手書きとデジタルのメモはどこまで融合できるのか?Wacom BAMBOO Slateレビュー!

使ってみる!

ではさっそく使ってみましょう!

まずはスマホやタブレットとのペアリングが必要です。スマホに専用ソフト「Wacom Inkspaceアプリ」を入れ待機モードにします。次にBAMBOO Slateのペアリングボタンを長押しします。

スマホ側で名前が出てくるので、これをタップするだけ。

ペアリング完了です!

 

いよいよ書いてみますよ!

書く方法はさらにカンタン!

まずピカソも泣いて謝るするほどの美しいイラストを描きまして・・・。え?これは何かって?クラウドくんです!クラウドくん!当サイトのマスコットキャラクターとして2秒前に爆誕いたしました!KA・WA・I・I!

書き終わったらおもむろに保存ボタンをポチっとな!

ランプが緑にぴかっと光ればこれで完了!BAMBOO Slate本体に保存されます。

するとすぐにアプリと同期され、画面に現れました!

お、おもしろすぎる!

複雑で美麗なイラストを描く!

雲くんは究極のシンプルを目指し、あらゆる無駄をそぎ落としたアートでした。さすがにこんなものだったらタブレットに直接ペン書きしても大して変わりありません。BAMBOO Slateの実力はさっぱり伝わらないと思いますので、もっと複雑なアートに挑戦してみましょう!

あれから5分後・・・大作が完成いたしました!

じゃじゃん!

むしろコレに5分もかかったのかというご意見もいただきましたが、かかりました

アートとは、キャンバスに何を現すかを思考する時間がもっとも大切だと云われます。なので4分40秒ぐらいは考えていました。熟考に熟考を重ねました。どんなアートなら目の肥えた読者さまの心を打つことができるのか、WorkToolSmithの存在意義とは何のなのか、己の心の深部から湧き出すアートを芸術作品として表(以下略)

そしてぽちっと転送!

出てきました!

おおおおー!すごい!

そっくりそのまま!

描いた位置も太さもほとんどそのまま移ってきています!これはすごい。さすがにかすれるような線は表現されませんが、かなり細い線も追従していることがお分かりいただけると思います。

拡大すると、筆圧もかなり再現されているのがわかります。強弱が良く出ていますね。

書き味は

書き味は紙とボールペンそのもの。ペンの太さは最初こそ気になりますが、しばらく使っていれば慣れますね。ちょっとペン先が見づらいのが難点と言えば難点。

デジタルペンだから、という気づかいはまったく無用です。

さらさらと書けばその通りに再現してくれますので感動します!さすがにPCペンタブレットのデファクトスタンダードといわれるWACOMです。ペン技術は非常に高い完成度だと感じます。

WTS的まとめ

非常におもしろいデバイスです!

手書きメモをせっせとスキャンして疲れ果てている人、どうやってメモをデジタルにするか悩んでいる人、メモを書くのはいいがどんどん紛失している人に、新たな解決方法を示しています!

ちょっとしたメモならどんどん取りこんで捨ててしまえばOKなので、紛失することはありません。あらゆるメモがデジタルデータとして残っていきます。

デジタルなので再加工も転送も自由自在。利用範囲は非常に広いでしょう。

次回はソフトウェアの使用感を、もう少し突っ込んでお伝えします。