片手に乗るサイズながら拡張性も備えたミニパソコン ドスパラ Diginnos mini DM110-S3 レビュー

どうも太田アベル(@LandscapeSketch)です。

最近は小さなパソコンが増えてうれしいですね!たくさん置いても家が狭くなりません。(なぜたくさん置く?)

今日はドスパラから販売されている小型パソコン、「Diginnos mini DM110-S3 」をレビュー!

記事中の商品/サービス

スペック

OS Windows 10 Home 64bit のインストール
CPU インテル Core i3-6100 (デュアルコア/HT対応/定格3.70GHz/L3キャッシュ3MB)
グラフィック インテル HDグラフィックス530 (CPU内蔵)
メモリ 4GB DDR4 SO-DIMM (PC4-17000/4GBx1)
ハードディスク 【ハードディスク】 500GB (5400rpm)
光学ドライブ 光学ドライブ無し
マザーボード インテル H110 チップセット Mini-STXマザーボード

 

CPUはミドルクラスのCore i3を搭載。Windowsの操作感は非常にサクサクです。

メモリは4GBで、通常使用には十分ですが、オプションで最大32GBもの容量に拡張可能。大きな写真やデザインの編集、動画の編集に威力を発揮します。

ハードディスクは500GBで必要十分。オプションで最大2TBまで拡張できます。

僕としてはできれば高速な「SSD」のオプションが欲しかったところ。とはいえ、ケースを開けるのは非常にカンタンなので、技術力がある人なら自分で取り換えるのは容易でしょう。ちなみに最新のM.2コネクタも搭載しています。

片手サイズ

大きさは本当に片手サイズ。80.0(幅)×155.0(奥行き)×155.0(高さ)mmというサイズです。
15cm四方、厚さ8cmの箱を縦に置いたという感じですね。

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大きく、静かなファンを搭載

サイドには大きめの通気口が開けられています。内部には10cmファンと思われる大きめのファンも搭載。

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起動してみるとファンは常に回っているものの、非常に静かです。1mほど離れれば、意識しなければ聞こえないほどです。静かな室内でも気になることはないでしょう。

上面にも広いメッシュがあり、熱が上に逃げやすい。

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裏面。
ゴム足取り付けのくぼみもありますね。横置き(平置き)ももちろん可能。

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拡張性も十分

小型ながらUSBなどの拡張ポートは多めに装備しています。

USBは全面、背面あわせて、USB3.0が3ポート、USB2.0が3ポートの合計6ポート。さらに前面のポートは最新のUSB Type Cポートとなっています。

フロント側のUSBはサイドに2ポートがあります。

映像はDisplay Port、HDMI、D-SUB15(VGA)の3種類。このうちの2種類を同時に出力できます。(3つ同時使用はできません)
2画面を使えば、広い面積で作業もはかどります。

アンテナコネクタ

背面上部にはアンテナコネクタもあります。アンテナをつけるとより安定してWi-Fi機能を使うことができます。

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アダプタは大きめ

アダプタはけっこう大きめ。
120Wの電力を持っています。デスクトップ用のCPUを動かすには、やはりこのぐらいの電力容量は必要でしょう。

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設置イメージ

ディスプレイと並べてみました。(画面は21インチ)
通常サイズのデスクトップマシンと比べると、その小ささは歴然!非常にコンパクトなスペースに収まってしまいます。

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  • 社内のクライアントマシンとして
  • デモ用の持ち運べるマシンとして
  • 家の中の省スペースで使うマシンとして

さまざまな目的に活用できそうです。

WTS的まとめ

ドスパラからはさらに省スペースで、水筒そっくりの「CAN PC」も販売されています。(実機レビューはこちら

ただCAN PCは処理速度は遅めなので、仕事で実用的に使うとなると、このDM110が候補になるでしょう。写真編集やMicrosoft Officeなどの大型ソフトもスイスイ動かせます。