小さい!軽い!わずか3万円台から買えるモバイルノートの使い勝手は?m-Book C [MB-C250B1-S1] レビュー

すごく小さく、手軽に持ち運べて、しっかり使えるノートパソコンが欲しい!となると狙うのは11インチクラスのノートです。

今日はマウスコンピュータで人気機種となっている11.6インチの小型ノートPC、m-Book Cシリーズ(MB-C250B1-S1)を使ってみようと思います!

ほぼA4サイズでバッグにも余裕で入る小型なボディと、1.2kgの軽さで持ち運びもラクラク。キーボードも打ちやすいので、常に持ち歩き、出先で作業をしたいというビジネスマンに最適です。

しかも!新品でわずか34,800(税別)から!!という非常に買いやすい価格も見どころです。(価格は2017/8/20現在)

デザイン

大きさはほぼA4サイズとなる292.4 × 204 × 23.2mm (折り畳み時/ 突起部含まず)。とてもコンパクトです。

 

デザインは非常にシンプルですっきりとしています。天板はシルバー。金属的な輝きで、高級感を感じます。小さめのmouseのロゴが印字されているのみで、ゴテゴテした装飾はありません。

 

内面はキーボード部分がマットブラック、パームレスト部分は天板よりは濃い色のシルバーになっています。

ディスプレイ

ディスプレイは11.6インチ。解像度は1366×768ピクセルのHD画質。

小型で、解像度も最近のものとしては低めなので少し狭さは感じますが、ウェブ閲覧やOffice作業、ちょっとした写真作業などには特に問題がない大きさです。

上や横から急角度で覗くと画面の色が白っぽく見えたりしますが、ノートパソコンは通常正面から使うものなので、実用上で困る部分ではありません。

キーボード

キーボードはシボ加工された黒いプラスチック。少しテカリがある表面です。

 

コンパクトな筐体ながらも、文字キーの配列は自然で、Enterキーなども大きく押しやすい。キーの大きさはデスクトップマシンと比べると少しだけ小さい。

 

あえて指摘するなら、右Shiftキーがカーソルキーの向こう側になってしまっていて、普段ブラインドタッチで打っている人は上矢印キーに当たってしまうことがあります。またCtrlキーが最下段になっている点も戸惑う人がいるかもしれません。

 

キーの感触は軽めで落ちやすい。キーストロークは1mm以上あり、しっかりと押した感触があります。

 

キーボードの中央部分は強く打つと少したわむ感じがあります。もう少し強度があがればさらに打ちやすくなりそうです。次回はがんばってほしいポイント。

タッチパッド

タッチパッドは1プレート+2ボタン(1本のバーのように見えますが左右ボタンがあります)の構成。

 

ボタンがプレートに含まれている機種もありますが、小さな機種は誤って押してしまうこともよくあります。物理的に分かれている本品のようなもののほうが、操作性は明確で使いやすいですね。

ボタンは軽めで押しやすい。

ポート類

小さいながらも拡張ポートは豊富に搭載します。

  • USBポート 3つ(3.0 x1、2.0×2)
  • 有線LAN
  • HDMI
  • SDカードリーダ
  • VGA(D-SUB 15)

とくに古いプロジェクターなどでまだまだよく使われているVGA(D-SUB 15)ポートがあるのがポイント高いですね。

さらに汎用性の高いHDMIポートも搭載されているので、この小ささながら映像出力に関しては万全と言えるのではないでしょうか。

出先でのプレゼンなどで急に大画面やプロジェクターに接続したいときも、本体のみですぐに対応できるのであわてずに済みそうです。

消費電力も低い

最新の超省電力CPU Intel Celeron N3450を搭載。クアッドコア(4コア)を搭載するにもかかわらず、わずか4W(アイドル時)という白熱豆電球かと思うほどの駆動電力を実現。

長く作業をしていても底面はほんのり温かい程度で、低消費電力を実感できます。以前の小型機種では低温ヤケドをしそうなほど熱くなるものがありましたから、大きな進化です。

さらに本体の駆動時間にも大きく貢献。最長7時間(SSDモデル)という長時間使用が可能です。持ち歩いても半日は十分使えそうです。

また、最近の小型機種では珍しくバッテリ交換ができるのもポイント。予備のバッテリを持っていけば出張時でも安心です。

静粛性

熱くならないということはファンも静か。普段は耳を近づけてもほとんど聞き取れないほどのファン音です。図書館や車内など静かな環境でも気にせず使えます。

パワーを使う処理を長くかけてみましたが、最高温度でも「フィーーーン」という控えめな音で、まったく耳障りではありませんでした。

スペック

最も安いのは34,800円(税別)モデルとなりますが、ストレージ容量が32GBと、かなりギリギリの容量です。(MB-C250E2)

写真を管理したり、ビジネスでMicrosoft Officeなどを入れる予定の場合は、64GBの39,800円(税別)のモデルや、120GB SSDを搭載した44,800円(税別)のモデルをお勧めします。今回の体験機はこちらです。(MB-C250B1)

最上位のモデルはメモリが8GB、480GB SSDを搭載し、容量も速さも実現するモデルとなっています。(MB-C250X2-S5)

500GBや1TBのハードディスクモデルもありますが、容量は大きいのですが非常に遅く感じますので、大量の写真や動画などを扱う目的がなければ上記のSSDモデルをお勧めいたします。

今回のレビューモデル

項目 スペック
OS Windows 10 Home 64bit
CPU インテル® Celeron® プロセッサー N3450
CPUコア/スレッド数 4コア / 4スレッド
メモリ 4GB
メモリスロット (空きスロット) 1(0)
グラフィックス インテル® HD グラフィックス 500
ストレージ 120GB SSD
光学ドライブ なし
ディスプレイ 11.6インチ
解像度 1,366×768ピクセル
ポート類 USB x3、HDMI、VGA(D-SUB 15)、SDカードリーダ
Bluetooth あり
無線LAN(Wi-Fi) IEEE 802.11 ac/a/b/g/n
有線LAN あり
サイズ 292.4×204×23.2 (折り畳み時/ 突起部含まず)
重量 約 1.2kg

WTS的まとめ

非常にコンパクトで扱いやすいノートパソコンです。常にカバンに入れて持ち運ぶマシンとして、かなり良い選択だと思います。

もちろん家庭用として、子供用や寝室用など、ちょっとした目的で使うことも可能ですね。

わずか3万円ちょっとという価格もうれしい。子供の学習用としてもいい感じですね。

 

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■価格やスペックについて■

価格やスペック、オプション品、キャンペーン等は記事掲載時点(記事の掲載日付は最上部に掲載)での内容となります。構成内容は予告なく変更、終了する場合がございます。ご購入前には必ずスペックと価格を再度ご確認ください。