DocuWorks バージョン7.3が公開されました。
主な変更点
- アノテーションが貼られたページでも回転して表示できる表示形式が追加された。
いままではアノテーションが貼り付けられたページは回転はできませんでしたが、7.3から可能になります。 - 雲型アノテーションが追加
雲型のアノテーションが加わりました。 - DocuWorks Deskにファイルを取り込むときに、確認ダイアログの表示/非表示を切り替える設定が追加。
ファイルを取り込むたびに何度も同じダイアログが出ていたので、これは助かりますね。
APIは
私としてはAPIのほうが気になりますので、さっそくSDKを落としてみました。
DocuWorks APIの方でも少し変化があります。
XDW_CreateXdwFromImageFile、XDW_CreateXdwFromImageFileAndInsertDocumentにおいて、TIFFフォーマット(JPEG圧縮)の生成方法を変更しました。TIFFフォーマット(JPEG圧縮)の場合は、圧縮形式が無視されます。
たぶんこれは圧縮済みのTIFFは圧縮せずに取り込みます、という意味でしょうか?そんなに重要ではなさそうですね。
XDW_ApplyOcrにおいて、OCRエンジンとしてDocuWorksOCR言語拡張パッケージ オプションを指定できるようになりました。
新しいオプションです。DocuWorks OCR言語拡張パッケージ オプションということですが、これはこれから発売するのでしょうか?
XDW_GetCompressedPageImageにおいて、取り出すことのできるイメージ形式の記述を追加しました。
ということですが、
現在直接取り出せるのはTIFF-G31d(MH)、TIFF-G4(MMR)、JPEG、PDFの4種類である。
APIの解説は7.2とまったく変わっていない気が・・・なにが変わったのか不明です。
7.2からは大幅な変更はないようですね。
ただ、新しい雲形アノテーションはAPIに加わっていないのが残念。