Lian-Li PC-Q10のトップファンを付ける!ケース内エアフローの改善を狙う

どうも太田アベル(@LandscapeSketch)です。

先日、メーカー許容サイズ以上のGTX 1080カードを無理やり取り付けた、マイ自作マシン。

Geforce が安くなったぞ!MSI GTX 1080 ARMOR 8G OCを大購入!だがケースに問題発生
先日発売となった、nVidiaの新しい最強GPU「GeForce GTX 1080 TI」。先日まで”最強”とされていたGeForce TITAN Xさえも上回...

 

外排気カードから内排気カードとなったことで、ケース内のエアフローをより強化しようと、トップファンを取り付けることにしました!

買ってきたのは超静音12cmファン「ENERMAX TBサイレンス UCTB12P」と、PWM対応の分岐ケーブル「オウルテック ファン用電源分岐ケーブル OWL-CBFN002」です。

作戦

先日交換したGTX 1080カード「GTX 1080 ARMOR 8G OC」は内排気タイプ。下部から吸い上げた空気で冷却し、熱い空気はそのままケース内に広がるので、熱が下にたまってしまうと想定しました。

加えて、カードの幅がケース幅ギリギリのため、空気が上に昇りずらいはず。

CPUと背面ケースファンで空気は横に送られているため、トップファンを加えることで下からの空気の持ち上げを速くし、よりすばやく排熱しようという作戦。

パーツ

買ってきたのは、現在背面ケースファンとしても活躍中の「ENERMAX TBサイレンス UCTB12P」。

12cmなのに超絶静か!しかも風量はけっこう多く、CPUとGPUのフルロード時でも大きな騒音は発生せず、かつしっかりと冷却してくれます。

 

コウモリの羽を参考に作られた、特許技術のBatwing Blade(バットウィングブレイド)を採用。真ん中がへこむ特殊な形状で、騒音を抑え、風量も普通のペラよりも多いという。

 

もう一つ。ファンの電源ピンが1個しかないので、分岐ケーブルも用意。PWMに対応した4ピンタイプです。ただし片方はセンサー情報が必要ありませんので、4ピンのうち2ピンだけ結線されています。

おもむろに取り付け

PC-Q10はトップにラジエターもしくはファンを付けることができます。
もともと12cmの大きさにネジ穴が開いているので、取り付けはカンタン。

 

ただし、今回は見た目重視で内側に取り付けるので、超狭くてむずかしい!ファンコネクタを挿すのに一苦労でした。(トップパネルはLEDの電飾がはい回っていて、はがさないと開けられない・・・)

起動!

起動してみました。

音はもちろん静か!ファンを付ける前、付けた後でほとんど音は変わりません。全体としても非常に静かに仕上がりました。

手をかざしてみると上面、背面でかなりの風量になっています。ケース全体の空気の流れがかなり多くなったはずです。詳細な温度測定はまた近いうちに発表します。

WTS的まとめ

まだまだ寒い季節(執筆時は3月)なので問題ありませんが、夏に向かって冷却対策はしっかりしておきたいものです。

GTX 1080を極小ケースでフル稼働させても問題ない、イイカンジの流れになったと思います。