最新15インチノートがいきなりの29,800円！HPから15-g000が新発売

2014.11.042017.07.10

こちらは大変古い記事です。最新のHPパソコンについてのレビューはこちらをご覧ください。

HPのパソコンラインナップが冬モデルとなりました。
注目はCPUが大幅に変更された、格安ノート15-g000です。

ただ、相変わらず発売価格がおかしい！なんと15インチノートで29,800円(税別)からというiPadよりもはるかに安い価格で登場です。

スペック

さて、相変わらずの激安ノートとなっているHP 15-g000ですが、スペックは驚くほどの「普通」。

普通でなにがすごいの？って、この価格で普通だからスゴイんです。29,800円といえば実際のところiPad miniと同じぐらいの金額なわけです。

15インチディスプレイがあり、フルサイズのキーボードがあり、動作も十分な速度。Windows 8.1と500GBの大容量ハードディスク。これだけすべて揃ってしまうんですから、オトクすぎる機種なのです。

まずは注目したいのはCPU。

モデルチェンジ前はAMDのE1-2100という最廉価版APUを搭載していました。E1は省電力性能を突き詰めた製品のため、バッテリー時間には非常に貢献するのですが、速度はかなり遅い部類となってしまいます。

今回は(同じ価格なのに) AMDの最新ミドルロークラスのAPU A4-6210を搭載。省電力性能はE1レベルまで高めているにもかかわらず（バッテリー寿命がE1の時と同じ6時間とされていることからもわかりますね。）、クアッドコア(4コア)となり十分実用的な速度となっています。

メモリは4GBで軽い作業～多少重い作業までなら十分カバー。

ディスプレイは15インチの中サイズで光沢画面。写真や映画が非常に綺麗に見えます。

HDDは500GBの大容量。写真なら数万枚、エクセルやワードの書類でも10万ファイル入れても問題ないほどの容量。もちろん映画をデータとして持ち運ぶことも可能でしょう。

もう一つ、CPUのアップグレードにともないグラフィックス機能が大幅パワーアップしているのも見逃せません。

過去のE1-2100が搭載していたのはAMD Radeon HD 8210というグラフィックス機能。これはかなり低い能力で、ブラウザゲームでもようやっと動くという程です。

今回のA4-6210が搭載するのはRadeon R3シリーズ。600MHzに高められたクロック、拡張されたグラフィックスコアとメモリバス。この価格でも必要十分なグラフィックス能力を手に入れています。

スペックを見てもなかなか性能はわかりづらいですね。

どんな作業なら快適にできるのか？をリストにしてみました。

◎・・・快適に作業可能
○・・・たまに重い場面がある
△・・・かなり重さを感じる場面がある

学校用にパソコンがほしいという場合は、この価格がうれしいですね。苦しい学費の中でも新品のパソコンが手に入ります。

すごい高性能とはいえませんが、仕事にも趣味にも使える十分な性能を実現しています。それでいて29,800円という非常にお安い価格になっていますので、これはオトクだと言い切れます。

パソコンが必要だけれどもお金はなるべく節約したい、というときにはぜひ検討に入れたい一台です。

15-g000の体験レビューも掲載中