Mac用仮想PCソフト対決! VMware Parallels VirtualBox

Oracle VirtualBox

さて今回唯一無料の仮想化ソフトOracle Virtual Boxです。

もともとはSUN社が作っていたものでしたがOracle社に吸収されたため、いまはOracle社名義となっています。

またこのVirtualBox自体はWindows、Mac、Linuxで同じソフトが動くため、OSをまたいで仮想環境を持ち歩いたりすることがある人にはメリットがあります。

まず根本的なこと

まず根本的なデメリットに、VirtualBox自体が64ビット動作に対応していません
64ビットのOSを使用することができるのですが、VirtualBox自身は64ビット動作をしないのです。(ややこしいな)

この辺りがどの程度速度に関係するのかが見所です。

まずはセットアップ

今回は3D描画のテストがメインの目的です。

VirtualBoxのディスプレイ項目に3Dアクセラレーションを有効化、2Dビデオアクセラレーションを有効化というスイッチがありますので、もちろんチェック。

またビデオメモリが20MBと大変低くなっていますので、こちらも128MBに上げておきます。

VirtualBoxディスプレイ 初期設定

VirtualBoxディスプレイ 初期設定

 

VirtualBoxディスプレイ 変更

VirtualBoxディスプレイ 変更しました

ビデオメモリのMaxは128MB。VMwareと同じ容量となります。

Windowsは新しいPCにセットアップするのと同じ手順で問題なく終了しました。

Guest Additionsセットアップ時に見逃すな!

仮想PC用のドライバ「Guest Additions」をインストールするときに注意が必要です。
Direct3D Supportが最初は「チェックが入っていない」のです。

Guest Additions 3D Support

Guest Additionsの3D Supportがオフになっている

それもそのはず。

ここにチェックマークを入れようとすると気づきますが、アラートが表示されます。

Guest Additionsエラー

Guest Additionsで3D supportを押すと・・・

「Windows is currently not running in safe mode so Direct3D support cannot be installed.」
(Windowsがセーフモードで動いていません。Direct3Dサポートがインストールできません)

そうなのです。

VirtualBoxでは、セーフモードでないとスイッチが入れられないんですね。

これは不便!

というかセーフモードの入り方は初心者にはなかなか敷居の高い操作です。もうちょっとどうにかならないものでしょうか?

ということでWindowsを再起動し、起動時にF8を連打。
出てくる黒い画面で「セーフモード」を選択します。

セーフモードで起動

セーフモードで起動

セーフモードの中で、改めてツールをインストールします。
今度はチェックを入れることができました。

3D Supportにチェックができた

3D Supportにチェックができた

再び再起動。

ベンチマーク開始

さてようやっとベンチマークの準備ができました。3DMark06を起動します!

 

しかし問題は最初から発生です。

まずは3DMarkの起動が、他の2つに比べて倍以上の遅さです。
読み込みのバーがじりじりじりじりと上がっていきます。
32ビットのため、ファイルの転送が遅いのでしょうか?

 

そして・・・

 

真っ暗のままです。

エスケープを押してもまったく終了できません!

しかたなくメインメニューから「リセット」をかけますが・・・
突然3DMarkのエラー画面が表示され、VirtualBoxごとフリーズ!

 

あららら・・・Mac上でVirtualBoxを強制終了という事態になってしまいました。

 

ということでVirtualBoxでのDirectXを使うには微妙という結論になってしまいました。

基本的なファイルの受け渡し、ソフトのインストールをするだけの目的なら良いのですが、ゲームなどハードウェアを酷使するソフトは、VirtualBoxには荷が重いようです。

とはいえ無料というメリットは大きいです。

ちょっと試したいLinuxなどはわざわざ安くはないVMware、Parallelsを購入する必要はありません。
VirtualBoxが役に立ってくれます。

 

VMware vs Parallels vs VirtualBoxのまとめ

コメント

  1. ランラン より:

    すばらしいです!
    とても参考になります。ありがとうございます!

    あと、無料のVMware Playerについてもご存知であれば追記がほしいです。

  2. タケ より:

    ランランさん、コメントありがとうございます!
    お役に立ててうれしいです。

    VMware Playerは残念ながらMac用はありません。
    Windows、Linuxのみとなります。

    MacはVMware Fusionが唯一のVMwareとなります。

    とはいえ、Windows上のVMware WorkStationで作成した仮想PCファイルはVMware Fusionで動かせました。
    互換性は高いですね。

  3. ハラキソ より:

    評価して頂きありがとうございます。
    とても参考になりました。

    私も、iMac (2009 Late)上の仮想PCで3Dゲーム、、、もとい3Dグラフィックデザインを行おうと検討中のところでした^^;

    すでにParallelsを持っていたので、他の仮想PCソフトと比較した情報が欲しいと思い、このページにたどり着きました。

    お互い、仮想PC上で3Dゲーム、、、もとい3Dデザインに勤しみましょう。

  4. タケ より:

    ハラキソさん、コメントありがとうございます!
    お役に立ててうれしいです!

    そろそろ2009Lateではゲーム デザインソフトがキツくなってきましたね!

    最近はMacbook Airばかり使っているので、iMacをやめてMacBook Pro Retinaもいいなぁ、なんて思ってます。

    お互い隠れてゲーム デザインの仕事をがんばりましょう!