パソコン工房のハイグレード・ゲーミングノート GSNシリーズ「15GSX8050-i7-YFB」のレビュー第2回です。
前回はベンチマークを主に行い、i7 + GTX870M(6GB)の強烈パワーを確認しました。まったく満足すぎるマシンですよコイツは。
今回は本体外観や、本体機能についてレビューします。
ガッシリした本体
本体は約3.1kgとガッシリとした筐体。直線的なデザインでソリッドなイメージです。
本体塗装は単なる黒かとおもいきや、微妙にラメが混ぜられており深みのある色を表現しています。また塗装自体も少しざらっとした、硬い壁のような感触。
高級感と重厚さをかもしだしています。
キーボード
前回お伝えしたとおり、キーボードは非常にGOODです。
多少押し下げが重いかな、という感触もありますが反発力もしっかりしておりシャーシのたわみもなく、好印象です。長文にも十分耐えうるキーボード。
ゲームで移動キーとなるW、A、S、Dの4つのキーには、しっかりと目印が付けられています。
10キー
15GSX8050-i7-YFBは10キーも搭載しています。
15インチノートでは10キー搭載はぎりぎりの面積ですが、メインのキー群は変則的なキー配列もなく、キーピッチもいたって普通です。
変則的な部分は右シフト、その横のアンダースコア、右コントロールキーが縦長になっています。そんなに多用するキーではありませんので気にするほどではないでしょう。
Page Up、Page Down、Home、End、ScreenLock、NumLockはFn(ファンクション)キーとの組み合わせになっています。
10キーがある分、メインのキー部分はやや左寄りになりますので、文字を打つときはノート全体を少し右に移動することでホームポジションになります。
真正面から構えると左側のキーをタイプミスすることがありましたが、これは使っているうちにはすぐに慣れるでしょう。
タッチパッド
タッチパッドは従来通りのタッチパッド部分とボタンが分かれたタイプ。感度はちょうど良いです。
タッチパッドは2本指、3本指の操作に対応しており、ジェスチャ動作も可能です。各エッジ部分に好きな操作を割り当てたり、アプリケーション操作を割り当てたりもできます。
設定はコントロールパネル>マウス>Synaptics TouchPadの設定から行います。
ボタンは一つのバーとしてまとめられていますが、当然左右のクリックが可能です。
本体ポート
15GSX8050-i7-YFBは拡張ポートが充実しているのも好感度です。左右と背面で多くのポートが装備されています。
- ヘッドフォン/スピーカ出力
- マイク入力
- ライン入力
- S/PDIFアウト(ミニプラグ型)
- USB 3.0ポート
- USB 3.0/eSATA兼用ポート
- USB 2.0
- miniIEEE1394a
- ディスプレイ出力
- HDMI
- DisplayPort 1.2
- miniDisplayPort 1.2
USB端子、音声端子は十分な数があります。
うれしいのはディスプレイ出力が3つもあること。本体モニタを合わせれば4画面もの出力が可能!GTX 870Mならこなせる画面数でしょう。
良い音のスピーカー
評価機はSoundBlaster X-Fi(オプション)を搭載しているので、音質もノートとしてはかなり良く、迫力と広がりのある音楽を再生してくれます。
音を大きくするとサブウーファーからの重低音も響いてきて、たとえばBattle FieldやCall of DutyなどのFPSなどでは存分に臨場感を味わえます。
必要なものすべてが揃っている
さて、15GSX8050-i7-YFBの本体機能を見てきました。
i7-4710MQ、GeForce GTX870M(6GB)によるFULL HD液晶の強力で美麗なグラフィック、十分なポート数と音質の良いスピーカー、打ちやすいキーボード・・・これだけ揃っていればこのノート1台でも十分ではないでしょうか。
あらゆるゲームをこの一台で快適に遊べる、ハイグレードなノートパソコンです。