくり返す、11インチサイズの本体に13インチディスプレイを詰め込んでしまったスゴいノート、デル XPS 13 をレビュー!
スペック
まずはざっとスペックを。薄くても性能にも妥協点はなく、Core i5、8GBメモリ、256GB SSDと必要十分な装備です。
項目 | スペック |
---|---|
OS | Windows 10 Home 64-bit |
CPU | Intel Core i5-5200U (2コア / 4スレッド) |
メモリ | 8GB |
メモリスロット (空きスロット) | – (-) |
グラフィックス | Intel HD Graphics 5500 |
ストレージ | SSD 256GB |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | 13.3インチ |
解像度 | FULL HD(1920×1080) |
ポート類 | USB 3.0 x2、Mini DisplayPort x 1、カードリーダ (SD、SDHC、SDXC) |
Bluetooth | あり |
無線LAN(Wi-Fi) | 802.11 ac |
有線LAN | なし |
サイズ | 幅 304 mm、奥行き 200 mm、厚さ 9~15mm |
重量 | 1.18 kg (1.26 kg タッチスクリーン搭載時) |
驚きのその大きさは!?
さてでは実機を見ていきましょう!
天板はシルバーのアルミのような素材。中央にデルのロゴがあるだけの、シンプルで落ち着いたデザインです。
手前側の薄さ。とても薄いですね!わずか9mm。
持った感じもスマート!タブレット2枚分ぐらいの薄さ。重さもおよそ1.18kgと軽い。片手でラクに持てます。
パカっと開けると、デルが「フレームレスデザイン」と呼ぶ超細ベゼルのディスプレイが出現!
ベゼル部分が5mmほどしかなく小指の幅より細い!これが11インチサイズに13インチディスプレイを収めきった秘密です。
通常のノートはベゼル部分が1cm~2cmほどありますから、その分面積が大きくなっていきます。XPS 13 はこの点を改善することで、標準的な11インチノートクラスの面積を実現しています。
少し離れて見ると、まるで画面だけが宙に浮いているような感覚になります。
美しいディスプレイ
ディスプレイはIPS液晶なのでかなり広い視野角があります。こうして急角度から見ても色バケや白くなることもほとんどありません。色味が重要となるデザイン作業でも、問題なく使えそうです。
コントラストも広く、深みのある色合いです。
このFULL HDモデルは表面の反射を抑えるノングレア液晶です。
裏側もシンプル
裏側もシンプル。大きなすべり止めゴム付きの足と、細めの排熱スリットだけ。
裏面中央のXPSと書いてあるエンブレムは、実はフタになっていまして、この中にサポートタグが書いてあります。
キーボード
キーボードはごく一般的な配列で使いやすい。Enterキーが細長くなっているのが唯一気になるところではありますが、特に打ちにくさは感じませんでした。
キータッチは比較的軽めで、長い文章でも疲れにくいと感じます。ストロークは1.5mmほど。音も静かめ。
バックライトが付いているので、多少暗いところでも視認性は高いです。
タッチパッド
タッチパッドは1プレートタイプ。
右下、左下を押すことで左右クリックが可能。複数指によるスクロールなど、ジェスチャー操作も可能です。
ただクリックがちょっと固い。またそのせいか、クリック音が「パコッ」というけっこう大きな音です。
何度もクリックするような作業では指が疲れます。クリックが多いデザインソフトなどは、別途マウスを使ったほうが良さそうですね。
こんなところにカメラが
ウェブカメラもついています。こんな狭いフレームのどこに・・・?と思ったらなんと画面左下にちょこんとついていました。(笑)
変な角度で映るのかな~と思って使ってみましたが、意外に普通でした。ただ位置的に下から見上げる感じになるので、ちょっとアオリがきいた画面になりますね。
動作速度は十分
実際にXPS 13で仕事を行ってみました。
ディスクが高速SSDなので、動作はとても快適!オフィスソフト、デザインソフト(Adobe CCの体験版)のどちらも十分な速度で動作しました。
Windowsの起動、Adobeソフトの起動とも速いほうです。8GBメモリですからPhotoshop、Illustratorを切り替えながら作業してもサクサク切り替えられ、ストレスはありません。
PCMark8も計測してみました。
デザイン作業などの快適度を示す、Creative acceleratedでは2383と快適な部類に入ります。
家の中での軽作業を示すHomeでも1949と2000近いスコアで、快適です。
ポート類も充実
この薄さ、小ささでポート類はさぞかし少ない・・・と思ってしまいますが、意外に実用度は高いです。
まず右側にはSDカードスロット、USB3.0が1ポート
左側にはUSB3.0 1ポート、ミニディスプレイポートを装備。ヘッドホンジャックもある。
USBマウス、キーボードをつなぎながらディスプレイポートから大画面に映す、なんてことが追加装備なしで可能です。SDカードスロットがあるので、デジカメからすぐに取り込めるのもポイント高いです。
WTS的まとめ
数日持ち歩いてみましたが、コンパクトさとディスプレイの広さが非常に気に入りました。11インチのサイズで13インチという実用十分なディスプレイを搭載しますから、便利としか言いようがないですね!コンパクトさを優先して11インチにすると狭くて作業に苦労しますし、逆に13インチだと今度は本体が大きくなる。そこを妥協して12インチを作るのではなく、11インチサイズに13インチを詰め込むという、ムチャとも言える設計を見事に成し遂げています。
XPS 13は、現時点でコンパクトノートの最高峰に位置する一台だといえます。
▼デルの最新割引クーポンページはこちら!▼
Offie付即納モデルが台数限定で32,000円OFFの特別価格!
↓ 最新のXPSノートの激安クーポンはこちらから! ↓
■価格やスペックについて■
価格やスペック、オプション品、キャンペーン等は記事掲載時点(記事の掲載日付は最上部に掲載)での内容となります。構成内容は予告なく変更、終了する場合がございます。ご購入前には必ずスペックと価格を再度ご確認ください。
■掲載ベンチマーク結果についてのご注意■
ベンチマーク結果は選択したスペックによって大きく上下します。また機材の入手時点(記事の掲載日付は最上部に掲載)での結果となりますので、掲載から時間が経っている場合はマイナーチェンジ等により数値が変わることがあります。
上記は入手した機材において個人的に計測したもので、メーカー公式発表ではありません。目安としてお考えください。