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空冷なのに静かでよく冷える! CoolerMaster HYPER 612 APEX CPUクーラーレビュー Core i7-14700Kが余裕

太田アベル

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目次

今回は、Cooler Master(クーラーマスター)の空冷CPUクーラー「HYPER 612 APEX」をAmazonで購入しました。

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取り付けたCPUは Core i7-14700K。かなりの熱を発するCPUなので、空冷でどうなるかは正直心配でした。

結論から言うと、今までの280mm水冷より静かで、しっかり冷える 。いい意味で予想を裏切ってくれたクーラーです。

HYPER 612 APEX 本体写真

HYPER 612 APEXの特徴

まずはメーカーがうたっている特徴から。

  • 独自設計スーパーコンダクティブ・コンポジット・ヒートパイプ、モダンデザイントップカバー、最高2400rpmの高速Mobius 120Pファン2基搭載
  • 6本のSCHP設計により放熱性能を向上
  • 特許取得済みのスーパーコンダクティブ・コンポジット・ヒートパイプ
  • ブラック/ホワイトの2色をご用意
  • デュアルMobius 120Pファンを付属
  • 高さ159mmでほとんどのミドルタワーケースにフィット
  • ファン騒音値 30 dBA (最大)

パッケージを開けたところ

付属品はこちら。Intel用、AMD用のステー類、CPUグリス、延長ケーブル、ネジ類一式です。ごく一般的な内容。

付属品付属品一式

見た目をチェック

本体正面

本体上面

シンプルなトップカバーで、ごちゃごちゃ感が少ない。パッと見るとキューブ状で、CPUファンに見えないのがおもしろい。

このカタチ、筆者はかなり好きです。

上面を包むカバーは、空気を整流化し、騒音を防ぐ効果もありそうです。

本体サイドビュー

LEDや表示パネルはありませんが、光らない渋さ があります。スッキリと魅せたいPCにも最適。

コンタクト部分には、特許取得済みのヒートパイプ「スーパーコンダクティブ複合ヒートパイプ」が6本通ります。

大量の熱を受熱ベースからすばやくフィンに拡散させます。

ヒートパイプ部分スーパーコンダクティブ複合ヒートパイプ

CPUコンタクト部分

トップカバーはマグネットで開閉

トップカバーはマグネットで簡単に開閉できます。

ツメで止めるタイプではないため、ちょっと引っぱればスッと取れ、取り付けも近づけるだけ。ツメが欠ける心配もありません。

トップカバーを開けたところトップカバーは軽い力でカンタンに外せる

トップカバーのマグネット4カ所にマグネットがある

そしてここがいちばん感動したポイント。

ファンはなんと差し込み式です。上からスリットで入れられ、最後は段階的なストッパーになっています。カチカチと 1mmレベルの上下調節が可能です。

ファンをスリットから取り出す

鉄のワイヤーで留めないので、手を傷つける心配も少なく、そしてなにより、感動的に簡単に取り付けられます 。

引っぱるだけでファンの取り外しも高さ調整もできるのは、自作に慣れた人ほど利点が理解できるはずです。

取り付けてみる

取り付けは一般的なCPUクーラーと同じです。

ファンを取り外し、ネジ止め。その後ファンを取り付けます。

ファンを外した本体サイド

マザーボード裏にはCPUサポートステーを付けます。

マザーボード裏のCPUサポートステー

CPU(Core i7-14700K)

CPUの周りにサポートステーを取り付けます。

CPUにサポートステーを取り付け

サポートステーの穴

本体をネジ止めしたら、最後にファンを差し込むだけ。ここまでカンタンにファンを取り付けられるクーラーは初めてですね。

マザーボードに組み付けたところ

マザーボードに組み付けたところ(サイドビュー)

VRMヒートシンク・メモリとの干渉

VRMヒートシンクにはファンが触れておらず、3mmほどの余裕がありました。

VRMヒートシンクとファンのすき間

VRMヒートシンクとファンのすき間(サイド)

メモリ側も、ファンは1番スロットにかぶっておらず、高さがあるメモリでも安心。

メモリスロットとファンの位置

もちろん、もしかぶったとしてもファンを上にオフセットすればOK。ここでも差し込み式のおかげで、カンタンにずらせます。

この方式、メリット多すぎ!

静かさと冷え具合

いままでは280mm水冷を付けていました。

水冷といえど、結局ラジエーターはファンで冷やすので、高負荷時はそれなりの騒音があります。

しかしHYPER 612 APEXは驚くほど静か 。

アイドル時は、ガラスケースを閉めればケースファンと聞き分けられないほどささやかな音です。

あまりの静かさに、思わず温度を確認してしまったほどです。もちろん問題なし。アイドル時は40℃付近まで押さえ込んでくれます。

不安だった高負荷時も、それほど大きな音ではありません。(メーカー公称値 最大 30 dBA )。

音質としては低音で、耳障りな音ではありません。

ベンチマーク中の温度は**最大82℃**と、14700Kの高熱を十分に押さえ込めています。電圧制限はインテルデフォルト。

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WTS的まとめ

「高性能CPUには水冷」という僕の常識を、完全に覆してくれたクーラーです。

  • 値段は実売8,000円前後で、ハイエンドCPU用としては十分にお手頃(Amazon 2026年10月確認)
  • 水冷よりも圧倒的に取り付けやすく、ラジエーターやポンプの配線などを悩まなくてすむ
  • 水冷同等の冷却力なのに、水冷より静か という逆転現象

見た目もキューブ型でシンプル。光を抑えたケースや、まったく光らないケースでも似合うでしょう。

四角い大きなものが中央にあるので、光らなくてもけっこう存在感があり、満足感もあります。

発熱の大きいCPUでも、静かに・手軽に冷やしたい。そんな人には、ぜひ候補に入れてほしい空冷クーラーです。

太田アベル

太田アベル

パソコンを7歳からいじり始めて40年。とにかくパソコンが好きです。気になった商品をほぼ自腹で買いまくってレビュー中!良かった点、悪かった点をズバズバ書きます。

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