ありきたりな企画だね〜!と言われた時に読む本

いまどきネットだけじゃ隣と同じ タイトル
調べることは、生存に欠かせない。
P.238

平々凡々とした企画からあなたが頭ひとつ、いやそれ以上抜きん出るために。あらゆる場面から情報をつかみとり、ネタを自在に組み合わせられる人間になるために、その基礎を学びましょう。

あなたの調べる力はまともか!?

少し前に学校で「コピペ問題」と騒がれた時がありました。テストや宿題の回答をインターネットで探し、コピペで提出してくる人が出てきたのです。合っていればまだしも、全員が同じ間違いをしてくるなんて笑えますよね。

ですが恐ろしいのは学生だけではなく、社会人でも同じことをしているという点。企画のアイデア、商品の調査、流行の確認などをGoogle様に頼りきっている人もいるようです。会議でありきたりな企画ばかりが並ぶ会社も多いとか。

インターネットで文字化された、グラフ化されたデータを拾ってきてもそれは本当の情報ではありません。

情報=インターネット?

インターネットではGoogleをはじめ、あらゆるデータをまとめようとする動きがあります。このブログも得体のしれない機械(笑)をわかりやすくまとめようとするものだと言えます。

インターネットに出てくる情報はだいたいわかりやすい。

でもそのわかりやすさは作者の視点で削りとった情報です。たくさんのぐちゃぐちゃした情報から、「これがいいかな」というものを選んで書いているだけ。ある意味「まとめ」ですが、作者の意志で絞られた情報のカスだけともいえます。

リアル世界ジョギング

人に触れる。
本を開く。
街を歩く。
こうやって、少し、世間の風に吹かれることを、リアル世界ジョギングと呼ぼう。
P.72

ツイッター、フェイスブック、メール、テレビ、ホームページ、Line・・・インターネットは海のように情報があふれていて、ほうっておくと向こうから押し寄せてきます。

そこで強制的に情報をシャットダウンし、頭脳を「リアル世界」にリセットすることが大切になります。作者はこれを「リアル世界ジョギング」と呼んでいます。

紙の本、街の人々、空気、風。

あらゆるリアルなものから自分が何を感じたかをつかみっとていく。意図的に情報をシャットダウンすることで失われたリアル感を取り戻す道順が示されています。

情報にならないものから自分が情報を作る。基礎となるのは0次情報なのです。

調べられなければ、書けはしない

企画書も文章も、まず調べることができなければ書くことはできません。その練習がリアル世界ジョギングです。

情報の掴み方がわかったら、いよいよインターネットの力を活用する時です。

ツイッターの会話、Googleのニュース、写真サイトのFlickrなど。まとめられてない情報からあなた独自の情報を得るテクニックが82ページから多数書かれています。

調べる力が高まってくると、単に分析するだけでなく、その先を見通し、企画することも上手になる。マーケティングの能力がつくのである。
P.82

本当のマーケティングは人々の声なき声を聞き取ること。

調べる力を身につけ、たくさんの人がよろこぶ商品をを創れる人間になりたいものです。