どうも太田アベル(@LandscapeSketch)です。
RAWからの写真現像ソフトはいくつも出ていますが、今日はその中でも
・高機能
・安価な買い切り型(一回買えばずっと使える)
という特徴を持った現像ソフト「Corel AfterShot Pro 3」をレビューしていきます!
買い切り型にもかかわらず、ソースネクストでは9,800円という比較的安い価格も魅力。一度買えばパソコンを乗り換えても※、ずっと使うことができます。
※ただし自分専用パソコンで、1ライセンス1台のみに限定。
さっそく使ってみましょう!
整頓された画面
画面は他の現像ソフトと大きな違いはありません。
ツールバー、フォルダツリー、フィルムストリップ、現像画面とオーソドックス。
ツールバーには彩度、明度などの基本的な現像効果はもちろん、ノイズ軽減やシャープなど必要なものは全てそろっている、といっていいでしょう。
カメラごとに自動で現像に補正をかけることも可能。メーカ、カメラごとに微妙に違う現像もワンタッチで補正することができます。
カタログ画面はなかなか高速。
最初はサムネイルを作る処理が入って少し待たされるものの、サムネイル処理が終われば、数百枚入ったフォルダもサクサクと開けます。
多量の写真を整頓したいときもストレスが少ないですね。
特殊フィルターはもちろん装備
モノクロ化、古い写真化、アンニュイな雰囲気のエフェクトなど、特殊フィルターはたくさん装備されています。
カラーバーなどをいじれば同様のことはできますが、このようなフィルターを活用するとワンタッチで雰囲気を大きく変化させられるので、表現の幅が広がります。
フィルターは別売りのパックも用意されていて、購入すればさらにたくさん使えるようになります。
むずかしい透かし(ウォーターマーク)もカンタン
写真をウェブに掲載していると、無断で再使用したり、手を加えて自分の作品にしようとする人もいます。もちろんそれは犯罪行為なのですが、そうなる前に自衛するのも重要です。
有効なのは「透かし(ウォーターマーク)」。
自分だけのマークを写真のどこかに入れておく方法です。
しかし、何枚もの写真に手作業で透かしを入れるのは、むずかしいうえに手間がかかりすぎます。そこでCorel AfterShot Pro 3。
仕上げ時に「透かし」に自分のマークを登録したり、「Photo by WorkToolSmith.com」のような文字を自動で入れてくる機能があります。
これで無断の再利用にある程度、歯止めがかかるのではないでしょうか。
一気に何種類ものサイズが出力できる
仕上げ出力で、額装用、L版用、ウェブ用、などとそれぞれサイズやファイル名を変えて出力したいときもよくあります。その場合でもAfterShot Pro 3はお手軽。
「一括処理エクスポート」は画像サイズ、出力場所、メタデータなどを何種類も登録でき、1回の操作で指定通りのファイルが一気にできあがります!
いつも画像を出力したあと、サイズ変更ソフトで変形をしていた人は、かなりラクになりそうですね!
ちなみに、出力後に他のソフトを自動で起動するモードもあります。
WTS的まとめ
今回はAfterShot Pro 3のごく一部の便利な機能だけを紹介しましたが、一通り使ってみると、写真現像・整理に必要な機能はすべてそろっている、と感じます。
一度購入すればそのあとはお金を払わず使えるのもありがたい。サブスクリプション(定額)型では、まったく使わなくてもお金を払わないといけません。
ソンがない購入ができるでしょう。
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